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OTSUKI TSUYOSHI

積み上げてきたものをもう一歩前に進め
勝利に結びつける

みなさん、こんにちは。

先週の水曜日に行われたFC東京戦では0-1で敗れてしまいました。

立ち上がりからペナルティーエリアまでボールを運んでチャンスを何度も作れていましたし、攻撃の際にボールを奪われてカウンターを受けたときもしっかりと対応できていました。
しかし最後の部分、相手ゴール前での決定的な仕事ができず最後まで得点することができませんでした。

そして自陣でのミスが重なって失点してしまい、その1点で負けてしまいました。与えなくていい点を相手に与え、チャンスを作りながら1点も取れなかったことは非常に残念です。
ミスに関しては、一つのミスをみんなでカバーして最悪の事態―失点につなげないことがまず大事ですし、万一失点してしまったら、そのことで下を向くのではなく全員で取り返すんだという意志をより高めることが重要です。

東京戦においては、失点後も気持ちを落とすことなく、さらに追加点を与えることなく、ゴールを目指しましたが成功しませんでした。
ホームで連敗を喫したことは非常に悔しく、応援してくださる多くのみなさんに対して申し訳ない気持ちです。

ここまで少しずつ上積みしてきたものはあると何度も申し上げていますが、そこから先、具体的にはチャンスを多くのゴールに結びつけることができていません。そこを前に進めなくてはいけないことはもちろんですが、自陣ゴール前での身体を張った守備など、やってきたことは確実に続けていかなければなりません。

本日の相手、名古屋グランパスは攻撃陣にスピードがありますし、アイデアも豊富です。言うまでもなく前回の対戦では我々が6失点して敗れています。
そのことに対して、雪辱を期していない選手はいません。気持ちだけで勝てるわけではありませんが、相手よりハードワークするためには、また1対1で勝つためには、体力だけでなく、絶対に勝ちたいという強い気持ちが必要です。ましてやホームで連敗した悔しさを味わったばかりですから、5連戦の最後ではありますが、持っている力を振り絞って戦います。
もちろん闘志とともに、すべてを出し尽くして勝利したいと思っています。

前回、川崎フロンターレ戦から入場していただく方が2,000人増えました。今日はさらに上限が上がり、もっと多くの方に来ていただいていると思います。おそらく今季初めて埼玉スタジアムにお越しになる方も多いでしょう。その方々も含め、みなさんに来て良かったと思ってくれる試合をお届けしたいと思います。

大槻 毅 おおつき つよし
1972年12月1日 宮城県仙台市生まれ

筑波大学からソニー仙台FC(JFL)入りし、選手としてプレーした後、指導者の道へ。宮城県富谷高等学校サッカー部監督、筑波大学コーチ、水戸ホーリーホックコーチ、大宮アルディージャコーチを経て、2004年から浦和レッズ強化本部スタッフに。06年から10年まではコーチとしてリーグ優勝やACL制覇に寄与した。11年はベガルタ仙台のヘッドコーチを務め、12年から浦和レッズ強化部スタッフに復帰。13年から浦和レッズ育成ダイレクター兼ユース監督を務め、18年4月2日、トップチームの暫定監督に就任した。監督在任中はリーグ戦3勝1分け、ルヴァン杯1勝1分けの無敗で、オリヴェイラ監督にチームを引き継いだ。その後19年3月までヘッドコーチを務め、同年5月28日、1年1ヵ月ぶりに浦和レッズの監督に任じられた。今季も引き続き指揮を執る。

Will to Win

前回の名古屋戦で
シュートがバーに嫌われた
今度はチャンスに決めたい

○川崎戦から横浜FC戦まで3試合連続で先発。清水戦では前半21分にCKのリバウンドをシュートし、先制点を挙げた。

「これまで何度もシュートがバーに嫌われていますが、みんな同じ感触で蹴れています。ですから特に清水戦のシュートが良かったということではありません。入らなかったときが残念でした。いつもゴールは狙っていますし、これからも打っていきます」

