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西川「5万人以上のファン・サポーターが来てくれてアドレナリンが出るし、本当にみなさんに支えられていると思う」
3日、明治安田J1リーグ 第14節 東京ヴェルディ戦【MATCH PARTNER メディカル・ケア・サービス】を終え、公式戦800試合出場となる試合をクリーンシートで飾った西川周作が試合を振り返った。
「ホームで、ゴールデンウイークでたくさんの子どもたちが来ていたので、今日はなんとしても勝ちたかったですし、いい試合をして次につなげたいという思いはありました」
(以前と比べ、何が良くなったのか?)
「序盤戦に苦しんだことが非常に良かったと思います。そこで自分たちのサッカーをやりつつも、課題も出ましたし、それをぶれずに続けたことが大事だったかなと思います。最初の10試合の中での経験が、今の成果として表れているのはいいことです。あとは、闘うところはみんなでやっていこうという話はしているので、そこがなければ闘えないのかなと思います。
今は基本的にハイプレスで行く中で、相手によってハイプレスを剥がすのが得意なチームはありますし、行けないときに一回ミドルで構えるか、というような使い分けをできるようになったのではないかと思います。セレッソ大阪だったり柏レイソルだったり、つなぐのがうまいチームに対してはうまくハイプレスが嵌まらなくてもそのままずっと行き続けてしまっていたことで、結果が出ていなかったので、そういう経験を長いリーグの中で生かして、今はやれているのかなと思います。リーグは本当に長い目で見て、一個一個成長していければ、というのは感じます」
(今日は松本泰志選手がボランチで出場したが?)
「彼の良さも知っていますし、誰が入っても同じようなサッカーで、つなぐところも落ち着いてみんなでできたと思いますし、相手の出方を見て、ウィークポイントを見つけて突くことはできたと思います」
(10人になってから押し込まれたのは、チーム内での意思疎通がうまくいかなかったのか?)
「攻撃的な選手が入ってくる中で、当然3点目は狙いに行っていたんですけど、強弱が大事だなというのは後半の最後のほうも感じました。しっかりつないだ中で背後を取る狙いなど、後半の進め方はチームでしっかり目を向けて、改善していかなければいけないと思います」
(クリーンシートで終えたが?)
「前半はすごくいいサッカーでした。後ろで見ていて、切り替えも良いものが感じられました。後半は少しボールを持たれて、そこは90分間の中ではあるかなと思っていました。ないに越したことはないですけど、相手があっての闘いなので落ち着いてやることと、セットプレーから失点しないように意識して、こういう雰囲気で守れていたところがよかったです」
(戦術面もはまってきたと思うが、それ以外で連勝が続いている要因は?)
「シンプルなところで言うと、切り替えが早いところです。前線の選手から、自分の頭を越えたときとかにすごく切り替えが早くて、1人の選手に対して2、3人が囲うようなシーンが前半もありました。そういったみんなのハードワークが結果につながっていると思います。負けているときやあまりよくない試合ではそれができていないのが、後ろから見ていて分かります。そこはみんなで意識を高くやっていきたいと思います」
(これで順位が2位まで上がってきたが、順位の意識はするか?)
「今のところはそんなに気にしていません。目の前の試合1試合1試合だなと思います。リーグも長いのでどうなっていくかも分からないですし、僕たちが落ち着いて、とにかく上で闘い続けるだけです。上で闘い続けることで、チームとしてもまた違った緊張感が出てきて、みんなの意識もキリッとして戦えると思います。いろいろな経験をした中でも、上位でずっと戦い続けて、最後の5試合で本当の勝負が待っていると思いますので、そこまでは上位でい続けることが大事かなと思います」
(今日は5万人以上のファン・サポーターが詰めかけていて、それは当たり前の環境ではないと思うが、これだけの大観衆の前でプレーすることについては?)
「本当に気持ちいいですね。特に子どもたちがたくさん来てくれて、自分たちが勝つことが恩返しになって『また行きたい』と思わせるひとつの理由になると思うので、何としても勝ちたいという気持ちと、浦和レッズのファン・サポーターのみなさんは、おっしゃったように当たり前ではないと思います。いろいろな苦労をして、自分たちのためにチケットを買ってくれたり応援しに足を運んでくれたりしているのはすごくありがたいですし、そこでやっぱり笑顔で帰ってもらう、というのが僕たちの責任だと思います。今後もそういう気持ちを持って、一緒に闘っていきたいと思います」
(監督も「マジックが出た」と表現して、ファン・サポーターの力をたたえていたが?)
「監督は、2023年のACL(AFCチャンピオンズリーグ)決勝の後から『マジックスタジアムだ』ということをよく話しています。5万人以上のファン・サポーターが来てくれることによって、アドレナリンがすごく出ますし、本当にみなさんに支えられているなと思います」
(今日で公式戦800試合出場となったが?)
「僕自身、そこまで数えていませんでした。健康第一、そしていろいろな方に支えられて、僕の身体をケアしてくれていたりという人がたくさんいるので、これからも当たり前のことを当たり前にしっかりとしながら、健康第一でやっていきたいと思います」
(800試合出場の中には2回のACL優勝と天皇杯優勝、YBCルヴァンカップの優勝と、タイトルが詰まっているが?)
