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マチェイ スコルジャ監督 東京V戦試合後会見
2025明治安田J1リーグ 第32節 東京ヴェルディ戦 試合後のコメント
「いいスタートを切って支配しながら、両サイドのハーフスペースをうまく使えたと思います。サミュエル(グスタフソン)、(中島)翔哉、(マテウス)サヴィオから背後へのボールが出たのですが、タイミングが少し合わない場面があったりしました。たとえば(金子)拓郎のいい動きがあったけれどもサヴィオのパスが少し遅れてしまってタイミングが合わなかった、ということもありました。また、本日の試合では(松尾)佑介が相手の背後に斜めに走ることを狙っていましたが、非常によくやってくれたと思います。
ファイナルサードまでは行くことができましたが、そこからのラストパスやシュートが足りませんでした。たとえば、佑介のシュートのようなシーンです。ゲームコントロールはよくできていたと思いますし、ボールを失ったときにそのままプレスをかけるゲーゲンプレスもうまくはまっていたと思いますので、相手陣内でボールを奪い返して攻撃を続けることもできたと思います。
後半に入ってからも、やり方は変えませんでした。数分たってから、イサーク(キーセ テリン)をペナルティーエリア内のターゲットマンとして入れました。それまでの時間でもいいクロスはありましたが、それに合わせてシュートを打つ場面がありませんでしたので、イサークをフィニッシャーとして投入しました。
その後、周りの攻撃の選手の疲れが少し見えてきましたので、(渡邊)凌磨を左ウイング、攻撃的な左サイドバックとしてオギ(荻原拓也)を入れて、クロスをたくさん供給することを狙いました。そして、そこまで素晴らしい仕事をしてくれていた(柴戸)海も少し疲れてきましたので、そこに(安居)海渡を入れました。サヴィオは、特に前半は非常に良かったと思います。攻撃だけではなく、クロスの対応のときの、大外のケアがしっかりできていたと思います。海渡の投入と、(早川)隼平がトップ下、そして左ウイングでプレーしましたが、それはプレーの強度を上げるためでした。
ビルドアップは非常にうまくいったと思いますし、ロングボール、ダイアゴナルボールや細かいコンビネーションでファイナルサードまで進入できましたが、ラストパスのところが足りませんでした。それは本日の東京Vの守備が非常に良かったのもひとつの理由だと思います。本日は東京Vが守備でミスを犯さずしっかりと守っていた中で、我々にチャンスが生まれそうなところはディフェンスラインの前のスペースでしたが、そこを使うのは非常に困難でした。サヴィオ、佑介、隼平など、ロングシュートを打ったりもしていましたが、東京Vはスタッツ通り被ゴール期待値が非常に低いチームで、チャンスを作りにくいチームでした。
しかし結局は重要な結果を残すことができず、ファン・サポーターの方々にとっても我々にとっても、残念な試合になりました。本日も無得点で終わってしまいましたが、そこを変えなければならない状況です。選手たちはハードワークをして、チャンスをしっかりと作ってくれていると思います。しかし決定力のところが本日も欠けていました。ここ4試合無得点で終わっていますので、レッズの選手たちの質を考えれば、そこは必ず変えるべきところだと思います」
[質疑応答]
(今シーズンのレッズはPKが1本もないが、相手をペナルティーエリア内で慌てさせるようなプレーができていないのではないか?)
「攻撃的にプレーしようとし、実際にそれは実行できていると思います。ただ、リーグで32試合プレーしてPKがゼロ、今シーズンは(FIFAクラブワールドカップの)CAリーベル・プレート戦での1本のみとなっています。
これはあまり言い訳にはしたくありませんが、ダニーロ ボザが倒された場面は、映像を分析しているスタッフからは『PKだったのではないか』という話がありました。その瞬間を細かく分析することができないままで、その笛が吹かれないままになってしまいました。
しかし確かに、ペナルティーエリア内での球際などでは、よりシャープにプレーすべきかもしれません」
(クロスボールのときの中の動きで、金子拓郎選手がニアに低いクロスを上げたときにファーにしか選手がいなくてニアに入ってくる選手がいない、ということが散見されていたが、その点については?)
「そのときは金子のクロスがよくないとは思いましたが、相手キーパーが触っていたと思います。ほぼ同じ場面の話をしていると思いますが、キーパーが触ることによって軌道が変わってしまったと思います。マリウス(ホイブラーテン)のダイアゴナルロングボールから、そしてタカ(関根貴大)とのコンビネーションから2回、拓郎からいいボールが上がっていたと思いますし、それはシュートで終わらせる場面だったと思います。しかし、東京Vの選手たちがレッズの選手たちをしっかりとつかまえていて、マイナスのボールしかチャンスがないような状況でした。カットバックでペナルティーエリアのライン付近にマイナスのボールを入れたほうがチャンスになったかもしれません」
(インスイングのクロスのときはどうか?)
