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vs広島プレビュー「アウェイでの連戦、勝ち点を手にし、浦和へ」

明治安田生命J1リーグ 1stステージ第3節、サンフレッチェ広島戦は22日(日)14時4分より、エディオンスタジアム広島で行なわれる。

開幕から2連勝中の両チームは、得点数も失点数も同じで、ともに首位に立っている状況での対戦。2節を終えたばかりとはいえ、各ステージ17試合で決着のつく短期戦であるということを念頭に置けば、首位決戦と言って差し支えのない、非常に重要な一戦だ。

ただ、この試合への準備状況は双方で大きく異なっている。今シーズンは3年ぶりにJリーグのみの参戦となり、1週間に1試合のペースで2連勝してきた広島に対し、リーグ戦とAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を並行して戦っているレッズは、9日間で3試合目。しかも、ACLの北京遠征から浦和に戻り、またすぐに広島へ移動するという厳しいスケジュールの真っ最中だ。選手層の厚さには自信を持つレッズだが、アジアのハードな相手との戦いは相応の負荷となっており、複数のケガ人が出ている状況を考えても現在は序盤戦の山場と言えるだろう。

けれども、選手達は誰もが「ここが踏ん張り時」と気持ちを高めて準備をしてきた。ミシャ監督がかつて指揮を執っていたことで完全なミラーゲームとなる広島戦では「首位の座を譲るわけにはいかない」「絶対に負けたくない」との意気込みが強いのだ。

相性の良さを持続させたいとの思いもある。広島には現在リーグ5連勝中。その5試合の得点は10、失点はわずか2だ。昨年のヤマザキナビスコカップでは準々決勝で対戦し、ホームで2-2、アウェイで0-0。アウェイゴールの差で上に進むことはできなかったが、90分では負けていない。広島に勝つことで一気に加速していきたいというもくろみもある。

古巣を相手に燃えるという選手も多い。中でも今シーズンに広島から移籍加入した石原直樹は「ほとんどの選手を知っているので、楽しみながら良い時間にしたい」と話している。ACL北京国安戦ではレッズへ移籍後初めて1トップとして先発したものの、屈強な相手DFの厳しいマークで思うようなプレーができなかった。ビッグチャンスでゴールを決められなかったことも悔しかった。「ACLとリーグはまったく別物だが、北京での悔しさをぶつけていきたい」と言葉に力を込める。

レッズをホームに迎える広島は、Jリーグ通算146得点で歴代3位(1位・中山雅史、2位・マルキーニョス)にいる佐藤寿人が今シーズンも健在でヴァンフォーレ甲府との開幕戦でもゴールを挙げた。チーム全体で2試合で4人が得点を挙げており、結果が示す通りの好調ぶりだ。

むろん、どこからでも得点が生まれるのはレッズも同じ。2試合で興梠、宇賀神、那須、阿部の4人がゴールを決めており、ミラーゲームということも相俟ってまさに真っ向勝負という試合になるだろう。加えて、連戦のレッズとしてはペース配分に気を遣いながら、攻守の切り替えやボール保持者へのプレッシャーなどを怠らないようにしたい。

今シーズン、レッズは公式戦3連敗という苦しいスタートを切ったが、リーグ連勝という結果が選手とファン・サポータに笑顔をもたらした。広島でも笑顔と勝ち点を手にし、浦和に戻って来よう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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