「今聞くと、改めてそうやってタイトルを獲ってきたんだなと、内容の詰まった濃い800試合だったと思いますし、そこで手にしたのはやっぱり大きなもので、これからも目指さなければいけません。そこを目指すから『頑張れよ』と言ってもらえると思うので、引き続き、タイトルは意識して臨みたいです」
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「ホームで、ゴールデンウイークでたくさんの子どもたちが来ていたので、今日はなんとしても勝ちたかったですし、いい試合をして次につなげたいという思いはありました」
(以前と比べ、何が良くなったのか?)
「序盤戦に苦しんだことが非常に良かったと思います。そこで自分たちのサッカーをやりつつも、課題も出ましたし、それをぶれずに続けたことが大事だったかなと思います。最初の10試合の中での経験が、今の成果として表れているのはいいことです。あとは、闘うところはみんなでやっていこうという話はしているので、そこがなければ闘えないのかなと思います。
今は基本的にハイプレスで行く中で、相手によってハイプレスを剥がすのが得意なチームはありますし、行けないときに一回ミドルで構えるか、というような使い分けをできるようになったのではないかと思います。セレッソ大阪だったり柏レイソルだったり、つなぐのがうまいチームに対してはうまくハイプレスが嵌まらなくてもそのままずっと行き続けてしまっていたことで、結果が出ていなかったので、そういう経験を長いリーグの中で生かして、今はやれているのかなと思います。リーグは本当に長い目で見て、一個一個成長していければ、というのは感じます」
(今日は松本泰志選手がボランチで出場したが?)
「彼の良さも知っていますし、誰が入っても同じようなサッカーで、つなぐところも落ち着いてみんなでできたと思いますし、相手の出方を見て、ウィークポイントを見つけて突くことはできたと思います」
(10人になってから押し込まれたのは、チーム内での意思疎通がうまくいかなかったのか?)
「攻撃的な選手が入ってくる中で、当然3点目は狙いに行っていたんですけど、強弱が大事だなというのは後半の最後のほうも感じました。しっかりつないだ中で背後を取る狙いなど、後半の進め方はチームでしっかり目を向けて、改善していかなければいけないと思います」
(クリーンシートで終えたが?)
「前半はすごくいいサッカーでした。後ろで見ていて、切り替えも良いものが感じられました。後半は少しボールを持たれて、そこは90分間の中ではあるかなと思っていました。ないに越したことはないですけど、相手があっての闘いなので落ち着いてやることと、セットプレーから失点しないように意識して、こういう雰囲気で守れていたところがよかったです」
(戦術面もはまってきたと思うが、それ以外で連勝が続いている要因は?)
「シンプルなところで言うと、切り替えが早いところです。前線の選手から、自分の頭を越えたときとかにすごく切り替えが早くて、1人の選手に対して2、3人が囲うようなシーンが前半もありました。そういったみんなのハードワークが結果につながっていると思います。負けているときやあまりよくない試合ではそれができていないのが、後ろから見ていて分かります。そこはみんなで意識を高くやっていきたいと思います」
(これで順位が2位まで上がってきたが、順位の意識はするか?)
「今のところはそんなに気にしていません。目の前の試合1試合1試合だなと思います。リーグも長いのでどうなっていくかも分からないですし、僕たちが落ち着いて、とにかく上で闘い続けるだけです。上で闘い続けることで、チームとしてもまた違った緊張感が出てきて、みんなの意識もキリッとして戦えると思います。いろいろな経験をした中でも、上位でずっと戦い続けて、最後の5試合で本当の勝負が待っていると思いますので、そこまでは上位でい続けることが大事かなと思います」
(今日は5万人以上のファン・サポーターが詰めかけていて、それは当たり前の環境ではないと思うが、これだけの大観衆の前でプレーすることについては?)
「本当に気持ちいいですね。特に子どもたちがたくさん来てくれて、自分たちが勝つことが恩返しになって『また行きたい』と思わせるひとつの理由になると思うので、何としても勝ちたいという気持ちと、浦和レッズのファン・サポーターのみなさんは、おっしゃったように当たり前ではないと思います。いろいろな苦労をして、自分たちのためにチケットを買ってくれたり応援しに足を運んでくれたりしているのはすごくありがたいですし、そこでやっぱり笑顔で帰ってもらう、というのが僕たちの責任だと思います。今後もそういう気持ちを持って、一緒に闘っていきたいと思います」
(監督も「マジックが出た」と表現して、ファン・サポーターの力をたたえていたが?)
「監督は、2023年のACL(AFCチャンピオンズリーグ)決勝の後から『マジックスタジアムだ』ということをよく話しています。5万人以上のファン・サポーターが来てくれることによって、アドレナリンがすごく出ますし、本当にみなさんに支えられているなと思います」
(今日で公式戦800試合出場となったが?)
「僕自身、そこまで数えていませんでした。健康第一、そしていろいろな方に支えられて、僕の身体をケアしてくれていたりという人がたくさんいるので、これからも当たり前のことを当たり前にしっかりとしながら、健康第一でやっていきたいと思います」
(800試合出場の中には2回のACL優勝と天皇杯優勝、YBCルヴァンカップの優勝と、タイトルが詰まっているが?)
「今聞くと、改めてそうやってタイトルを獲ってきたんだなと、内容の詰まった濃い800試合だったと思いますし、そこで手にしたのはやっぱり大きなもので、これからも目指さなければいけません。そこを目指すから『頑張れよ』と言ってもらえると思うので、引き続き、タイトルは意識して臨みたいです」
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
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