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vs鹿島 プレビュー「チャンピオンシップ第1戦アウェイでゴールを奪って勝利を目指す」

リーグ最終戦から約1ヵ月、明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ決勝がいよいよ11月29日(火)より始まる。

年間勝ち点1位でレギュラーリーグを終えた浦和レッズは、決勝からのスタート。対戦相手は、23日の準決勝で、年間勝ち点2位の川崎フロンターレを1-0で破って勝ち上がってきた、1stステージ覇者、年間勝ち点3位の鹿島アントラーズだ。アウェイでの第1戦は、29日19時25分、カシマサッカースタジアムでキックオフされる。

今季のレッズはチームの中核をなす選手のケガが非常に少なく、シーズンを通じて安定したパフォーマンスを見せてきたのと同時に、様々なメンバーが入れ替わり立ち替わり台頭してきたことで試合毎にアクセントが加わり、内容の良い試合が多かった。

攻撃面では「KLM」こと興梠、李、武藤のFW勢がトリオでそろって10得点超え。守ってはGK西川と3バックを中心にリーグ最少の28失点に抑え、年間勝ち点74はリーグ最多タイだった。

就任5年目のミシャ監督にとっても、年間勝ち点を2012年55、2013年58、2014年62、2015年72、2016年74と5年連続で伸ばし続けるというシーズン。その締めくくりとなるチャンピオンシップで負ける訳にはいかないというのは、レッズに関わる者の総意だろう。

Jクラブ最多17のタイトルを持つ鹿島は、試合巧者として知られる。伝統的に4-4-2のシステムをベースとしながら、堅守速攻のスタイルで戦ってきた。

Jリーグ開幕時から2004年までの第1期2ステージ制時代は、1stステージの戦いを見ながら弱点ポジションの選手をピンポイントで補強して、2ndステージを制覇。勢いを持ってチャンピオンシップに臨み、年間優勝を飾るというパターンを得意としていた。

だが、今季の鹿島はその流れを踏襲したわけではない。レッズがAFCチャンピオンズリーグR16進出によってステージ終盤に5連戦を強いられた1stステージを制したが、2ndステージは失速。石井正忠監督が心労による体調不良で休養を取る時期もあり、ステージ11位という結果だった。年間勝ち点だけを見てもレッズの74に対して59。勝ち点差は15あった。

一発勝負だったCS準決勝の川崎戦では試合巧者ぶりを見せたが、ホーム&アウェイで行なわれる決勝は総合力が問われる。

レッズは11月3日の2ndステージ最終節を終えた後、日本代表の西川と槙野を欠いて戦った12日の天皇杯4回戦川崎戦を経て、18日と22日に大学生とのトレーニングマッチを行ないながら、コンディションを維持してきた。特に22日はほとんどの選手が90分間プレーし、レギュラーシーズンと同じ流れでチャンピオンシップ第1戦を迎えることになる。

今年のチャンピオンシップは大会規定により、90分ずつで戦うホーム&アウェイ2試合の勝利数で並んだ場合は以下のように優勝チームを決めることになっている。

・2試合の得失点差
・2試合におけるアウェイゴール数
・年間勝点1位チーム

選手たちが考える第1戦のキーポイントは先制点。まずはアウェイで先にゴールを奪い、できれば無失点勝利を収めることで、ホームでの第2戦を優位に戦おうという意気込みだ。

レッズはチャンピオンシップで2004年に横浜F・マリノス、2015年準決勝でガンバ大阪にそれぞれ敗れた。Jリーグは来シーズンから1ステージ制に戻ることが決まっており、今回は最後のチャンピオンシップとなる。10月に初代YBCルヴァンカップ王者に輝いた喜びの再現を目指し、まずは第1戦を勝利で終えたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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