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At the conclusion of the Great East Japan Earthquake Support Project "Heart-full Soccer in Tohoku"

2011年の東日本大震災の発生を契機に始まった「東日本大震災支援プロジェクト・ハートフルサッカーin東北」は今年で15年目を迎えました。

時が経つにつれ、被災地の風景は日々変わりつつありますが、あの日の記憶とともに、今もなお困難な状況に直面している方々がいることを忘れてはなりません。改めて、震災の犠牲になられたみなさまのご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた全てのみなさまに心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の復興に向けて尽力されている全てのみなさまに、深く敬意を表します。

浦和レッズは震災直後から、復興支援の一環として、「国連の友アジア―パシフィック」と連携し、東日本大震災等支援プロジェクトを継続してまいりました。ホームゲーム開催時の「東日本大震災等支援金募金活動」や「復興支援活動の写真展」の開催、そして2011年より継続して実施をしている「ハートフルサッカーin東北」では、これまで15年間で6,400名以上の子どもたちに向けてサッカー交流会を開催し、サッカーを通じた「こころ」のケアを行うなど、さまざまな支援の形をとりながら、被災地のみなさまとのつながりを大切にしてきました。これらの活動を通じて、子どもたちが笑顔を取り戻し、サッカーを楽しむ姿は、私たち自身の大きな力となっております。

こうして2011年7月より、被災地で支援活動を続けてまいりました「ハートフルサッカーin東北」は、2025年10月の訪問をもって、このたび一つの区切りを迎えることといたしました。振り返れば、被災地で出会った一人ひとりの笑顔や言葉に励まされ、私たち自身がたくさんの力をいただいてまいりました。被災地での日々は、微力ながら「支える」心持ちでありながら、実はそれ以上に私たちの活動を「支えていただいた」日々でもあったように思います。

ここまで続けてこられたのは、この活動に共感いただき、共に歩んでくださった仲間、そして応援してくださったみなさまのおかげです。心より感謝申し上げます。

「ハートフルサッカーin東北」の活動は一つの区切りを迎えますが、「浦和レッズ杯山田町ハートフル少年サッカー大会」については、「交流と成⾧」の一環とし、浦和レッズジュニアチームを中心に今後も参加を継続してまいります。また引続きハートフルクラブも携わりながら次世代を担う子どもたちの交流の場、サッカー技術の向上、地域活性化を目的に継続してまいります。
この活動を通じ得たつながりや学びは、これからも私たちの中に生き続けていきます。

15年間のご縁に、心からの感謝を込めて。
これからもみなさまと共に、支え合いながら未来へ歩んでまいります。

At the conclusion of the Great East Japan Earthquake Support Project "Heart-full Soccer in Tohoku"

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