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2ndステージ 第11節 vs鳥栖 前半の宇賀神、武藤の2得点で完封勝利

10日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第11節、サガン鳥栖戦に臨んだ。

スタジアムに足を運んだ28,167人が見つめる中、レッズの選手たちは鳥栖との激しい戦いで、攻守に相手を上回り2-0の完封勝利。リーグでの連敗を2でストップした。

この試合では、日本代表のアジア最終予選を終えてチームに合流した西川と柏木が先発に名を連ね、遠藤はリザーブ。負傷していた槙野が公式戦4試合ぶりに先発へ復帰した。前線は1トップにズラタン、2シャドーが右に武藤、左に高木という、2連勝したYBCルヴァンカップ準々決勝と同じ組み合わせでスタートした。

試合開始前には、リスペクト・フェアプレーデイズ宣言が実施され、両チームを代表して、キャプテンであるレッズの阿部勇樹、鳥栖の金 民友が、差別・暴力撲滅宣言を行った。

ピッチ内では序盤から、球際で相手を上回ろうとする両チームによる、激しいバトルが繰り広げられた。レッズの選手たちは鳥栖の激しいプレッシャーにもひるまずにボールをつなぎ、ピッチ中央でパスを散らす柏木を起点に攻撃を構築。守備でも相手の縦パスにタイミングよく寄せてボールを奪い、ロングボールに対しては守備陣が前線の豊田などにしっかり身体を当てて競り合い、自由な攻撃を許さなかった。

0-0で試合が推移する中で41分、レッズは右サイドでパスをつなぎ、武藤のパスを受けたズラタンの丁寧な落としから、ゴール正面、ペナルティーアーク付近にポジションをとっていた宇賀神がダイレクトで右足シュート。ボールはポストの内側を叩いてネットを揺らし、レッズが先制点を挙げた。さらに44分、阿部の縦パスを受けた関根がスルーパスを送ると、これに反応した武藤がシーズン10点目となるシュートを決め、点差を2点に広げた。レッズベンチの前では、西川や槙野が負傷離脱中の梅崎のユニフォームを掲げるシーンもあった。

後半は立ち上がりからレッズがペースをつかみ、58分にはズラタンのパスを受けた武藤が決定機を迎えるなど、チャンスを作った。62分には高木とズラタンに代わって興梠と李がピッチへ。2人は攻守に運動量多くプレーし、しっかりと試合に入っていった。

その後、2点を追う鳥栖がボールを保持する時間が少し長くなったものの、レッズはしっかりとブロックを作ってFWへのパスコースを消し、危ない場面を作らせずに試合を進めた。前線からのプレッシャーや攻守の切り替えの意識も高く、鳥栖のボールを奪った後は、少ない手数で相手ゴールへ迫るシーンを作っていった。

後半アディショナルタイムには、自陣右サイドからの鳥栖のクロスをファーサイドの谷口に合わされるピンチがあったものの、西川が好セーブで失点を許さず、試合はそのまま2-0で終了。リーグではおよそ2か月ぶりとなる、ホームでの完封勝利を飾った。

次戦は17日(土)19時から味の素スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第12節、FC東京戦。攻守のバランスよく、闘う姿勢を最後まで貫いたこの日のプレーを次戦以降も続け、再び連勝街道を突き進んでいきたい。

【武藤雄樹】
(今日の試合を振り返って)
「リーグ戦では連敗していたので、とにかく今日はホームで勝たなければいけないと思っていました。先制点がすごく大事だということはみんなで話していたので、その通りに試合が進んでくれてよかったと思います」

(今日の試合に向けてどのような対策をしていたのか?)
「ミシャ監督が走り負けないことと球際やセカンドボールの部分、鳥栖の強みの部分で絶対負けるなということをずっと言っていました。そういう部分で、今日はみんなしっかり最後まで走り切ったからこそ失点ゼロで抑えられたと思いますし、セカンドボールもしっかり拾えていたのではないかと思います」

(ゴールシーンを振り返って)
「本当にいいタイミングで関根がボールを出してくれましたし、自分の中ではしっかり相手のGKを感じながらファーに決めることができたので、すごく落ち着いていられたかなとは思います」

(試合中はどのようなことを狙っていたのか?)
「相手がしっかり守備をしてくるということは分かっていたので、その中で止まらずに裏への動きは常に狙っていこうと自分でも思っていましたし、ミシャ監督からもずっと言われていたので、そういう部分が出たのが良かったかなと思います」

(2点とも右サイドが起点になっていたが?)
「狙いとしては森脇さん、関根、僕の右サイド3人でポジションチェンジをしながら崩していくという狙いもありましたし、関根は自分で持っていくことができるので、それを生かしながらうまく右サイドから攻略できたのではないかと思っています」

(2ndステージ残り6試合への意気込みは)
「僕たちより順位が上のチームがいるので負けるわけにもいかないですし、勝ち続けて相手を待つしかないので、プレッシャーをかけるためにもここから全部勝てるように頑張りたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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