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vs水原三星 プレビュー「2015シーズン公式戦幕開け、初戦はアウェイでのACL水原三星戦」

2年ぶりのアジア舞台がいよいよ始まる。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループG・MD1水原三星ブルーウィングス戦は、2月25日(水)19時30分(日本時間同じ)、アウェイの水原ワールドカップスタジアムでキックオフされる。浦和レッズにとって今シーズンの公式戦初戦。しっかりと勝ち点を手にし、スタートダッシュへの弾みとしたい一戦だ。

水原三星のホームタウンはソウルの南方に位置する水原で、ホームスタジアムは2002年FIFAワールドカップ韓国/日本の会場となった場所だ。

昨シーズンはKリーグ2位。2006年から2010年までJリーグ川崎フロンターレでプレーした北朝鮮代表FW鄭大世(チョンテセ)が2013年から在籍しており、今シーズンからかつてセレッソ大阪(2008~2009年)や横浜FC(2010~2013年)でプレーしていたブラジル人FWカイオが加入した。

カイオは身長187cmの左利きプレーヤー。昨シーズンは全北現代で43試合13得点を挙げている。また、昨シーズンこそ負傷などで7得点にとどまった鄭大世も、2013年は10得点。川崎時代の2007年から2009年には3年連続で二ケタ得点を挙げている実力者であり、他のブラジル人選手も含め、前線は要注意だ。

戦術的にはロングボールを多用していた以前の印象と違い、パスをつなぐスタイル。守備はレッズの陣形に合わせ、3バック(5バック)で対応してくることも予想される。ただ、相手がマンツーマンに近い守り方をするならレッズとしては慣れている形だ。ボールホルダーは1人かわせばフリーになるという前提で冷静にプレーし、ボールを持たない選手はよく動いてパスコースを作っていくことで、おのずとボールを支配していけるだろう。もし相手がブロックを固めてくるなら、サイドチェンジやミドルシュートで揺さぶっていくことが有効になる。

レッズの一員として初のACL出場となるGK西川周作は「チーム全員で良い準備をすることができた。初戦はアウェイだが、応援してくれている方がたくさんいるので、必ず結果を残して戻ってきたい」と意気込みを語りながら、「相手は両サイドに良いキッカーがいるのでクロスやセットプレーは要注意。チョンテセ選手は日本のこともレッズのこともよく知っているので、情報も入っていると思う」と十分に警戒した。

水原三星とは、2010年7月11日に今回と同じ水原ワールドカップスタジアムで行なわれたプレシーズンマッチで対戦(0-0)している。その試合では平川忠亮と阿部勇樹が先発出場。鈴木啓太、宇賀神友弥、梅崎 司が途中出場しており、スタジアムやピッチの記憶が残っている選手は多い。

今回は2年ぶりのACLの初戦であり、2007年以来8年ぶりに頂点を目指すための戦いの幕開け。「アジアに浦和レッズあり」を再び示すため、アウェイからのスタートという厳しさを乗り越えて勝ち点を取り、次の試合へとつなげていくことを誰もが誓っている。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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