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気持ちを新たに、巻き返しの第一歩を

浦和レッズが必勝を期して臨むヤマザキナビスコカップ2回戦第1戦、大宮アルディージャとの試合は9月14日(水)19時30分、レッズのホーム、埼玉スタジアムでキックオフされる。リーグ4試合勝ちなしと苦境に立たされているレッズだけに、今回のダービーマッチは何が何でも勝利を収めて巻き返しの第一歩とすべき、極めて重い一戦になる。
2011シーズンのナビスコカップは東日本大震災の影響で、当初予定されたグループ別1回戦総当りのリーグ戦から、1、2回戦はホーム&アウェイの戦いとなった。2戦の合計スコアによって勝敗が決まるこのシステムは、言うまでもなく第1戦の結果が大きなカギを握る。優位に立った状況でアウェーでの第2戦に乗り込むためにも、ホームできっちりと勝利し、アルディージャに「レッズ強し」を印象づけたい。
11日のリーグ第25節モンテディオ山形戦から中2日の試合となるが、この間選手たちは気持ちを入れ直し、またコンディション回復に十分気を配っている。90分を通して気迫に満ちたプレーを見せてくれるはずだ。
対戦するアルディージャも波に乗り切れずにいる。昨シーズンの途中から指揮を執る鈴木淳監督により、以前の堅守速攻型からポゼッション型へとスタイルを変えているが、安定感を得るまでには至っていない。
とはいえ、過去を振り返ると、大宮はレッズ戦となれば普段以上の集中力と鋭い出足を見せつけてきた。今回も今までと同様に激しい試合を挑んでくることが予想される。レッズは受け身になることなく、逆に相手を上回る運動量や球際の厳しさを見せなければいけない。
注意すべきタレントの筆頭はやはりラファエルだろう。ピッチを広く使い、どこからでもシュートを打ってくる。8月にセレッソ大阪から移籍してきたホドリゴ・ピンパォンもツボにはまった際の破壊力は相当なものがある。
今のレッズはとにかく、走ること、切り替えを早くしてセカンドボールでまさること、球際で競り勝つこと、マークを失わず、他人任せにしないことなど、基本的なことを再徹底することが第一だ。そうすることで、本来サッカーの持っている楽しさを呼び起こしていきたい。
厳しいチーム状況だが、あれだけふがいなかったモンテディオ戦でさえ、スタジアムに集うファン・サポーターは90分間を通して精いっぱいの声援を送ってくれた。誰もが気持ちを新たにし、100パーセントの覇気、闘争心を見せて戦い抜こう。そして、勝利の喜びを皆で分かち合おう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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