MENU

NEWS

vs名古屋 プレビュー「酷暑の敵地に乗り込み、勝ち点を積み上げる」

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第8節、名古屋グランパス戦は8月13日(土)18時4分、豊田スタジアムでキックオフされる。

レッズはホーム公式戦通算500試合目となった前節の湘南ベルマーレ戦を4-1で快勝し、節目の一戦を勝利で飾った。9戦無敗と勢いに乗るチームは、より一層士気を高めて酷暑の敵地に乗り込む。

対する名古屋は、2ndステージ第7節の時点で18位、年間勝ち点でも16位と低迷し、苦しい残留争いを強いられている。前節の広島戦も0-2で敗戦し、リーグ戦15試合勝利なしと長いトンネルから抜け出せない。8月1日には、2008年から2013年までアシスタントコーチを務めていたボスコ ジュロヴスキー氏が再びアシスタントコーチに就任し、浮上のきっかけをつかもうとしている。

順位表では下位に沈んでいるが、選手個々の能力は決して侮ることができない。特に注意したいのは身長199cmのFWロビン・シモビッチだ。1stステージのホーム戦では、目の覚めるようなミドルシュートで同点ゴールを決められたことは記憶に新しい。ここ6試合はゴールから遠ざかっているが、空中戦での高さと、遠目からでもゴールを決めるパワーを併せ持ち、チーム最多の9得点を決めているシモビッチには、引き続き警戒が必要だ。

レッズは空中戦に持ち込まれると対応が難しくなるが、チーム全体が高い位置を保ち、クロスの出どころに対してはしっかりプレッシャーを掛け、簡単にクロスを上げさせない守備で相手の高さを封じていきたい。

そして、空中戦からのセカンドボールを泥臭く狙ってくる永井謙佑にも注意が必要だ。レッズは、球際で競り勝ち、セカンドボールを拾っていくことが、自分たちのリズムでゲームを進めることにもつながっていく。リーグ屈指の快足を生かしたカウンターアタックも驚異となるが、そこは素早い攻守の切り替えと、全員が高い守備意識を持つことで対応していきたい。チームが今まで徹底してきた、球際の強さや、攻守の切り替えの早さが、この試合でも大事になってくる。

攻撃では、ようやく本来の調子を取り戻してきた武藤雄樹が好調だ。4月29日(金・祝)の名古屋戦以来ゴールから遠ざかっていた武藤だが、大宮戦で約2ヵ月ぶりのゴールを決めると、甲府戦で1ゴール、湘南戦で2ゴールと連続ゴールを決め、今まさに好調の波に乗っている状態だ。最近は1トップでプレーする機会の多い李も、鹿島戦で2ゴール、甲府戦で1ゴールを決め、チームは、前線の選手がしっかりと結果を出してチームを力強く牽引している。

甲府、湘南、名古屋と、残留争いをする下位チームとの3連戦を戦うレッズだが、『この3連戦は最低でも勝ち点9が必要』と選手たちも口を揃えている通り、チームはここまで取りこぼすことなく勝ち点6を積み上げてきた。名古屋も降格圏から抜け出そうと必死で闘ってくるだろうが、しっかりと3ポイントを獲得し、勢いを持って年間勝ち点1位・川崎との直接対決に臨んでいきたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

vs名古屋 プレビュー「酷暑の敵地に乗り込み、勝ち点を積み上げる」

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