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ACLグループステージMD6 vs浦項スティーラーズ ズラタンのPKで追いつくも、グループステージ2位でラウンド16へ

5月3日、AFCチャンピオンズリーグ2016(ACL)グループステージMD6 浦項スティーラーズ戦が、埼玉スタジアムで19:30にキックオフされた。

すでにグループステージ突破を決めている浦和レッズは、この試合の結果次第で、ラウンド16の対戦相手が決定する重要な一戦に臨んだ。グループステージ1位ならば山東魯能(中国)、2位ならばFCソウル(韓国)が対戦相手となるが、レッズが目指すのは首位通過。そのためには、この試合での勝利が絶対条件となる。

レッズは、後半の65分にPKを与えて失点してしまうが、その後攻勢を強めて盛り返すと、87分に得たPKのチャンスをズラタンがきっちり決めて同点に。その後も闘志を前面に出して勝ち越し点を狙い戦ったが、1-1のドローで試合を終えた。この結果、レッズはグループステージ2位通過となり、次戦のラウンド16は、FCソウルとの対戦が決定した。

レッズは、GKに西川、3バックは右からイリッチ、那須、橋本、ボランチには柏木と青木、右ワイドに駒井、左ワイドに梅崎、2シャドーに石原と高木、1トップにズラタンを先発に起用。すでにラウンド16進出を決めているレッズは、直近の名古屋戦から8人と大幅にスタメンを入れ替えて試合に臨んだ。石原が今季初スタメンとなったほか、新加入のイリッチも先発メンバーとしてレッズでのデビュー戦を迎えた。

一方、すでにグループステージ敗退が決まっている浦項も、3月2日のレッズ戦から6人の先発を入れ替えており、お互いに前回の対戦とは異なる顔ぶれが多数を占める中、試合はレッズボールでキックオフされた。

前半、レッズと同じ3バックのフォーメーションを採用してきた浦項に対して、レッズは、この日キャプテンマークをつけた柏木が中央でゲームメイクし、中と外をうまく使い分けながら相手ゴールに迫っていった。しかし、守備時は『5-4』のブロックを作って網を張る浦項のディフェンスに対して、なかなか決定的な得点チャンスを作ることができない。右サイドでは駒井の鋭いドリブル突破から相手陣内の深い位置でクロスを入れ、左サイドからは橋本が強烈な左足ミドルシュートを放ってチャンスを作るが、いずれもゴールネットを揺さぶることができず。40分には、ズラタンが高木の浮き球のパスを胸でトラップしてダイレクトでシュートにつなげるが、これも得点には結びつかない。何度か訪れたチャンスを決めきれないまま、前半を0-0で折り返した。

迎えた後半、53分に相手のドリブル突破を許してGKと1対1の状況からシュートを打たれてしまうが、ここは西川がファインセーブを見せてゴールを死守。最後方からチームを鼓舞すると、レッズは58分に那須に代えて永田、高木に代えて興梠、イリッチに代えて森脇をピッチに投入。一度に3枚のカードを切る思い切った交代策を見せてゴールを狙っていった。しかし65分、相手FKからのクロスからペナルティーエリア内でファウルを取られPKに。これをキッカーのラザル ヴェセリノヴィッチに決められて先制点を奪われてしまった。

勝利のためには2点が必要となったレッズは、駒井と梅崎を左右で入れ替えるなど、相手の守備を崩すためにアイデアを出しながら、より攻勢を強めて前に出て行く。そして迎えた88分、興梠がペナルティーエリア内に送ったパスが相手のハンドを誘い、PKを得る。これをズラタンがきっちり決めて、スコアを1-1の同点とした。残り時間も僅かになると、スタンドからは『赤き血のイレブン』のチャントが響き、チームを力強く後押しする。それに応えるかのように選手たちは最後まで闘志を燃やして戦ったが、タイムアップ。1-1のまま試合を終えた。この結果、ラウンド16はFCソウルとの対戦となり、第1戦は、5月18日(水)にホームで、第2戦は、5月25日(水)にアウェイで行われる。

浦和レッズの次戦は8日(日)、NACK5スタジアム大宮で16時にキックオフされるJ1リーグ 1stステージ第11節の大宮アルディージャ戦。リーグ3連勝中のレッズが、敵地に乗り込んで2年ぶりとなるさいたまダービーに臨む。J1リーグでの対戦成績は、レッズの8勝5分7敗とほぼ互角だが、しっかりと勝ち点3を奪い、連勝を伸ばしていきたい。

【イリッチ】
「相手がリトリートしている状態の中でいくつかチャンスを作っていました。相手のPKの前に明らかなチャンスがあったので、そこで決められれば楽に試合を進めることができたのではないかと思っています。ただ、しっかり相手が引いた状態でも対応できていたとは思います」

(埼玉スタジアムでレッズでのデビューをしたが?)
「個人的には非常にうれしいです。5ヵ月ぶりに公式戦に出ることができました。やっとチームメートと初めてピッチに立てることができて幸せです。勝利で終えることができなかったのは残念ですが、その悔しさをバネに次に生かしたいです。悲しんでいる時間はありません。すぐにJリーグがあります。しっかり切り替えて臨んでいきたいです」

(1つステップを踏めた?)
「自分がケガをして数ヶ月治療に専念した時期もありましたが、そういう時期を乗り越えて試合に出られて良かったです。これから先のJリーグ、ACLで少しでもチームに貢献できるようにがんばっていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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