「インスイングクロスのときの、チームルールはあります。本日は確かに、そのルールが実行されていなかった場面がありました」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「いいスタートを切って支配しながら、両サイドのハーフスペースをうまく使えたと思います。サミュエル(グスタフソン)、(中島)翔哉、(マテウス)サヴィオから背後へのボールが出たのですが、タイミングが少し合わない場面があったりしました。たとえば(金子)拓郎のいい動きがあったけれどもサヴィオのパスが少し遅れてしまってタイミングが合わなかった、ということもありました。また、本日の試合では(松尾)佑介が相手の背後に斜めに走ることを狙っていましたが、非常によくやってくれたと思います。
ファイナルサードまでは行くことができましたが、そこからのラストパスやシュートが足りませんでした。たとえば、佑介のシュートのようなシーンです。ゲームコントロールはよくできていたと思いますし、ボールを失ったときにそのままプレスをかけるゲーゲンプレスもうまくはまっていたと思いますので、相手陣内でボールを奪い返して攻撃を続けることもできたと思います。
後半に入ってからも、やり方は変えませんでした。数分たってから、イサーク(キーセ テリン)をペナルティーエリア内のターゲットマンとして入れました。それまでの時間でもいいクロスはありましたが、それに合わせてシュートを打つ場面がありませんでしたので、イサークをフィニッシャーとして投入しました。
その後、周りの攻撃の選手の疲れが少し見えてきましたので、(渡邊)凌磨を左ウイング、攻撃的な左サイドバックとしてオギ(荻原拓也)を入れて、クロスをたくさん供給することを狙いました。そして、そこまで素晴らしい仕事をしてくれていた(柴戸)海も少し疲れてきましたので、そこに(安居)海渡を入れました。サヴィオは、特に前半は非常に良かったと思います。攻撃だけではなく、クロスの対応のときの、大外のケアがしっかりできていたと思います。海渡の投入と、(早川)隼平がトップ下、そして左ウイングでプレーしましたが、それはプレーの強度を上げるためでした。
ビルドアップは非常にうまくいったと思いますし、ロングボール、ダイアゴナルボールや細かいコンビネーションでファイナルサードまで進入できましたが、ラストパスのところが足りませんでした。それは本日の東京Vの守備が非常に良かったのもひとつの理由だと思います。本日は東京Vが守備でミスを犯さずしっかりと守っていた中で、我々にチャンスが生まれそうなところはディフェンスラインの前のスペースでしたが、そこを使うのは非常に困難でした。サヴィオ、佑介、隼平など、ロングシュートを打ったりもしていましたが、東京Vはスタッツ通り被ゴール期待値が非常に低いチームで、チャンスを作りにくいチームでした。
しかし結局は重要な結果を残すことができず、ファン・サポーターの方々にとっても我々にとっても、残念な試合になりました。本日も無得点で終わってしまいましたが、そこを変えなければならない状況です。選手たちはハードワークをして、チャンスをしっかりと作ってくれていると思います。しかし決定力のところが本日も欠けていました。ここ4試合無得点で終わっていますので、レッズの選手たちの質を考えれば、そこは必ず変えるべきところだと思います」
[質疑応答]
(今シーズンのレッズはPKが1本もないが、相手をペナルティーエリア内で慌てさせるようなプレーができていないのではないか?)
「攻撃的にプレーしようとし、実際にそれは実行できていると思います。ただ、リーグで32試合プレーしてPKがゼロ、今シーズンは(FIFAクラブワールドカップの)CAリーベル・プレート戦での1本のみとなっています。
これはあまり言い訳にはしたくありませんが、ダニーロ ボザが倒された場面は、映像を分析しているスタッフからは『PKだったのではないか』という話がありました。その瞬間を細かく分析することができないままで、その笛が吹かれないままになってしまいました。
しかし確かに、ペナルティーエリア内での球際などでは、よりシャープにプレーすべきかもしれません」
(クロスボールのときの中の動きで、金子拓郎選手がニアに低いクロスを上げたときにファーにしか選手がいなくてニアに入ってくる選手がいない、ということが散見されていたが、その点については?)
「そのときは金子のクロスがよくないとは思いましたが、相手キーパーが触っていたと思います。ほぼ同じ場面の話をしていると思いますが、キーパーが触ることによって軌道が変わってしまったと思います。マリウス(ホイブラーテン)のダイアゴナルロングボールから、そしてタカ(関根貴大)とのコンビネーションから2回、拓郎からいいボールが上がっていたと思いますし、それはシュートで終わらせる場面だったと思います。しかし、東京Vの選手たちがレッズの選手たちをしっかりとつかまえていて、マイナスのボールしかチャンスがないような状況でした。カットバックでペナルティーエリアのライン付近にマイナスのボールを入れたほうがチャンスになったかもしれません」
(インスイングのクロスのときはどうか?)
「インスイングクロスのときの、チームルールはあります。本日は確かに、そのルールが実行されていなかった場面がありました」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
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