○前半に先制したことで、その後のプレーに好影響を与えたか。

「やはりチームに落ち着きが出て、試合を運べたと思います。あらためて先制点の大事さを感じました。自分自身はゴールを取ったからと言って、それほどプレーに影響が出たとは思っていません」

○アディショナルタイム、自陣ゴール前で清水のティーラシンをマークしていたが、クロスから失点してしまった。

「大柄な相手に完全に背負われてしまいました。もう少し前に出るなりして相手を自由にプレーさせないことができれば良かったです」

○FC東京戦は後半40分に出場した。

「もう少し攻撃で自分の持ち味を出したかったのですが、時間が短かったので、なかなかうまくいきませんでした。ホームで連敗してしまったのが非常に残念です」

○8月に大敗した名古屋との対戦。前回は後半2-1と盛り返したように思えるが。

「外から見ているとそう受け取るかもしれませんが、名古屋も後半は落としてきたと思うので、あの試合の後半はあまり参考にならないと思っています。
名古屋は前線に能力の高い選手がいますし、スピードでやられないようにしないといけないと思います。
やはりまず先制点を取りたいですし、勝つために全力でプレーして、前回の借りを返したいと思っています。あの試合でもシュートがバーに嫌われていますから、今度はチャンスに決めきりたいです」

ケガした個所の怖さはない
チーム一丸となって勝利を

○清水戦の後半、相手と2度頭をぶつけた。2度目の接触の際は耳から出血を伴ったので治療のためにいったんピッチ外に出たが、90分間プレーした。

「最初は後頭部で、それほどではなかったですが、2回目は右側頭部でかなり痛かったです。しかし、その後もヘディングに行きましたし、わりと時間が早く過ぎた感じでした。それよりもアディショナルタイムに失点したのが残念です」

○ケガの影響で横浜FC戦は欠場したが、FC東京戦で復帰した。

「ヘディングでの競り合いで、怖さはそれほどなかったです。頭にバンテージを巻いていたのですが、気になったので自分の判断で外してしまいました」

○東京戦は前半、多くのチャンスを作っていたが。特に中央からの攻撃がふだんより多かった。

「前半は何度もチャンスを作ってこちらが主導権を握るような試合で、決定機も何度かありましたし、やっていてリズムが良いなと感じていました。
中央からの攻撃があると、サイドがあいてきて、フリーでボールを受けられたりしていました」

○良い攻撃を何度か仕掛けながら、1失点で負けてしまった。

「失点のところは、西川選手がいったん弾いたボールを蹴り込まれてしまい悔しかったです。自分が近くにいて、足を伸ばしたのですが届きませんでした。DFとしては本当に悔しい失点でした。ああいう試合を勝てなかったのはもったいないと思います」

○前回の名古屋戦も先発していて悔しい大量失点だった。

「あの試合も、入りは悪くありませんでしたが、早い時間帯に失点をして、そこからズルズル僕たち自身が引きずってしまい、それによってみんなのまとまりがなくなってしまいました。それが何点も取られてしまった要因だと思います。
1失点した後も、自分たちがやることを変えずにぶれずにやろうということを試合中にみんなで話し合えれば良かったですが、それができず、みんなが一つになれていませんでした。
忘れられない悔しい試合で、やり返したい気持ちはみんな持っています。特にホームでここ3試合連続負けていますから。何がなんでも勝たなければいけないという気持ちです。チーム一丸となって勝利したいです」

身体のコンディションは良い
埼スタで名古屋にやり返したい

○清水戦で8試合ぶりにメンバー入りし、後半32分に出場。FWに入り、前線からのプレスやシュートにアクティブ動きを見せた。

「自分としても、やらなければいけないというお尻に火がついた状態だったので、やってやるぞ、という気持ちでした。FWで入りましたから、ボールにも行きやすかったですし、自分のやりやすい形だったと思います」

○8月1日のホーム清水戦も途中出場だったが、その試合で1-0から追い付かれた反省を生かしたか。

「前回は1-0でしたが、今回は2-0で入ったのでホームの清水戦よりは自分の攻撃面での良さを出そうという気持ちが強かったです。相手に強く行きすぎて、最初は連続してファウルをもらいましたが、それで消極的になるのではなく、自分がボールに行くことで、チームに勢いが出ればいいと思っていました」

