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vs神戸『内容も結果も完敗。リーグ戦10位で終了』
4日、浦和レッズは2010シーズンの最終節、ヴィッセル神戸戦に臨んだ。天気は快晴、埼玉スタジアムは暖かな陽気に包まれていた。
スタンドではたくさんのブラジル国旗、ドイツ国旗が振られたほか、スタジアムのすべてのゲートにブラジル国旗が貼りだされ、単独得点王を狙うエジミウソン、レッズでの最後のホームゲームを迎えたポンテを後押しした。
山田暢が警告累積のため出場停止、ケガ明けのスピラノビッチはフルコンディションには遠いこともあり、ディフェンスラインには濱田が抜擢された。濱田にとってはリーグ戦での先発もセンターバックでの先発もプロ入り初。また、細貝も負傷した11月7日サンフレッチェ広島戦以来となる先発、ゲームキャプテンとしてピッチに立った。
埼スタが「オー ロービー ビッテ・ゴール!」に包まれる中、15時34分、ヴィッセルのキックオフで試合はスタート。
J1残留のために勝つしか道が残されていないヴィッセルは、前線からレッズディフェンスラインに激しいプレスを掛けてくる。レッズは、立ち上がり、最後尾からビルドアップできず、つなぎきれずに前線へとボールを蹴る場面が目立った。ヴィッセルのカウンターを防いでから、スペースのできた中盤にボールを渡し、そこから攻撃を構築していく形でゴールに迫った。最初の絶好機は17分、左サイドからエリア内の柏木、エリアすぐ外のポンテとつながり、ポンテはシュートと見せかけて逆サイドでフリーの高橋へ。高橋がダイレクトでゴール前に送ったグラウンダーのパスをセルヒオがインサイドで合わせる。ゴールかと思われたが、これはGKに弾かれ、エリア左に跳ね返ったチャンスボールには宇賀神とエジミウソンの2人が同時にアプローチしてしまい、フィニッシュしきれなかった。
カウンター主体のヴィッセルの攻撃にしっかりと対処できていた守備陣だったが、30分に痛恨のミス。相手ロングボールを濱田が山岸へバックヘッド、しかし、ボールが山岸のもとへ届く前に神戸のFW吉田に拾われ、1対1からゴール右のサイドネットに流し込まれた。
その後、レッズは押し込んだ状態からサイドでパスを回し、幾度ものクロスからチャンスを迎えるも、得点は奪えず、前半を0-1で折り返した。
全員がしっかり集中して、反撃に出なければいけなかった後半立ち上がり、押し込まれた状態から48分にPKを与えてしまい、これを吉田に決められて2点差に。ベンチはPKの直前に濱田に代えて堀之内を投入、センターバックに据えたが、59分には自陣右からのパスにゴール前で相手を捕まえきれておらず、フリーでシュートを許して0-3と突き放される。
85分をすぎるとポンテに代えて原口がピッチに入り、選手たちは神戸ゴールへと迫ったが、90+3分、カウンターからさらに1失点で0-4。気合が空回りしすぎたのか、今シーズン最悪と言ってもいい試合内容で、リーグ最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
リーグ戦の最終結果は14勝6分14敗、勝ち点48で10位に終わった。
レッズの次の戦いは、3週間後の12月25日(土)、13時からの天皇杯準々決勝、万博記念競技場でのガンバ大阪戦となる。シーズン最後のタイトル獲得とACLの出場権獲得を目指し、チームは再び、集中したトレーニングに入る。
【試合後コメント】
柱谷幸一GM
「今日の試合は、ポンテのホーム最後の試合ということで、いつも以上に力の入ったゲームだったと思います。残念ながら、その思いが違う形になってしまい、結果を出し切れませんでした。浦和レッズはいい試合をして勝つことに徹しないといけません。特にホームでは何が何でも勝つという強い意思をもって闘っていかなければなりません。フィンケ監督には気持ちを切り替えて、チーム一丸となって天皇杯を目指していけるように、そのためには何が必要なのか、話し合い、残りの時間でしっかり調整していきたいと思います。
最後になりますが、Jリーグ10位という成績は皆さまの期待を裏切る結果であり、誠に申し訳なく、責任を感じています。まずは、今シーズンの反省、分析をしっかり行ない、来シーズンへ向けた準備をしっかりしていきたいと思います。その内容は、今シーズンのすべての日程が終了後に報告いたします。
