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マチェイ スコルジャ監督 福岡戦試合後会見
2025明治安田J1リーグ 第23節 アビスパ福岡戦【MATCH PARTNER ポラスグループ】 試合後のコメント
「立ち上がりは非常に良かったと思います。アグレッシブに相手に寄せ、ハイプレスをかけ、チャンスにつながりそうなところまで行きました。立ち上がりのところでの(マテウス)サヴィオから(金子)拓郎へのアーリークロスのときに、もっとできたことがあったのではないかと感じています。
その後はより拮抗するような流れになり、両チームともゾーン2でプレーする機会が増えました。その中で相手が作ったチャンスはいずれも、我々の個人のミスからのものでした。
後半も立ち上がりはハイプレスをかけに行きましたが、相手GKが高い位置を取ってビルドアップに参加していましたので、立ち上がりの何分かを過ぎた後は、ミドルゾーンで一度構えて、そこから出ていく形にしました。それは選手たちの現在のフィジカルコンディションを考えて、消耗させないためのものでした。その中で何度かボールを回収することができたのですが、それをいいカウンターにつなげることができませんでした。本日、アビスパ福岡のセンターバックは3人とも非常に好調で、我々はそれを破ることができませんでした。
そして試合の終盤の交代でもう一度ハイプレスをかけるようにしましたが、その中でサヴィオがペナルティーエリア内で倒れる場面がありました。サヴィオ本人は『コンタクトがあった』ということでしたが、レフェリーはチェックをして、ファウルはなかったという話でした。もちろん我々は、レフェリーの判定を尊重しないといけません。
試合の終盤で、(アビスパ福岡は)前節の京都サンガF.C.戦でもそうでしたが、背の高い選手を前線に入れてきました。京都戦では最後に2点を奪った形です。それも見ていましたので、最後の交代枠1枚をどうするかは少し悩みました。
それまでチームとして相手の3バックを突破することができていませんでしたので、最後は(中島)翔哉の個人プレーに懸けてみました。実際、翔哉から左のタカ(関根貴大)へのボールもありました。しかし本日は、アタッキングサードでの効果的なプレーがあまりできませんでした。そして相手は背丈のある選手を前線に入れて、そこを利用しようとしてきました。我々にとって、楽な状況ではありませんでした。
前半の(ダニーロ)ボザのミス1回を除けば、(西川)周作もディフェンスラインも、本日は非常にいい仕事をしてくれたと思います。そのおかげで、失点をすることはありませんでした。
本日の試合で首位との差をより詰めることを望んで挑んだ試合でしたので、それが少ししかできなかったことを残念に感じています。しかし、相手も非常に良いプレーをしていた中で、頑張って勝ち取った勝ち点1でもあります」
[質疑応答]
(今日はチアゴ サンタナ選手を久々に先発起用して、前半彼に入れたボールを打ち負かされてしまったと思うが、彼がボールを受けに来るときに背後に抜ける選手がいなかった部分も難しかった要因だったのでは?)
「立ち上がりは、相手の強いプレスがかかるという予測の元、チアゴ(サンタナ)がボールを受けに降りてきたときに、トップ下、もしくはウイングが裏に抜けるというゲームプランでした。しかし全体的に少し下がってしまい、裏に抜けるには少し距離が遠かったと思います。
特にサヴィオが低い位置を取っていましたので、20分がたった頃にやり方を変えて、サヴィオがライン間を使い、チアゴが裏やサイドのスペースに向けていくという指示を出しました。それはチアゴの得意なプレーでもあります。1戦目の福岡戦の映像を見返して、前半が非常に良かったと思いますが、その中でチアゴが何度も裏に抜ける動きをしていました」
(レッズは0-0で終わりたくなかったと思うが、福岡が後ろで長い時間ボールをキープしていることで、攻撃の時間が減ってしまう。どこで勝負をかけてボールを奪いに行くのかが難しかったと思うが?)
