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vs横浜FM プレビュー 「今季リーグ最終戦。ホームで最高の試合をして有終の美を」

明治安田生命J1リーグ第34節、今季リーグ最終戦となる横浜F・マリノス戦は、12月2日(土)14時4分よりホーム埼玉スタジアムでキックオフされる。

浦和レッズが10年ぶり2度目のアジア王座を獲得した感動の夜から1週間。横浜FM戦は、チャンピオンのプライドを見せることはもちろん、12月9日(日本時間10日)に初戦を迎えるFIFAクラブワールドカップに良い流れを持ち込んでいくためにも、きっちりと勝利を収めるべき一戦だ。

相手の横浜FMとは今季開幕戦以来の対戦となる。2月25日にアウェイで行われた第1節では、13分にダビド バブンスキーに先制点を決められるスタート。それでも後半になってからラファエル シルバの2得点で一度は勝ち越しに成功し、高い攻撃力を見せた。

ところが終盤に2失点して2-3の逆転負け。振り返れば、苦しかった今季リーグ戦を象徴するような試合だった。

あれから9ヵ月あまりが過ぎた。夏に監督交代があったレッズ、攻撃の要でチームキャプテンを務める齋藤 学が負傷離脱した横浜FMと、互いにチーム状況が開幕時とは大幅に変わっていることからも、前回の対戦はあまり参考にならないだろう。

けれども、勝利をつかむためにやるべきことは変わらない。相手よりも多く走ることや、球際で競り勝つこと、攻守の切り替えを素早く行うこと、90分を通して集中力を持続させること。これらの要素をきっちりこなせば自ずと勝利が近づくはず。クラブワールドカップの舞台はもちろんのこと、今季に続いて堀 孝史監督が指揮を執ることが発表された来季にもつなげていきたい基本事項だ。

楽しみは勝利だけではない。得点王争いをしている興梠慎三のパフォーマンスにも注目だ。興梠はAFCチャンピオンズリーグでの日本人歴代最多得点(18点)を誇るストライカー。Jリーグでは通算で歴代8位となる120得点を挙げている。13年にレッズに加入してから5年連続で2ケタ得点をマークしており、継続した活躍が光っている。

「FWの選手として、一度は得点王になりたいと思っている」と意気込んでいる背番号30を後押しし、個人タイトルと勝利をダブルで手にしたいところだ。

レッズはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦vsアルヒラル(サウジアラビア)が11月25日にあったことで、リーグ第33節 川崎フロンターレ戦を11月29日に行った。横浜FM戦はそこから中2日という極めて厳しいスケジュールで行われる。ACL決勝に出たメンバーが中心となって戦うのか、川崎戦で好調をアピールした何人かのフレッシュなメンバーが再びピッチに立つことになるのか、先発メンバーの構成も興味深い。

レッズはACLという非常に重いタイトルを手にはしたが、リーグではシーズン開幕からここまで、良い流れが続いてきたわけではない。だからこそ、「勝って有終の美を」と願っているファン・サポーターも多いはずだ。

その思いは選手たちも同じ。日本勢として初めてアジアで2度目の王座についた栄光のホームスタジアムで最高の試合をし、2017シーズンのリーグの幕を閉じたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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