MENU

NEWS

FUJI XEROX SUPER CUP 2017 vs鹿島 今シーズン初の公式戦は、 2点差を追いつくも2-3で惜敗

18日、レッズは2017シーズン最初の公式戦となる『FUJI XEROX SUPER CUP 2017』で鹿島アントラーズと対戦した。この大会にレッズが出場するのは2015年以来2年ぶり4度目。過去3回の対戦相手はいずれもガンバ大阪で、レッズは2006年にゼロックス杯を掲げている。

FUJI XEROX SUPER CUPの舞台では初となる鹿島との対決。日産スタジアムに詰めかけた4万8250人の観客の声援が響く中、両チームは鮮やかな色合いのセカンドユニフォーム(浦和レッズは黄色、鹿島アントラーズはピンク色)を身にまとってピッチに立ち、試合は13時35分にキックオフした。

さいたまシティカップで多くのメンバーを試したレッズは、連戦の一つ目となるこの試合で、GKに西川、3バックは右から森脇、遠藤、宇賀神、ボランチには青木と阿部、右ワイドに駒井、左ワイドに菊池、2シャドーに李と武藤、1トップにズラタンを先発に起用して臨んだ。

序盤、レッズはリズムよく入り、攻撃の形を見せて相手ゴールに迫った。ボールを奪われてもすぐに相手陣内で取り返し、早い2次攻撃に結び付け、チャンスを重ねていった。12分には、駒井のキレのあるドリブル突破から最後は青木が狙ったが、惜しくも得点には至らず。16分には、再び駒井の突破からズラタンとのコンビネーションで怖さ見せた。

しかし、徐々にレオ シルバを起点にカウンターなどでゴールに迫られ、ピンチを迎えていく。そして、37分、西大伍にドリブルで切れ込まれ、危険な位置でFKを与えると、これを39分に遠藤 康に直接蹴り込まれ、先制を許した。さらに、43分、レオ シルバのパスを起点に、最後は遠藤 康にふたたびゴールネットを揺らされ、2点差で前半を0-2で折り返した。

ハーフタイムに李忠成に代わって興梠を投入したレッズは、その興梠がボールを引き出して、攻撃のよい流れを作っていった。さらにミシャ監督は攻勢を仕掛けようと、64分には駒井に代えて長澤、菊池に代えて関根を投入。阿部が左のセンターバックに下がり、宇賀神が左ワイドに回って、ボランチに長澤、右のワイドに関根という布陣で鹿島ゴールに迫っていった。

すると、74分、興梠がトップスピードでペナルティーエリア内に侵入し、PKを獲得。これを自ら右隅に決めて1点を返す。そして、その1分後には、関根の果敢な仕掛けからのクロスにズラタンがヘディングで合わせ、惜しくもポストに当たった、その跳ね返りを武藤が押し込んで、わずか2分で同点に追いついた。

しかし83分、パスミスから鈴木に勝ち越しゴールを奪われると、アディショナルタイムの4分も含めて、みたび鹿島のゴールネットを揺らすことはできず、試合は2-3で終了。今シーズン最初の公式戦を勝利で飾ることができなかった。

次戦は、21日(火)AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦(アウェイ)。長時間の移動も含めて、タイトな日程での総力戦となるが、ACL初戦という大切な一戦に、心身共に切り替えて臨み、勝ち点を得て日本に戻りたい。

【興梠慎三】
(興梠選手が途中から入って、動きも良くなったように見えたが?)
「前半をベンチから見ていてバタバタしている感じだったので、ピッチに入ってからは前でボールを収めることが必要だと思っていました。後半は相手も運動量が落ちてきて、自分たちのサッカーも少しはできるようになったと思います。PKも落ち着いてGKを見ながら蹴れましたし、2点差を追いついたことはプラスに考えたいです。ただ、最後の失点は確実に自分たちのミスなのでもったいなかったです」

(下がってボールをさばいて前に出て行くようなプレーをしていた印象があるが?)
「引きすぎはよくないと思いながらプレーしていました。なかなかボールをもらえなくて我慢が必要でしたが、今日はその我慢ができませんでした。自分の持ち味がまったく出せなかったので、もっと前で仕掛けることが必要だと思います」

(次はACLで日程的にも厳しくなるが?)
「この試合も大事なのは分かっていましたが、自分たちが目指しているのはACLとリーグタイトルなので、また一からのスタートになります。まずはアウェイのシドニーで初戦があるので、今日90分出た選手はしっかりリカバリーして、いい準備をして臨みたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

FUJI XEROX SUPER CUP 2017 vs鹿島 今シーズン初の公式戦は、 2点差を追いつくも2-3で惜敗 FUJI XEROX SUPER CUP 2017 vs鹿島 今シーズン初の公式戦は、 2点差を追いつくも2-3で惜敗 FUJI XEROX SUPER CUP 2017 vs鹿島 今シーズン初の公式戦は、 2点差を追いつくも2-3で惜敗 FUJI XEROX SUPER CUP 2017 vs鹿島 今シーズン初の公式戦は、 2点差を追いつくも2-3で惜敗

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