「短い期間での3連戦の、3戦目でした。選手たちの姿を見て、後半は私が、後半の途中からミドルゾーンで構える指示を出しました。なぜならGKが高い位置を取って、我々がハイプレスをかけようとしても剥がされてしまう場面が続いていたからです。
相手ボランチが高い位置を取りますが、こちらのボランチは相手のシャドーを警戒して、そこにつくことができませんでした。もちろん、そこは勇気を持ってサミュエル(グスタフソン)や(安居)海渡が相手のボランチに出ていくことも必要だと思いますが、それを90分やり続けることも難しいと思いました。
相手にボールを持たせてミドルゾーンで構えて待っている、と映ったかもしれませんが、実際はその中で3、4回は相手からボールを奪取する場面がありましたし、それを狙っていました。
そして(松本)泰志、トモ(大久保智明)をピッチに送り出したときは、もう一度ハイプレスをかけようと指示を出しました」
(短期間での3連戦で、当初考えていた勝ち点と実際得た勝ち点については?)
「もちろん、我々はこの3試合で勝ち点9を取ることを目指していました。クラブワールドカップが終了した時点での我々の目的は、流れを変えることでした。かなり長い期間、勝利から離れてきたからです。3試合で勝ち点4というのは、我々が望んでいたものではありません。
パフォーマンスに関しては、FC東京戦の後半が残念に思いますが、それ以外はチームがベストを尽くしている姿を見ました」
(残り14試合で優勝を目指して、選手補強も含めて、どのようにすれば勝ち点を増やせると考えているか?)
「たくさんの側面があります。監督としての私にできることは、アウェイでいかに勝ち点を拾うか、というところです。今までのアウェイでの結果の流れを、チームとしていかに変えられるか、です。それがなければ、今シーズンで成功することはないと思います。
また、(渡邊)凌磨の怪我が長引くことがないことを願っています。今年も2節で怪我をして、不在の間はあまり勝つことができていませんでした。そして、新たな獲得に関しては我々も動いていますし、それが成功することを願っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「立ち上がりは非常に良かったと思います。アグレッシブに相手に寄せ、ハイプレスをかけ、チャンスにつながりそうなところまで行きました。立ち上がりのところでの(マテウス)サヴィオから(金子)拓郎へのアーリークロスのときに、もっとできたことがあったのではないかと感じています。
その後はより拮抗するような流れになり、両チームともゾーン2でプレーする機会が増えました。その中で相手が作ったチャンスはいずれも、我々の個人のミスからのものでした。
後半も立ち上がりはハイプレスをかけに行きましたが、相手GKが高い位置を取ってビルドアップに参加していましたので、立ち上がりの何分かを過ぎた後は、ミドルゾーンで一度構えて、そこから出ていく形にしました。それは選手たちの現在のフィジカルコンディションを考えて、消耗させないためのものでした。その中で何度かボールを回収することができたのですが、それをいいカウンターにつなげることができませんでした。本日、アビスパ福岡のセンターバックは3人とも非常に好調で、我々はそれを破ることができませんでした。
そして試合の終盤の交代でもう一度ハイプレスをかけるようにしましたが、その中でサヴィオがペナルティーエリア内で倒れる場面がありました。サヴィオ本人は『コンタクトがあった』ということでしたが、レフェリーはチェックをして、ファウルはなかったという話でした。もちろん我々は、レフェリーの判定を尊重しないといけません。
試合の終盤で、(アビスパ福岡は)前節の京都サンガF.C.戦でもそうでしたが、背の高い選手を前線に入れてきました。京都戦では最後に2点を奪った形です。それも見ていましたので、最後の交代枠1枚をどうするかは少し悩みました。
それまでチームとして相手の3バックを突破することができていませんでしたので、最後は(中島)翔哉の個人プレーに懸けてみました。実際、翔哉から左のタカ(関根貴大)へのボールもありました。しかし本日は、アタッキングサードでの効果的なプレーがあまりできませんでした。そして相手は背丈のある選手を前線に入れて、そこを利用しようとしてきました。我々にとって、楽な状況ではありませんでした。
前半の(ダニーロ)ボザのミス1回を除けば、(西川)周作もディフェンスラインも、本日は非常にいい仕事をしてくれたと思います。そのおかげで、失点をすることはありませんでした。
本日の試合で首位との差をより詰めることを望んで挑んだ試合でしたので、それが少ししかできなかったことを残念に感じています。しかし、相手も非常に良いプレーをしていた中で、頑張って勝ち取った勝ち点1でもあります」
[質疑応答]
(今日はチアゴ サンタナ選手を久々に先発起用して、前半彼に入れたボールを打ち負かされてしまったと思うが、彼がボールを受けに来るときに背後に抜ける選手がいなかった部分も難しかった要因だったのでは?)