今シーズンも熱いサポートを賜りましたこと、心からお礼申し上げます」
岡本拓也
「個人的にはまずまずという感じでした。自分のシュートのシーンでは、パスを選択した方がいい場面もあったので、状況判断をもっとしっかりやればよかったと思います。
(リードされて難しくなった?)ちょっと焦ってしまったところはあったと思います。
途中で奪われてしまうシーンが多かったので、上がったらやりきる、そういう部分をしっかりやりたいです。
(同世代の小川選手とのマッチアップは?)お互い分かり合っているので、やりづらい部分もありましたが、最後にやられてしまってすごく悔しいです。僕の方が勢いがある、ぐらいの気持ちでやりたかったのですが、FWは1点でも取ればFWの勝ちなので、そこを抑えられなかったのが、悔しいです。
(もう1つレベルアップするための修正点は?)いろいろあります。全部と言えば全部です。足りないことがばかりで。今、先発で出ていること自体が、おかしいくらいなので。もっともっと、強くならないといけないし、うまくもならないといけません。だから全部です。
(出場争いの激しくなる天皇杯へ向けては?)監督は練習で調子がいい人を使うので、練習でしっかりアピールして、そこでワンプレーワンプレーしっかりやっていきたいです」
宇賀神友弥
「落ち着いて自分たちのサッカーをしようと最初から話していましたし、相手がああやってくることも分かっていました。その中でも、やることが統一できていなかったというか、相手のプレッシャーに負けてロングボールを蹴ることが増えてしまいました。
前半は特に、正直言ってどうしようもない時間帯が多かったと思います。ああいう時間帯に我慢して、失点しないことが大切だと思うのですが…。でも監督も言っていましたが、水輝がどうじゃなく、チームとして失点したということなので、ディフェンスライン、自分も含めて、しっかり責任を感じないといけないと思います。
(チャンスもあったが?)僕がシュートを打とうとしたとき、エジが後ろから走って来たのですが、DFだと思っていました。落ち着いていればエジに点を取らせることもできたと思います。そういう部分でゴール前の落ち着きや精度が、一年間通して足りなかったと思います。
(シーズンを振り返っては?)一年目からまさかこんなに試合に出られるとは思っていなかったし、ケガしているとき以外はすべて試合に絡むことができたので、そういう意味ではすごい充実したシーズンになったと思います。でも、これだけ試合に出させてもらっているにもかかわらず、逆に迷惑をかけていることの方が多かったと思います。クロスの精度などです。
守備の面でも自分のミスから失点したりとか。でも、この一年で体験できたので、これを来年につなげて、今年より試合に絡めるシーズンにしたいです。
(ロビーから何を学んだ?)プロフェッショナルということはこういうものなのだなとロビーから学びました。メリハリの付け方がすごいうまいです。やるときはしっかりやる、というのを感じます。
自分は練習から100、100、100で常にやっているのですが、プロでは厳しいです。ロビーは、オンとオフの切り替えや、そういうのはうまいですね。長くプロでやっているんだなと思いました。
(でもまだ天皇杯がある)今年1年間、ガンバに勝てていないので、最後に借りを返し、しっかり勝って、今の監督のサッカーでタイトルを取れればいいと思います。
最終戦で、ロビーにもエジにも、もちろんサポーターにもすごい申し訳ない試合をしてしまいました。次、挽回するチャンスがあるので、そこに向けてしっかり準備していきたいです。エジには得点王を取らせてあげたかったです」
ポンテ
「(日本語でのスピーチの言葉はいつ考えた?)今朝、考えました。分かりましたか?そうですか、それならよかったです。ポルトガル語で考えて、訳してもらいました。
(あらためてサポーターの愛情を感じたのでは?)あらためて、というよりも常に自分のことを大事に思ってくれていたのは分かっていますし、自分もサポーターのことが大好きです。ここ数年は難しい時期を共に過ごしてしまったのですが、とてもいい時期を過ごせましたし、今まで獲得してきたものは選手とサポーターで勝ち取ったものです。
