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曺 貴裁監督 福岡戦試合後会見

2026/27明治安田J1リーグ 第5節 アビスパ福岡戦 試合後のコメント

「ミッドウィークにもかかわらず、浦和からたくさん来ていただいたファン・サポーターのみなさんに対して、劇的な勝ち方をして勝ち点3をプレゼントできたことは良かったと思います。今日は高温多湿で両チームともタフなコンディションの中での試合でしたが、前半に1点を取った後の2失点は、自分たちの現状を表していると思います。相手のチームが何かを変えてきたというよりは、自分たちの注意力不足とか、そういうものでやすやすと失点してしまうところは、今シーズンの5試合を通して見られた現象です。監督としてそのことに見向きもしていないわけではないですが、まだまだ指導力不足を感じます。

ただ、この前の横浜F・マリノスさんとの試合、FC町田ゼルビアさんとの試合、それから今日の試合と、後半のホイッスルが近づけば近づくほど自分たちの足が止まらず前に出ていく力が出て来たことは、浦和レッズとしてひとつの新しい武器だと思います。そのことを担保できるのであれば、やはりそれまでの60分、70分をもう少しソリッドに戦わなければいけません。

もちろん一生懸命やっているのは間違いないですし、そこは監督として指導力不足を感じています。ただ、諦めずに交代で出た選手、今日は(オナイウ)阿道が最後に劇的なゴールを決めて、林(幸多郎)も2点目を決めましたが、チームとしては非常にいい流れになってきたかな、と思います。

開幕3試合で、自分たちにも勝ち運があった試合を勝ち点ゼロで終えてしまっていたので、この勝利に満足するわけにはいかないですし、中3日で2025シーズン王者であり、ここ最近のJリーグを引っ張ってきた鹿島アントラーズさんと対戦するので、それに向けてしっかりと準備したいと思います」

【質疑応答】
(後半、瀬古 樹選手と安居海渡選手を並べるような立ち位置に変えた理由は?)
「福岡さんが予想以上に我々の1人のMFの脇のこぼれ球を戦略的に狙ってきたところがあり、後半は負けている状況で、福岡さんがさらにその形を徹底してくるなと思っていました。

今日の後半で始めた形は、試合や練習試合とかでもそんなに多くやっていたわけではないのですが、自分たちの強みとして、配置や形を変えても自分たちの前に行く力や多彩さが消えるものではないので、相手のチームに研究された後に何もできないチームではなく、試合の中で変化できる、そういう作りをしてきました。

どういう形が彼らに最適なのか、サッカーはシステムでするものではないのですが、その配置の最適解をその都度その試合で見つけるのは、監督として大事な仕事です。次の鹿島戦ではまた違った選手が違った形になる可能性もありますが、一番いい形を自分たちで準備して臨みたいと思います」

(前半で渡邊凌磨選手を代えて南野遥海選手を起用した狙いは?)
「(渡邊)凌磨は天皇杯も含めて連戦を続けてきたので、コンディション的なものも含めて、早めの交代というのは自分の頭の中にありました。負けていましたし、交代は(ハーフタイムを除いて)3回しかできないですから、ハーフタイムに1回、1人2人使うというのは、戦略として珍しい形ではないと思います。

誰を代えるか、誰は絶対変わらないか、というふうに考えているわけではないので、あの時点ではああいう交代になった、ただ単純にそれだけだと思います」

(前半に2失点したが、後半はそれほど決定的なチャンスを作られなかったと思うが?)
「前半は少し、相手の3バックの右と左の選手に誰がプレスに行くのかがハッキリしないで、押し込まれた中でセカンドボールを拾われてクロスを上げられるという、福岡さんの十八番のような形に持ち込まれたのですが、後半はそこを修正して臨みました。もちろんそれによって良くなったのですが、横浜FM戦や町田戦、その前のガンバ大阪戦も含めて、後半になると良化するのは、監督として臨み方がどうだったのか、と思うところもあります。

ただ今日に関しては、失点するまでの前半25分は、ある意味で素晴らしい展開でした。そこからいきなり奈落の底に落ちるようなプレーになってしまうというのが、チームの現状を表しているような感じがします。ジャブなしのストレートを打たれて失点するような、ガードが今まであったのになんで下げてしまうんだろうと、そういうところはチームの課題かなと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア】

曺 貴裁監督 福岡戦試合後会見

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