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vs広島 プレビュー「リスタートの一戦、敵地で勝ち点3を」

JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節 vsサンフレッチェ広島は4月4日(水)19時3分より、エディオンスタジアム広島で行われる。

レッズは4月1日に行われたリーグ第5節 ジュビロ磐田戦に敗戦した翌2日、堀 孝史前監督との契約を解除し、大槻 毅育成ダイレクターの暫定的な監督就任を発表した。選手たちは大槻新監督の下で同日午前、トレーニングを開始。磐田戦から中2日で行われる新体制での初陣に備えている。

今回は開幕以来、リーグ未勝利という状況で起きた監督交代劇。選手たちは緊迫感の漂う空気の中、誰もが必勝を期して敵地での一戦に臨もうとしている。

ルヴァンカップはここまで2節を終え、レッズは1勝1敗。勝ち点4はガンバ大阪と並び、2位につけている。第1節の名古屋グランパス戦では育成からトップチームに昇格して1年目のルーキー荻原拓也が公式戦先発デビューを果たして2得点を挙げる大活躍。荻原の躍動に鼓舞されるかのように、ベテランFW興梠慎三も2ゴールと奮闘し、チームは4-1で幸先の良いスタートを切った。

ところが第2節のG大阪戦では立ち上がりから相手の出足に押され、良さを出せないまま時間が経過した。守備のもろさを露呈する形で1-4の敗戦を喫し、第1節で手にした“貯金"を失う結果となった。

今節の相手である広島は、今シーズンから就任した城福 浩監督の下、リーグでは開幕から3連勝を飾った。

第4節こそ磐田を相手に0-0とスコアレスドローに終わったが、第5節では昨シーズンのリーグ優勝チームである川崎フロンターレに1-0と競り勝ち、勝ち点13で現在リーグ首位に立っている。

好調ぶりはルヴァンカップでも同様で、ここまで2連勝中。現在、最も手強い相手であると言えるだろう。好調なチームにおいて特に目立っているのが、FWパトリックだ。G大阪時代の16年に負った右ひざの大ケガからカムバックし、広島に加入して2年目の今季はチーム戦術にもしっかりフィットしている。

また、成長著しいMF川辺 駿はリーグ第2節のレッズ戦で随所に好プレーを見せていた選手。今回はカップ戦であるということでパトリックや川辺の出場は微妙だが、今の広島は大幅に選手を入れ替えてもチーム力が落ちない。レッズとしては、自分がマークすべき相手に対してきっちりと責任を持った守備で対応していくことが求められる。

厳しいチーム状況におけるリスタートの一戦となるルヴァンカップだが、21歳以下の選手1人以上が先発するというルールがあり、今回も荻原に出場チャンスが巡ってくる可能性は高い。荻原にとって大槻監督は育成時代から教えを受けた指導者でもある。

新体制になって2日という難しいスケジュールではあるが、若い力はときとしてチームをガラリと変える息吹をもたらす存在となりうる。レッズが今できることは全員が全力で90分間闘い抜くこと。敵地で勝ち点3を手にすれば勢いもつく。まずは1つの白星を、全力でもぎとって来よう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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