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マチェイ スコルジャ監督 広島戦試合後会見

2025明治安田J1リーグ 第12節 サンフレッチェ広島戦 試合後のコメント

「本日の立ち上がりは、サンフレッチェ広島のほうが良かったと思います。相手が最初の1分から非常にアグレッシブな良いプレーをしていましたので、我々にとって少し問題と言えるような時間となりました。

しかし、組織的なローディフェンスで相手にチャンスを作らせることはありませんでしたし、時間が経つにつれて前に出て行けるようになり、相手陣内でボールを持てるようになりました。

その後は両チームとも非常に戦術的なプレーをして、相手を抑えていたと思います。その流れの中で、我々はより相手を押し込めるようになり、ファイナルサードにボランチが入っていくような場面も増えてきました。(マテウス)サヴィオからサミュエル(グスタフソン)へのマイナスのボールは非常に惜しい場面でしたし、いいコンビネーションから(安居)海渡がペナルティーエリア内に進入したときも、あと少しでチャンスというところまでいきました。

後半も、立ち上がりは広島のほうが強度が高かったと思います。その中で、我々はカウンターからの場面を増やしていきました。そのカウンターの一つでサヴィオが素晴らしいプレーをして、(金子)拓郎のチャンスになり、非常に大事なゴールを決めてくれました。選手たちには拮抗した試合の中で、1ゴールが大事になってくるだろう、という話をしていました。

その後はゲームコントロールをしようとする時間帯でしたが、少し守備の位置が深かったかもしれません。ただ、相手もそこであまり多くのチャンスを作ることができませんでした。最後にダニーロ(ボザ)がライン上でクリアした場面以外は、抑えることができていたと思います。

今日の選手たちは、非常に高いレベルのチームワークを見せてくれました。これは非常にポジティブに捉えられると思います。そして難しい時間帯の中でのリアクションも良くなってきていると思います。広島ほど難しい相手に対してこれができたことは、選手たちの自信にもつながると思います」

[質疑応答]
(前後半で数回、自陣でしてはいけないようなミスがあったと思うが?)
「その通りで、ゾーン1でのミスが多すぎたと思います。本日の試合でよくなかった点を挙げるとしたら、トップ3に入ると思います。広島は、立ち上がりから30分間はマンツーマンで非常に強度の高いプレスをかけてくるので、特にゾーン1では気をつけてプレーしなくてはいけない、という話はしていました。我々のミスを相手がもっとうまく生かしていれば、という場面もありましたので、幸運だったと思います」

(相手のやり方は湘南ベルマーレや柏レイソルと少し似ていたと思うが、それに対してうまく対応できたことは成長だと思う。チームへの働きかけや、このゲームで繰り返さないよう気をつけたことは?)
「湘南戦の前半は、今シーズンのワーストと言える時間だったと思います。相手の高い強度のプレスに対応しきれず、諦めかけているような時間だったと思います。そういう相手に対して闘おうとしていないような姿があり、私にとっては悲惨だと言えるようなものでしたので、それは避けたいと思っていました。

そのときと比べ、本日は何が改善していたかというと、ディフェンスラインと中盤、特に中央での関係性が良くなっていたと思います。中央が安定することは、攻撃の選手にとってもいい状況だと思います。

そして、攻から守の切り替えも非常に良くなっていると思います。特にウイングの拓郎とサヴィオが、そこで素晴らしい仕事を見せてくれています。

もちろん今後のゲームでは、よりリスクを冒しながら攻めていくことも行いたいと思っていますが、同時にFIFAクラブワールドカップまでに、できるだけ多くの勝ち点を取っていきたいと思います」

(金子拓郎選手がレッズ加入後初ゴールを挙げた。これまでは貢献度が高いながらも数字が残せなかったが、今日の試合での評価は?)
「拓郎にとって、非常に大事な瞬間だったと思います。以前彼と話していたときに『まだ点が取れていない』と言っていましたので、ここで点が取れたことで、さらに落ち着いたプレーができると思います。そして練習で見ていても、常にハードワークする選手ですので、今日は数字を残しましたが、この数字を大きくしていけると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

マチェイ スコルジャ監督 広島戦試合後会見

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