(チームにロビーが残してきたものはたくさんあると思うが、忘れてほしくないものは?)獲得してきたタイトル、そういういい時期を忘れないでほしいです。あとは5年半、ここでお互いにリスペクトしてきたこと、それを忘れないでほしいと思います。ここでの友情は一生大切にしたいです。
(来シーズン、レッズと戦いにくいのでは?)それはもちろんそうです。長い間戦ってきた仲間、素晴らしいサポーターがいるので。自分は、自分の道を歩まなければいけないと思います。今度行くチームにもリスペクトを持たなければいけませんし、そこでも自分の力を出し切りたいと思います。
(笑顔で終えたかったのでは?)残念ながら嫌な試合をしてしまって。負けでお別れしたくなかったのですが。今日の試合に関しては、来シーズンへの警告でもあると思います。それをしっかり受け止めて、チームを強化して、来シーズンはタイトル争いをしてほしいと思います。このサポーターがチームにしてくれることを考えれば、常にタイトルを争うチームでなければならないと思っています。
(若い選手に対して、今日の敗戦をどう感じてほしい?)1試合1試合が1つの物語です。1つ勝ったからといって、次が勝てるわけではありません。常によくしていかなければならないし、そこで満足をしてしまったら、終わりだと思います。サッカーというのは常によくしていかないといけません、そういう世界だと思います。
(浦和の選手は、技術も速さもあるが、負けたときに悔しさをぶつけるようなものが足りないのでは?)レッズのユニフォームを着ている以上、最後まで誇りを持って戦わなければならないと思います。若手はこれからもっともっと経験していくと思いますし、これからレッズの未来を背負ってくれると思います。
(今日という日をどういう気持ちで迎えた?)すごく悲しいというのがありました。まず負けてしまいましたし。そして、リーグ戦でレッズのユニフォームを着る最後の試合でした。ただ、すごくうれしかったのは、サポーターが自分にしてくれたこと、それは一生忘れることができません。チームメートにも本当に感謝したいと思います。終わってハグをしていましたが、本当に自分のことを好きでいてくれたんだと思います。天皇杯は、元日に行けるように戦いましょう」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
スタンドではたくさんのブラジル国旗、ドイツ国旗が振られたほか、スタジアムのすべてのゲートにブラジル国旗が貼りだされ、単独得点王を狙うエジミウソン、レッズでの最後のホームゲームを迎えたポンテを後押しした。
山田暢が警告累積のため出場停止、ケガ明けのスピラノビッチはフルコンディションには遠いこともあり、ディフェンスラインには濱田が抜擢された。濱田にとってはリーグ戦での先発もセンターバックでの先発もプロ入り初。また、細貝も負傷した11月7日サンフレッチェ広島戦以来となる先発、ゲームキャプテンとしてピッチに立った。
埼スタが「オー ロービー ビッテ・ゴール!」に包まれる中、15時34分、ヴィッセルのキックオフで試合はスタート。
J1残留のために勝つしか道が残されていないヴィッセルは、前線からレッズディフェンスラインに激しいプレスを掛けてくる。レッズは、立ち上がり、最後尾からビルドアップできず、つなぎきれずに前線へとボールを蹴る場面が目立った。ヴィッセルのカウンターを防いでから、スペースのできた中盤にボールを渡し、そこから攻撃を構築していく形でゴールに迫った。最初の絶好機は17分、左サイドからエリア内の柏木、エリアすぐ外のポンテとつながり、ポンテはシュートと見せかけて逆サイドでフリーの高橋へ。高橋がダイレクトでゴール前に送ったグラウンダーのパスをセルヒオがインサイドで合わせる。ゴールかと思われたが、これはGKに弾かれ、エリア左に跳ね返ったチャンスボールには宇賀神とエジミウソンの2人が同時にアプローチしてしまい、フィニッシュしきれなかった。
カウンター主体のヴィッセルの攻撃にしっかりと対処できていた守備陣だったが、30分に痛恨のミス。相手ロングボールを濱田が山岸へバックヘッド、しかし、ボールが山岸のもとへ届く前に神戸のFW吉田に拾われ、1対1からゴール右のサイドネットに流し込まれた。
その後、レッズは押し込んだ状態からサイドでパスを回し、幾度ものクロスからチャンスを迎えるも、得点は奪えず、前半を0-1で折り返した。
