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マチェイ スコルジャ監督 川崎戦試合後会見

2025明治安田J1リーグ 第13節 川崎フロンターレ戦 試合後のコメント

「非常に興味深い試合だったと思います。強度、そして戦術のレベルが非常に高い試合になりました。川崎は今シーズンでタイトル争いをするチームだと、私は思っています。そしてこのアウェイでの難しい試合で、6人の選手を前節から変えました。

15分、20分くらいたってから、ゲームコントロールができるようになったと思います。しかしその中で、もっと相手のスペースを使うことをしなければいけなかったと思います。川崎のディフェンスラインの背後が空いていて、(髙橋)利樹がそこに対して動き出していたのですが、そこを十分うまく活用できていなかったのかなと思います。

後半の早いタイミングで交代を行いましたが、それは利樹や(中島)翔哉が本日悪かったからではなく、クラブワールドカップの前にチェックしたいセットがあったからです。そして後半はFC東京戦の前半に近い形でプレーしました。しかし、リズムをつかむことはできませんでした。本日の後半の4人は、前節ほどいい連係を見せることができませんでした。

本日の試合の悪いところは、2失点目だったと思います。ゾーン1でのよくないビルドアップからの失点でした。しかしチーム全体で最後まで闘い、ラスト1秒というタイミングで同点ゴールを決めました。勝ち点1は十分ではないかもしれないですが、この試合の流れを考えれば、ポジティブだと言える部分です。

そして、最後までハードワークをしながら闘い続けた選手たちの努力に敬意を表したいと思います。また、この難しいアウェイの試合で、選手たちと共に最後まで闘ってくれたファン・サポーターの方々にも感謝します。本日お届けできたのは勝ち点1のみでしたが、この難しい相手のことを考えると、貴重な1ポイントだったかもしれません。

2日半で、また次の非常に難しいアウェイゲームが待っています。それに向けて、しっかりと準備をしたいと思います」

[質疑応答]
(もうすぐクラブワールドカップが始まるが、その準備や目標、クラブにとっての意味をお聞きしたい)
「クラブワールドカップは、浦和レッズにとっても歴史的な、唯一無二の大会と言えると思います。そしてこの新しいフォーマットで開催されるクラブワールドカップに、初めて参加します。大事な大会ですが、我々にとってはシーズンの真ん中で開催されるという難しさがあります。そしてクラブワールドカップに向かっていく道のりの中で、非常に重要なJリーグの試合が残っています。そのJリーグの試合自体が、クラブワールドカップに向けてのいい準備になると思います。たとえば、今日の試合がそうだったと思います」

(今日は思い切ってメンバーを変えたが、発見などはあったか?)
「全ては共有できませんが、私にとって非常に興味深い試合となりました。本日は初めて、ストライカー・トップ下に利樹・翔哉を起用しました。利樹はチアゴ(サンタナ)に近いタイプだと思いますが、そのチアゴ自身がクラブワールドカップに間に合うかどうか、まだはっきりと分かりません。それを考えたとき、利樹の準備も進めないといけないと思いました。そして本日は、非常にいいゲームをプレーしてくれたと思います」

(今日の試合を含め、3試合連続で途中出場の選手がゴールを決めたが?)
「いろいろな側面での発展が、今は加速しているという印象です。選手の集中力も高まっていると思います。そしてクラブワールドカップでそれぞれの選手がスタメンでプレーしたいという気持ちがあり、今ここで見せておかなければいけない、となっているのだと思います。

そして全員がハードワークしている中で、先ほどおっしゃったような状況が、メンタル的ないい状況をもたらしてくれると思います」

(ここ数年来、スローインでボールを失うことが多いが、その改善については?)
「今、そこが我々の強みになっていない、ということは理解しています。だからこそセットプレー担当のコーチがそういったトレーニングやアドバイスを与えているのですが、ときには選手個人の集中力の欠如によって、そういうことが起こることもあります。ただ、まだボールが五分五分のとき、マイボールになっていないときに、攻撃に移ろうとしている場面が多いのかなと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

マチェイ スコルジャ監督 川崎戦試合後会見

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