MENU

NEWS

ACL グループステージ MD1 vs 武漢三鎮「終了間際のゴールで勝ち点を持ち帰る」

20日、浦和レッズはアウェイの武漢体育中心体育場でAFCチャンピオンズリーグ2023/24 グループステージ MD1 武漢三鎮戦に臨んだ。

レッズは、前半に失点を喫しながら後半開始早々にブライアン リンセンのゴールで同点に追いついたものの、PKで失点し、再びリードを許してしまう。しかし諦めずに攻撃を仕掛け続けると、90+4分にホセ カンテのゴールで追いつき、2-2で引き分けた。

4度目のアジア制覇と連覇を目指すレッズは、グループステージ初戦の立ち上がりからアグレッシブな闘いを見せた。

ペースを握りながらも10分と早い時間帯に失点してしまったが、その後も相手を押し込んでいく。ボールを失ってもプレッシングや球際での激しい闘い、セカンドボールの回収ですぐに奪い返しながら、まずは同点ゴールを狙っていった。

25分には岩尾の縦パスを受けたリンセンがドリブルで相手2人をかわしながらエリア内に侵入してシュート、27分にはエリア内で伊藤敦樹の折り返しを安居海渡が右ポスト直撃のシュートを放つなど、攻撃を仕掛けていく。

ボールを支配しながらカウンターを受けることもあったが、ディフェンスラインの裏に抜けてきたボールを西川周作が飛び出して抑えれば、突破されれば決定的なピンチになる1対1の場面で警告を受けていた岩波拓也が積極的な守備でボールを奪取。前半のうちに同点に追いつくことはできなかったが、追加点は許さなかった。

岩波、髙橋利樹、大畑歩夢に代わってマリウス ホイブラーテン、関根貴大、明本考浩がピッチに入った後半も立ち上がりから攻勢に出る。すると55分、右サイドで相手を引きつけた明本のショートパスをフリーで受けた安居がクロスを送ると、リンセンが相手DFの上をいくジャンピングヘッドで合わせてゴール。同点に追いついた。

しかしその直後、レッズのゴール前での守備がVAR(ビデオ アシスタント レフェリー)と主審のオン フィールド レビューの確認の結果、PKの判定となってしまう。西川は自身の右に飛んできたボールに反応したものの、ボールはポストに当たりながらゴール。再びビハインドを背負うことになった。

リードして自陣に引いて守る武漢三鎮に対し、レッズの選手たちはパスをつなぎながらの中央突破、サイドに広げてからのクロス、ロングボールなどさまざまな攻撃パターンで同点を目指していく。ボールを失ってもすぐに奪い返し、多くの時間を攻撃に費やした。

そして複数回のVAR(ビデオ アシスタント レフェリー)や主審のオンフィールド レビューによって10分となったアディショナルタイムが3分を経過してすぐだった。

敵陣でパスをつなぐと、ショルツのパスを右サイドで受けた小泉佳穂がクロスを上げると、伊藤が落としたボールをリンセンがシュート。これは相手に弾かれたが、こぼれ球に反応したのはホセ カンテだった。左足を振り抜くと、ボールは強烈な勢いでゴールに突き刺さり、再び同点に追いついた。

それから5分以上あったアディショナルタイムは攻撃に出ながらも冷静さも失わずに試合を進め、試合は2-2で終了。2度リードを奪われる展開ながら、アウェイでしっかりと勝ち点1を手にした。

次戦は、9月24日にアウェイのパナソニック スタジアム 吹田で行われる、明治安田生命J1リーグ 第28節 ガンバ大阪戦となる。

【安居海渡】
(試合全体を振り返って)
「失点の仕方が悪かったので、そこは直したいところですが、そういう中でもしっかりと2点取れたことは良かったと思っています」

(1点目は安居選手のクロスがゴールにつながったが、振り返ってどうだったか?)
「明本(考浩)選手が頑張って粘ってくれて、自分のところに転がしてくれましたので、自分は余裕を持って蹴ることができました。あの場所に入ってきてほしいという願いを込めて速いボールを入れたので、(ブライアン)リンセン選手が入ってきて決めてくれたことに感謝したいです」

(敵地のACLはどんな闘いだったか?)
「ピッチもそうですし、環境が違うアウェイなので難しいところはありましたが、自分の中で楽しんでプレーすることができました。今後もアウェイはあるので、楽しんでいきたいです」

(アウェイの雰囲気の中、個人として攻守においてできたことも多かったと思うが、手応えはどうか?)
「シュートシーンもありましたし、決めなければいけないと思いますし、そういうところは課題でもありつつ、守備に関してはしっかりと止めることもできたのでよかったと思います」

(今回の経験を今後にどうつなげていきたいか?)
「この勝ち点1が今後大きく関わってくると思っています。この勝ち点1が自分たちにとって大事な勝ち点1だと捉えて、残りの5試合はしっかりと勝ち点3を取れるように闘っていきたいです」

その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

ACL グループステージ MD1 vs 武漢三鎮「終了間際のゴールで勝ち点を持ち帰る」 ACL グループステージ MD1 vs 武漢三鎮「終了間際のゴールで勝ち点を持ち帰る」 ACL グループステージ MD1 vs 武漢三鎮「終了間際のゴールで勝ち点を持ち帰る」 ACL グループステージ MD1 vs 武漢三鎮「終了間際のゴールで勝ち点を持ち帰る」

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