MENU

NEWS

ACL vsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦プレビュー「グループステージ初戦、アウェイで勝ち点を奪い好スタートを」

浦和レッズにとって3年連続6度目の出場となる『AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017』が、いよいよ始まる。初戦のグループステージMD1 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)戦は、2月21日(火)19時(日本時間17時)より、キャンベルタウン・スポーツスタジアムでキックオフ。2007年以来となるアジアの頂点を目指す戦いの第一歩であり、グループステージ突破のゆくえを占う上でも重要な一戦だ。

ウェスタン・シドニー・ワンダラーズが所属するオーストラリアAリーグは、現在レギュラーシーズンの終盤戦を迎えている。前節終了時点の成績は5勝9分6敗、勝ち点20で10チーム中6位。今季は連勝がなく、波に乗れない戦いが続いているようだ。

ただ、2月18日に行なわれたリーグ1位のシドニーFCとの『シドニーダービー』で1-0と勝利を収めており、士気は高まっているに違いない。

かつて小野伸二(現北海道コンサドーレ札幌)もプレーしたウェスタン・シドニー・ワンダラーズには今季、MF楠神順平が所属している。川崎フロンターレ、セレッソ大阪、サガン鳥栖でプレーし、J1で121試合に出場し、10得点。ドリブルからのチャンスメークにすぐれるアタッカーは、昨年7月に移籍加入し、今季は開幕戦から試合に出ており、2014年にC大阪に所属していた元同僚のMFミッチ・ニコルスとの連係プレーから得点を挙げた試合もあった。

試合間隔としては、18日に『FUJI XEROX SUPER CUP 2017 鹿島アントラーズ戦』を行なったレッズと同じ中2日での試合となるが、彼らにはホームの利に加え、サッカーシーズン半ばというアドバンテージがある。長距離移動を伴い、コンディション面で不利なレッズとしては、特に強い気持ちで臨まなければいけない一戦だ。

レッズは18日の鹿島戦では2-3と黒星を喫したが、0-2から興梠慎三と武藤雄樹のゴールで追いつくというポジティブな面も大いに見せた。カウンターを受けたときの攻守の切り替えや、ビルドアップの際の修正課題もハッキリしている。中2日という短い準備期間ではあるが、ここは早急に改善しておきたい部分だ。

沖縄トレーニングキャンプ終盤に負傷したGK西川周作は鹿島戦ですでに実戦に復帰し、同じく離脱していた新加入FWラファエル シルバもトレーニングに完全合流している。鹿島戦から3月4日(土)のホーム開幕戦となるC大阪戦まで2週間で5試合という超過密日程が待ち受ける中、選手たちには、最初が肝心だという意識が強く、集中力は高まっている。

ミシャ監督は今季、「すべてにおいてのバージョンアップ」を掲げている。新加入選手はもちろんのこと、既存の選手もさらなる向上を目指してトレーニングに励んできた。レッズは昨年、ミシャ監督就任以降、初めてACLラウンド16に進出した。その上にいくには、2年連続のグループステージ突破が不可欠。遠い南半球で勝ち点を手に入れ、好スタートを切って日本に戻って来よう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

ACL vsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦プレビュー「グループステージ初戦、アウェイで勝ち点を奪い好スタートを」

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