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2ndステージ 第9節 vs川崎 激闘の末、ホームで敗戦を喫する

20日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第9節、川崎フロンターレ戦に臨んだ。

年間勝ち点1位を争う直接対決に足を運んだ44,176人の観衆の前で、最後まで力を振り絞って戦ったレッズだったが、後半のビハインドを跳ね返すことができず、2ndステージ初黒星を喫してしまった。

レッズの先発は、前節から関根に代わり、駒井が右ワイドで入り、1stステージ最終節以来のスタメンに名を連ねた。リオデジャネイロオリンピックを戦い、今週チームに合流した興梠慎三、遠藤 航は、いずれもベンチスタートとなった。

埼玉スタジアムには選手入場前から両チームのファン・サポーターの声援が響き、試合へのボルテージが高まった中で、戦いの火ぶたは切られた。

立ち上がり、ペースを握ったのはホームのレッズ。長短のパスを織り交ぜて川崎のプレスをかいくぐり、サイドから攻撃を組み立てて、川崎ゴールに迫る場面を何度も作った。しかし徐々に川崎の反撃を受けるようになると15分、川崎の攻撃を食い止めたあとのパスを奪われたところから二次攻撃を受け、最後は中村に先制ゴールを決められてしまった。

追う形となったレッズは、1点を取ってからは引いて守ってカウンターを狙う川崎に対しても攻め急がず、落ち着いて攻撃の糸口を探った。そして28分、森脇が自らの縦パスを契機に攻め上がり、こぼれ球を拾って相手ペナルティーエリア内から中へクロス、こぼれ球を最後は李が右足で押し込んで、レッズが前半のうちに同点に追いついた。

その後は両チームがテンポよくパスを回して攻撃を仕掛け、一進一退の攻防が続いた。互いにチャンスを作りながらゴールは生まれず、前半は1-1で終了した。

レッズは後半も序盤から、決定的な場面を作り、武藤や宇賀神が惜しいシュートを放つなど、積極的に攻撃を仕掛けて川崎ゴールを脅かした。その中で60分、ミシャ監督は高木に代えて興梠を1トップの位置に入れ、2シャドーの右に李、左に武藤というトライアングルに変更した。興梠は持ち前のキープ力やポストプレーで、攻撃のリズムに変化をもたらした。

拮抗した試合の中で、次の1点を挙げたのは川崎だった。74分、レッズ陣内でボールをつながれると、自陣左サイドからクロスを入れられ、最後は途中出場していた森谷に決められてしまった。

その直後、森脇に代わって遠藤がピッチへ。さらに78分には、宇賀神に代わって青木が入り、交代枠を使い切って得点を狙っていった。カウンターから大ピンチを迎えたシーンでは、中村のシュートを西川がはじき出してゴールを死守。選手たちはホームの大声援を受けながら、勝利への執念を前面に出して戦い続けた。88分には武藤が決定機を迎えるなど、最後まで攻め続けたレッズだったが、1点が遠く、試合は1-2で終了となった。

次戦は27日(土)19時からノエビアスタジアム神戸で行われる、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第10節、ヴィッセル神戸戦となる。敗戦のショックを払拭し、次の一週間でいい準備をして、アウェイで勝利して川崎への追撃態勢を整えていきたい。

【李 忠成】
「両チームともクオリティーのある、見応えのある試合をできたと思います。もちろん勝ちたかったですけど、僕たちに運がなかったということです。次にまた試合が来るので、残り8試合を勝って、優勝したいです」

(いい形で同点ゴールを決めたが?)
「森脇がうまくボール奪取してくれて、中で詰めるだけでした。1点取られても、焦らずに自分たちの力を信じてやった結果、試合を振り出しに戻せたところは収穫だと思います。

川崎もすごくいいチームなので、先制点は痛かったですけど、振り出しに戻せたのは自分たちの力だと思います」

(2ndステージで活躍が目立つが?)
「暑さで、前の試合ぐらいまではうまく身体が動かなかったですけど、だいぶ慣れてきたので、今後の自分に期待もありますし、楽しみなこれからになりそうです」

(今日は蒸し暑い中でも全体的に運動量が多かったが?)
「暑さにも慣れてきました。相手も自分たちも平等に暑いので、言い訳にはできません。これからすべて勝てるよう、コンディション調整をしていきたいです」

(これから神戸と3連戦があるが?)
「3連戦を同じチームと戦うことはなかなかないので、楽しみながら、そして結果を求めてやっていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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