「立ち上がりは、相手の強いプレスがかかるという予測の元、チアゴ(サンタナ)がボールを受けに降りてきたときに、トップ下、もしくはウイングが裏に抜けるというゲームプランでした。しかし全体的に少し下がってしまい、裏に抜けるには少し距離が遠かったと思います。
特にサヴィオが低い位置を取っていましたので、20分がたった頃にやり方を変えて、サヴィオがライン間を使い、チアゴが裏やサイドのスペースに向けていくという指示を出しました。それはチアゴの得意なプレーでもあります。1戦目の福岡戦の映像を見返して、前半が非常に良かったと思いますが、その中でチアゴが何度も裏に抜ける動きをしていました」
(レッズは0-0で終わりたくなかったと思うが、福岡が後ろで長い時間ボールをキープしていることで、攻撃の時間が減ってしまう。どこで勝負をかけてボールを奪いに行くのかが難しかったと思うが?)
「短い期間での3連戦の、3戦目でした。選手たちの姿を見て、後半は私が、後半の途中からミドルゾーンで構える指示を出しました。なぜならGKが高い位置を取って、我々がハイプレスをかけようとしても剥がされてしまう場面が続いていたからです。
相手ボランチが高い位置を取りますが、こちらのボランチは相手のシャドーを警戒して、そこにつくことができませんでした。もちろん、そこは勇気を持ってサミュエル(グスタフソン)や(安居)海渡が相手のボランチに出ていくことも必要だと思いますが、それを90分やり続けることも難しいと思いました。
相手にボールを持たせてミドルゾーンで構えて待っている、と映ったかもしれませんが、実際はその中で3、4回は相手からボールを奪取する場面がありましたし、それを狙っていました。
そして(松本)泰志、トモ(大久保智明)をピッチに送り出したときは、もう一度ハイプレスをかけようと指示を出しました」
(短期間での3連戦で、当初考えていた勝ち点と実際得た勝ち点については?)
「もちろん、我々はこの3試合で勝ち点9を取ることを目指していました。クラブワールドカップが終了した時点での我々の目的は、流れを変えることでした。かなり長い期間、勝利から離れてきたからです。3試合で勝ち点4というのは、我々が望んでいたものではありません。
パフォーマンスに関しては、FC東京戦の後半が残念に思いますが、それ以外はチームがベストを尽くしている姿を見ました」
(残り14試合で優勝を目指して、選手補強も含めて、どのようにすれば勝ち点を増やせると考えているか?)
「たくさんの側面があります。監督としての私にできることは、アウェイでいかに勝ち点を拾うか、というところです。今までのアウェイでの結果の流れを、チームとしていかに変えられるか、です。それがなければ、今シーズンで成功することはないと思います。
また、(渡邊)凌磨の怪我が長引くことがないことを願っています。今年も2節で怪我をして、不在の間はあまり勝つことができていませんでした。そして、新たな獲得に関しては我々も動いていますし、それが成功することを願っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
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