全員がしっかり集中して、反撃に出なければいけなかった後半立ち上がり、押し込まれた状態から48分にPKを与えてしまい、これを吉田に決められて2点差に。ベンチはPKの直前に濱田に代えて堀之内を投入、センターバックに据えたが、59分には自陣右からのパスにゴール前で相手を捕まえきれておらず、フリーでシュートを許して0-3と突き放される。
85分をすぎるとポンテに代えて原口がピッチに入り、選手たちは神戸ゴールへと迫ったが、90+3分、カウンターからさらに1失点で0-4。気合が空回りしすぎたのか、今シーズン最悪と言ってもいい試合内容で、リーグ最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
リーグ戦の最終結果は14勝6分14敗、勝ち点48で10位に終わった。
レッズの次の戦いは、3週間後の12月25日(土)、13時からの天皇杯準々決勝、万博記念競技場でのガンバ大阪戦となる。シーズン最後のタイトル獲得とACLの出場権獲得を目指し、チームは再び、集中したトレーニングに入る。
【試合後コメント】
柱谷幸一GM
「今日の試合は、ポンテのホーム最後の試合ということで、いつも以上に力の入ったゲームだったと思います。残念ながら、その思いが違う形になってしまい、結果を出し切れませんでした。浦和レッズはいい試合をして勝つことに徹しないといけません。特にホームでは何が何でも勝つという強い意思をもって闘っていかなければなりません。フィンケ監督には気持ちを切り替えて、チーム一丸となって天皇杯を目指していけるように、そのためには何が必要なのか、話し合い、残りの時間でしっかり調整していきたいと思います。
最後になりますが、Jリーグ10位という成績は皆さまの期待を裏切る結果であり、誠に申し訳なく、責任を感じています。まずは、今シーズンの反省、分析をしっかり行ない、来シーズンへ向けた準備をしっかりしていきたいと思います。その内容は、今シーズンのすべての日程が終了後に報告いたします。
今シーズンも熱いサポートを賜りましたこと、心からお礼申し上げます」
岡本拓也
「個人的にはまずまずという感じでした。自分のシュートのシーンでは、パスを選択した方がいい場面もあったので、状況判断をもっとしっかりやればよかったと思います。
(リードされて難しくなった?)ちょっと焦ってしまったところはあったと思います。
途中で奪われてしまうシーンが多かったので、上がったらやりきる、そういう部分をしっかりやりたいです。
(同世代の小川選手とのマッチアップは?)お互い分かり合っているので、やりづらい部分もありましたが、最後にやられてしまってすごく悔しいです。僕の方が勢いがある、ぐらいの気持ちでやりたかったのですが、FWは1点でも取ればFWの勝ちなので、そこを抑えられなかったのが、悔しいです。
(もう1つレベルアップするための修正点は?)いろいろあります。全部と言えば全部です。足りないことがばかりで。今、先発で出ていること自体が、おかしいくらいなので。もっともっと、強くならないといけないし、うまくもならないといけません。だから全部です。
(出場争いの激しくなる天皇杯へ向けては?)監督は練習で調子がいい人を使うので、練習でしっかりアピールして、そこでワンプレーワンプレーしっかりやっていきたいです」
宇賀神友弥
「落ち着いて自分たちのサッカーをしようと最初から話していましたし、相手がああやってくることも分かっていました。その中でも、やることが統一できていなかったというか、相手のプレッシャーに負けてロングボールを蹴ることが増えてしまいました。
前半は特に、正直言ってどうしようもない時間帯が多かったと思います。ああいう時間帯に我慢して、失点しないことが大切だと思うのですが…。でも監督も言っていましたが、水輝がどうじゃなく、チームとして失点したということなので、ディフェンスライン、自分も含めて、しっかり責任を感じないといけないと思います。
(チャンスもあったが?)僕がシュートを打とうとしたとき、エジが後ろから走って来たのですが、DFだと思っていました。落ち着いていればエジに点を取らせることもできたと思います。そういう部分でゴール前の落ち着きや精度が、一年間通して足りなかったと思います。
