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vs広島プレビュー「ホームで勝利を飾り、準決勝へ」

ホーム&アウェイで行なわれるヤマザキナビスコカップ準々決勝、サンフレッチェ広島との第2戦は9月7日(日)18時より、ホーム埼玉スタジアムで開催される。条件次第で「アウェイゴール」が適用される準々決勝は、リーグ戦とは違う見どころも多く、スコアに応じて戦い方が変化する様子を楽しむことのできる一戦でもある。

3日にアウェイのエディオンスタジアム広島で行なわれた第1戦を0-0で終えたことで、浦和レッズが準決勝に進むための条件はシンプルに「勝利」と定まった。第2戦ではスコアに関係なく90分で勝利を収めれば、ベスト4に進むことができる。

複雑になるのは90分を終えて引き分けだった場合だ。ナビスコカップ準々決勝と準決勝では勝利数で並んだ場合、アウェイゴールの多いチームが勝ち上がることになっているため、1-1、2-2…など、得点が入っての引き分けだった場合は広島の勝ちになる。

さらに条件が細かくなっていくのは0-0で90分を終えたとき。この場合は15分ハーフの延長戦を行い、そこで多く点を取ったチームが勝つ。(延長戦ではアウェイゴールは適用されない)それでも決まらなければPK戦となる。

つまり、リーグ戦と違う見どころが出てくるのは「アウェイゴール」が大きな意味を持つためだ。レッズが目指すのはシンプルに「勝つ」ことだが、広島としては90分を終えて0-0以外のスコアなら引き分けでも上に進める。

そこから予想されるのは、広島は先制点を取るために最初から圧力を掛けてくるであろうこと。レッズとしてはゴールへはやる相手の心理を逆手に取って落ち着いた対応をしたい。また、ラインを下げすぎると危険度が増す。リスクマネジメントに細心の注意を払いつつも、なるべく高い位置で相手をつぶせるようにしていきたいところだ。

加えて頭に入れておきたいのは、レッズが1点を先取したとしても、相手は1点返すだけで優位な立場を取り戻してしまうこと。先制したら早めに2点差をつけたいところであり、一方で0-0の時間帯をできるだけ長く保ちつつ、後半勝負に出るという考えも成り立つ。いずれにしてもチーム全体でどれだけ意思統一できるかが重要になる。

アウェイでの第1戦でレッズはアウェイゴールを強く意識して試合に入ったが、思惑とは反対にチーム全体の運動量が乏しく、前半は終始受け身になる展開になってしまった。しかし、ハーフタイムにはミシャ監督からの喝も入り、後半は状態が一変。69分の李 忠成のボレーシュートがバーを叩くなど決定機の回数で相手を上回った。宇賀神友弥は「第1戦を教訓に、気持ちを引き締めて第2戦に臨みたい」と話している。

第2戦は中3日ずつの3連戦目とあって、フィジカルコンディションでは厳しい面もあるが、ミシャ監督は複数の選手を入れ替えながら連戦を乗り切ろうとしている。第1戦の「走れなかった」という反省も生かし、しっかりとゲームをコントロールしながら勝利を収め、埼玉スタジアムで行なわれる決勝へ向けて、一つ駒を進めたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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