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vs北京国安プレビュー「アウェイ北京でACLグループステージ初勝利を」

リーグ連勝で波に乗ってきた浦和レッズの次戦は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループG・MD3、北京国安との戦い。3月17日(火)19時30分(日本時間20時30分)より、アウェイの北京工人体育場(中国・北京市)でキックオフされる。

ACLはこれまでに各チームが2試合を行っており、グループGの現在の順位は、1位北京国安(勝ち点6)、2位水原三星ブルーウィングス(勝ち点3、得点2)、3位ブリスベン・ロアー(勝ち点3、得点1)、浦和レッズ(勝ち点0)となっている。

連敗スタートを喫して苦しい戦いを強いられているレッズだが、グループリーグ突破の望みを絶たれたわけではない。グループ2位以内に入って決勝トーナメントに進出することはまだまだ可能だ。

昨年のACLの全8グループの決勝T進出勝ち点ラインを見ると、2位チームの最低勝ち点は8で、半数の4チームがこれに該当した。一方で、昨年の3位チームの最高勝ち点も8(2チーム)だった。

2年前のレッズは、勝ち点10を得ながらグループ3位に甘んじたという苦い経験をしたが、それは例外的(2013年のレッズは過去6年のグループリーグ3位チーム48例中の最高勝ち点)で、過去の結果から割り出されるボーダーラインは勝ち点8~9あたりになるだろう。

現在のレッズが残り4試合で勝ち点9にたどり着くには、最低3勝しなければいけないが、数字的にも質的にも悲観すべき要素はない。敗れた2試合についてしっかりと反省し、攻守とも詰めの部分での厳しさを出していくことで勝利を手にすることは十分に可能だ。しかも、現在首位にいる北京国安と2試合を残していることは巻き返しに好都合と言える。

北京国安はACLの常連で、昨季中国スーパーリーグでは広州恒大と最後まで優勝争いして2位になった。今季のACLはプレーオフから登場し、本戦1試合目のブリスベン・ロアー戦では前半のうちにFWエルトン・フェイズラフ(スウェーデン)が退場するも、10人でしぶとく守り、試合終了間際の90+3分にFW邵佳一(シャオ・ジアイー)のゴールで劇的勝利を飾った。

水原三星ブルーウィングスとの第2戦では韓国Kリーグで2011年から2013年まで3年連続で得点王に輝いている長身FWデヤン・ダミヤノヴィッチ(モンテネグロ)の得点で1-0と連続無失点で連勝。昨年からチームを率いているスペイン人のグレゴリオ・マンサーノ監督の下、組織的なチームに仕上げられていることがうかがえる。一方では、ACL2試合でイエローカード6枚、レッドカード1枚が出ているように、ラフなプレーも少なくない。

レッズは、ブリスベン・ロアー戦でレッドカードを受けた那須大亮が出場停止。湘南ベルマーレ戦で得点を決めるなど、攻守で存在感を見せる背番号4の不在は痛いが、今季のレッズは選手層が一段と厚くなっており、誰が出ても変わらぬ力を発揮できる状態にある。

首位の北京を叩いてグループリーグ突破の道を広げていくことが必須の試合。アウェイで必ず勝ち点3を手にすると、選手たちは大いに意気込んでいる。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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