○後半33分にマルティノスの右クロスからシュートを放った。

「(杉本)健勇がボールを落としてくれたのですが、一度転んでしまって、その分慌てて、周りも見えていなかったのでDFが来ていると思って、すぐに打ってしまいました。あとで映像を見返すと、もう少し余裕を持ってシュートを打てる場面だったかなと思いました」

○短い時間だったが、かなりの運動量だったのではないか。

「自分らしいプレーができたと思います。それまでは試合でしっくりいかなかったのですが、今回の清水戦はゴールという結果は残せなくても、イメージは悪くなかったですし、良い手ごたえもありました」

○誕生日の勝利となった。

「9月23日というのは、試合があることが多いです。以前も2点決めたことがあり、自分の誕生日はわりと相性が良いんです。今回も得点できればもっと良かったですが、やはり良い感触はありました」

○広島戦で途中出場してから、7試合メンバーに入らなかった。

「リーグ戦で3試合連続試合に出た、その時期に比べて現在の方が身体のキレも良いです。いま考えると以前に出たときはあまりコンディションが良くなかったと思うので、メンバーに入れないのも仕方がない時期でした。今もそうですが、メンバーに入れないときは自分に目を向けるようにしています。自分と向き合って、出場したときに良い結果を出せるよう意識して練習しています」

○前回の名古屋戦は今季初先発だったが、大量失点と途中交代という悔しい結果だった。

「あの試合は自分の中でもすごく記憶に残っていて、悔しさもありますし、埼スタでチームとしてやり返したいと思います。あの試合でも立ち上がりは良かったですが、他の試合でもそうですから、立ち上がりだけでなく90分通して、良い攻撃を続けたいです。
名古屋は前線の個の能力が高く、その選手たちがコンビネーションが繰り出してくるので、そこをしっかり抑えて、自分たちの時間帯に点を取って試合を有利に進めたいです。
出場したら、もちろんチームのためにプレーしますが、自分の求めているものも高いところにあるので、それを目指して自分らしくプレーしていきたいと思います」

PREMATCH DATA

浦和レッズ
9位
勝ち点30 9勝3分8敗 26得点 35失点
ここ5試合の成績(J1リーグ)
9/13 AWAY 札幌ド ○4-3 札幌 詳細
9/20 HOME 埼スタ ●0-3 川崎 詳細
9/23 AWAY アイスタ ○2-1 清水 詳細
9/26 HOME 埼スタ ●0-2 横浜FC 詳細
9/30 HOME 埼スタ ●0-1 FC東京 詳細
名古屋グランパス
5位
勝ち点33 10勝3分6敗 30得点 20失点
ここ5試合の成績(J1リーグ)
9/13 AWAY ニッパツ ●2-3 横浜FC 詳細
9/19 HOME 豊田ス ○2-1 神戸 詳細
9/23 AWAY パナスタ ●1-2 G大阪 詳細
9/26 HOME 豊田ス ○3-1 清水 詳細
9/30 AWAY ノエスタ ●0-1 神戸 詳細
通算対戦成績(J1リーグ)
21勝6分け30敗 72得点 105失点
直近5試合の対戦成績(J1リーグ)
2018/7/18 HOME 埼スタ ○3-1 詳細
2018/8/26 AWAY 豊田ス ●1-4 詳細
2019/5/12 AWAY 豊田ス ●0-2 詳細
2019/8/4 HOME 埼スタ △2-2 詳細
2020/8/8 AWAY 豊田ス ●2-6 詳細
Tobe Tobe REDS 跳べ跳べレッズ

清尾 淳 せいお じゅん

『修羅場をくぐって勝つ』

東京戦の先発メンバーは興味深かった。
西川、槙野、宇賀神、長澤、柏木、興梠、武藤。11人のうち7人が、2017年のACL優勝を経験している選手たちだ。現在は、ほかに阿部と青木が在籍しているが、おそらく試合に臨めるコンディションではなかったと思われ、つまりアジア制覇経験者のうち、出られる選手は全員先発したということになる。

