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vsガンバ大阪プレビュー「アウェイで勝利し、勝ち点を積み上げる」

今シーズン初の5万人超えとなった6月11日の鹿島アントラーズ戦で、リーグ戦11試合ぶりの黒星を喫した浦和レッズだが、今は下を向いている場合ではない。

鹿島戦から中3日で行なわれる明治安田生命J1リーグ 1stステージ10節 ガンバ大阪戦は、6月15日(水)19時4分、今季オープンしたばかりの市立吹田サッカースタジアムでキックオフされる。

1stステージ終盤5連戦の第2戦目。何が起こるか分からない勝負の世界において、勝利をつかむための最低条件である『最後まであきらめない心』を持ち、レッズの戦士たちは敵地に向かっていく。

長年のライバルであるG大阪は、今季ここまで6勝2分6敗、勝ち点19で暫定8位となっている。直近5試合の成績は2勝2分1敗。まだまだエンジンはかかり切っていない様子だが、力のあるチームなのでこの数字にとらわれてはいけないだろう。

攻撃では浦和レッズが苦手としているパトリックが今季無得点と調子が上がっていないが、今季から加わったアデミウソンは出場10試合でフル出場も1試合のみと、プレータイムが少ないながらも4得点を挙げており、注意が必要な選手だ。ボランチの位置から長短のパスを繰り出す遠藤保仁のゲームメークにも注意を払いたい。

そして、6月の日本代表マッチから調子を上げてきた宇佐美貴史には容易に前を向かせてはいけない。宇佐美はリーグ戦3得点と目立った数字ではないが、直近の試合での動きはかなり良い。左サイドからのカットインシュートはシュートレンジが広い上に、蹴る動作が非常に速い。DFは寄せのスピードも必要になってくる。

そのDFだが、レッズは森脇が警告の累積により出場停止となった。代わりに入ることになる選手が誰になるかは分からないが、新たに先発に名を連ねることになる選手にとってはチャンスである。日頃のトレーニングで磨いてきた実力をいかんなく発揮し、勝利に貢献してほしい。

また、レッズが市立吹田サッカースタジアムで試合をするのは今回が初めてとなるが、GK西川、DF槙野、遠藤、MF柏木の4選手は今月7日に同スタジアムで行なわれた日本代表マッチに出ており、芝の特徴やスタジアムの雰囲気、照明の角度などを既に知っている状態でG大阪戦に臨むことができる。これは幸運なことと言える。

気がかりなのは5月以降のリーグ戦4試合で1得点にとどまっている攻撃陣だ。特にブロックを固めてくる相手に対しては何らかの工夫が必要となる中、G大阪はブロックを敷いてくることが予想される。サイドチェンジなどで相手を揺さぶって、相手の隙をつくっていきたい。

レッズは鹿島戦の黒星で1stステージの自力優勝はなくなった。しかし、最も重要な戦いは年間順位。全試合が終わったときに一番上にいるには、残りの4連戦でしっかりと勝ち点を積み重ねておくことが不可欠だ。

もちろん、1stステージの争いもまだ続いている。連戦ということでフィジカル的には厳しいことが予想されるが、ここは走り抜くしかない。勝利を収めることでエネルギーを得ながら戦いを続けていこう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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