(シーズンを振り返っては?)一年目からまさかこんなに試合に出られるとは思っていなかったし、ケガしているとき以外はすべて試合に絡むことができたので、そういう意味ではすごい充実したシーズンになったと思います。でも、これだけ試合に出させてもらっているにもかかわらず、逆に迷惑をかけていることの方が多かったと思います。クロスの精度などです。
守備の面でも自分のミスから失点したりとか。でも、この一年で体験できたので、これを来年につなげて、今年より試合に絡めるシーズンにしたいです。
(ロビーから何を学んだ?)プロフェッショナルということはこういうものなのだなとロビーから学びました。メリハリの付け方がすごいうまいです。やるときはしっかりやる、というのを感じます。
自分は練習から100、100、100で常にやっているのですが、プロでは厳しいです。ロビーは、オンとオフの切り替えや、そういうのはうまいですね。長くプロでやっているんだなと思いました。
(でもまだ天皇杯がある)今年1年間、ガンバに勝てていないので、最後に借りを返し、しっかり勝って、今の監督のサッカーでタイトルを取れればいいと思います。
最終戦で、ロビーにもエジにも、もちろんサポーターにもすごい申し訳ない試合をしてしまいました。次、挽回するチャンスがあるので、そこに向けてしっかり準備していきたいです。エジには得点王を取らせてあげたかったです」
ポンテ
「(日本語でのスピーチの言葉はいつ考えた?)今朝、考えました。分かりましたか?そうですか、それならよかったです。ポルトガル語で考えて、訳してもらいました。
(あらためてサポーターの愛情を感じたのでは?)あらためて、というよりも常に自分のことを大事に思ってくれていたのは分かっていますし、自分もサポーターのことが大好きです。ここ数年は難しい時期を共に過ごしてしまったのですが、とてもいい時期を過ごせましたし、今まで獲得してきたものは選手とサポーターで勝ち取ったものです。
(チームにロビーが残してきたものはたくさんあると思うが、忘れてほしくないものは?)獲得してきたタイトル、そういういい時期を忘れないでほしいです。あとは5年半、ここでお互いにリスペクトしてきたこと、それを忘れないでほしいと思います。ここでの友情は一生大切にしたいです。
(来シーズン、レッズと戦いにくいのでは?)それはもちろんそうです。長い間戦ってきた仲間、素晴らしいサポーターがいるので。自分は、自分の道を歩まなければいけないと思います。今度行くチームにもリスペクトを持たなければいけませんし、そこでも自分の力を出し切りたいと思います。
(笑顔で終えたかったのでは?)残念ながら嫌な試合をしてしまって。負けでお別れしたくなかったのですが。今日の試合に関しては、来シーズンへの警告でもあると思います。それをしっかり受け止めて、チームを強化して、来シーズンはタイトル争いをしてほしいと思います。このサポーターがチームにしてくれることを考えれば、常にタイトルを争うチームでなければならないと思っています。
(若い選手に対して、今日の敗戦をどう感じてほしい?)1試合1試合が1つの物語です。1つ勝ったからといって、次が勝てるわけではありません。常によくしていかなければならないし、そこで満足をしてしまったら、終わりだと思います。サッカーというのは常によくしていかないといけません、そういう世界だと思います。
(浦和の選手は、技術も速さもあるが、負けたときに悔しさをぶつけるようなものが足りないのでは?)レッズのユニフォームを着ている以上、最後まで誇りを持って戦わなければならないと思います。若手はこれからもっともっと経験していくと思いますし、これからレッズの未来を背負ってくれると思います。
(今日という日をどういう気持ちで迎えた?)すごく悲しいというのがありました。まず負けてしまいましたし。そして、リーグ戦でレッズのユニフォームを着る最後の試合でした。ただ、すごくうれしかったのは、サポーターが自分にしてくれたこと、それは一生忘れることができません。チームメートにも本当に感謝したいと思います。終わってハグをしていましたが、本当に自分のことを好きでいてくれたんだと思います。天皇杯は、元日に行けるように戦いましょう」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】