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vsベガルタ仙台 プレビュー「約1ヵ月ぶりのホーム、勝ち点3を積み重ねよう」

明治安田生命J1リーグ第6節ベガルタ仙台戦は7日(金)19時34分より埼玉スタジアムで行われる。アウェイゲームが続いていた浦和レッズにとって、ホームでの試合は3月10日のヴァンフォーレ甲府戦以来、ほぼ1ヵ月ぶり。選手たちにとっても、ファン・サポーターにとっても、待ち遠しかった一戦だ。

対戦相手の仙台は、第1節コンサドーレ札幌戦、第2節ジュビロ磐田戦にいずれも勝利し、5年ぶりの開幕2連勝を飾った。第5節までを終了して3勝2敗、勝ち点9で7位。

白星を飾った3試合のスコアはいずれも1-0で、得点はすべて後半に奪っている。一方で、敗れた試合のスコアはともに0-2。守備で耐えながら、1点をもぎ取るという戦いで勝点を重ねているのは仙台らしいスタイルと言える。

そして、今季から新たに取り組んでいるのはレッズと同じ3-4-2-1システムだ。指揮官はチームを率いて4年目となっている渡邉 晋監督。チームは過去に2011年4位、2012年2位と大躍進を遂げた時期があったものの、ここ4年間は13位、14位、14位、12位と低迷しており、渡邉監督が就任してからも下位に甘んじてきた。今季は戦い方を変えることで一段階上のチームを目指そうという考えで、仙台が元来持っている粘り強さや球際での強さを残しつつ、新たな戦術でリーグを戦っているようだ。

新システムを採用していることで、先発メンバーには開幕から5試合連続で同じ11人の名が並んできた。その中で目を引くのは今季、レッズから期限付き移籍で加入し、札幌との開幕戦でいきなり決勝点を挙げた石原直樹だ。契約の関係でレッズと対戦する全ての公式戦に出場できないが、石原が得点を決めていることは、レッズが見せている、攻撃に人数を掛けたスタイルに近いものを仙台が目指していることをうかがわせる。

そして、このシステムは守備時には5バックになり、ゴール前を固めることのできるフォーメーションでもある。レッズとしては、ミラーゲームにしてゴール前に多人数を配置する相手に対し、どのようにブロックを崩していくかが課題となるだろう。

とはいえ今季のレッズはリーグ5試合で13得点を挙げており、攻撃に不安はない。前節のヴィッセル神戸戦では左足内転筋負傷のために出遅れていた柏木陽介が今季リーグ戦で初めてボランチとして先発し、全得点にからむ(2得点1アシスト)大活躍を見せてチームを3-1の勝利へと導いた。背番号10の左足から繰り出される長短のパスやサイドチェンジ、卓越した戦術眼があればどんな相手でも怖くない。また、前線の選手もDF陣も気持ちは乗っており、チーム全体としては早く今季初の無失点勝利を手に入れたいと燃えている。

レッズは3勝1分1敗で4位に位置している。前節終了時点で全勝チームがなくなった今、8ヵ月後にタイトルを掴むために重要なのは、一つひとつ勝利を重ねていくこと。ホーム埼スタでのプレミアムフライデーを勝利で飾ろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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