メンバー表を見た第一印象は「頼もしいな」だった。
2017年の後半、Jリーグではなかなか良い成績が挙げられない中、アジアの強豪(Jクラブも含め)を相手に「第2戦のホームでは勝つ!」という戦いを貫徹した、あのときのチームは本当に頼もしかった。そして修羅場をくぐった経験が、一人ひとりの選手をいっそうたくましく鍛え上げたに違いない。この経験を持つ選手7人が先発に名を連ねるのは今季初めてではないか、と思って調べるとやはりそうだった。「懐かしさ」も入り交じった「頼もしさ」だったかもしれない。
決して、彼ら以外の選手が頼りないということではない。だがテクニックや身体能力、サッカーセンスなど、良い選手として欠かせないいくつかの要素の中で「経験」はすぐには身に付かない。それも修羅場を戦った経験ではなく、修羅場を戦って「勝ち抜いた」経験は、誰もが持っているものではない。

試合が始まってこれまでとの違いを感じた。
まずプレーの選択において「前」へのプライオリティーがふだんより高くなっていた。平たく言えば、勝負どころで勝負するということかもしれない。
相手が多くいるエリアにパスを出す、あるいはドリブルを仕掛けることは、奪われる可能性も高くなるから、その危険を感じて横パスまたはバックパスを選択するのは、決して間違ってはいない。
以前、「相手がナイフを持って構えているところへ飛び込んでいくのは賢いプレーではない」が口癖だった監督がいた。一方で「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ではないが、相手ゴールに向かわなければ得点は生まれない。
相手がナイフを持って構えている状態なのかどうか、ナイフを持っている相手をかわせるかどうか、そういう判断において「GO!」を選択するときに大事なことは、周りと同じ絵が描けているかどうかだ。それも2つの絵が必要で、一つはシュートまでの設計図。もう一つは相手に奪われたときの守備だ。

東京戦でも、前へのパスがすべて成功したわけではない。だが、敵陣で奪われたところからの失点はなかった。内容だけを見れば、ここ数試合で最も主導権を握って試合を進める時間が長かったと言っていいと思う。
ACL優勝経験者が多かったことが、その要因と言い切ることはできないが、無関係でもないと思う。たとえば柏木がボランチでプレーしたことで攻撃が活性化されたという見方は妥当だと思うが、それも周りの選手が、柏木はボールを持つと前線へのパスを第一に考えることをよく知っているから成立する連係だ。その相互理解度が、それまでの試合より高かったことは間違いないだろう。もちろん7人だけで戦ったわけではないから、ほかの選手にもその姿勢が伝わっていたと思う。

だが負けた。
ポジティブな面を見逃したくないが、ホームで連敗したこと、同じ相手に今季2敗目を喫したことは、冷厳な事実だ。
東京戦のメンバーでずっと戦うわけにはいかないし、それが正解なのかどうかもわからない。大事なことは多くの選手の中に相互理解が、それも「前へ」の意識を優先した連係が高まることだと思う。

レッズはいま「修羅場」を迎えていると言える。
ACLのノックアウトステージとは全く違う、ファン・サポーターがレッズらしい応援をできない中で、勝っていかなくてはならないという厳しさは、チームが初めて経験するものだ。ここで下を向くのではなく、全員でこの修羅場を勝ち抜くことで、レッズには新しい財産が蓄積されるはずだ。

2ヵ月前の名古屋戦も、ある意味で修羅場だった。そこからレッズは積み上げてきたものがあるが、まだ次のステージに上がるほどは成長できていない。やはり経験するだけではなく、勝つことで成長する速度も上がっていく。
まず名古屋との再戦でそれを見せて欲しい。

★編集後記。川崎戦から入場者の上限が約7,000人に上がり、今日からは約18,000人になる。7,000人のときは、人が入るエリアが増えただけだったが、今日からは人と人との前後左右の距離が若干縮まることになる。それでも応援に関して、感染予防上の制限は変わらない。それどころか、人と近くなったことでよけいに気を遣う必要があるだろう。ファン・サポーターにいっそうの我慢を求めることになるが、それでも称賛の声を上げたくてたまらなくなるような試合を期待している。(清尾)

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