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「鹿島戦の勝利は忘れて、次の岡山戦に向かってやっていくだけ」曺 貴裁監督(定例会見9/11)
11日、曺 貴裁監督の記者会見がオンライン形式で実施され、13日(日)に埼玉スタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第7節 ファジアーノ岡山戦【MATCH PARTNER トーシンパートナーズ】に向けての意気込みなどを語った。
(前節の鹿島アントラーズ戦は突然フォーメーションを変え、スタメンを入れ替えたのには、いろいろな悩みや葛藤があったと思うが、狙いや気持ちはどうだったのか?)
「突然ということはありませんでした。プレシーズンでもJリーグが始まってからでも、相手の対策や布陣によってはボールを持ったとき、持っていないときの形をいろいろ変化させてはいました。大枠のコンセプトは何も変えずに戦いましたが、あの日は鹿島さんが相手で、連戦の最後ということ、鹿島さんの特徴みたいなところを合わせたときに、そういうものがいいと判断しました。準備の時間がそんなにありませんでしたので、突然のように見受けられたかもしれませんが、僕の中で突然思いついてそうしたわけではありませんでした。
選手もしっかりそこにやりがいや、自分たちがどうしなければいけないのかということを覚悟して闘ったゲームになったと思います。いい意味で鹿島の勝利を忘れて次に向かわなければいけないという意識になりましたし、そういう意味ではあの日のことをビビッドにあまり思い出せない感覚があります」
(岡山戦はどのようなところがキーになると感じているか?)
「岡山さんがリーグの中でも失点の少ないチーム、シュートを打たれた数の少ないチームというのはデータ上、明らかです。百年構想リーグでも浦和は最後の2試合で対戦したと思いますが、その中でもタイトで厳しい試合になっている印象は今年になってさらに深まっています。彼らにも出場停止の選手や怪我をしている選手などがいるので、どういうメンバーが出るか分からないですが、また埼スタに帰って、彼らの浦和を倒そうというモチベーションが上がってくる中で、我々が受けて立つようでは勝利を手に入れられないと思いますし、新しい気持ちで今週取り組んできたこと、確認してきたことを上積みしながら臨まなければいけないと思っています」
(3連敗から3連勝となったが、連敗していたときと連勝している今のチームの変化をどのように感じているか?)
「浦和レッズの監督になってまだ天皇杯合わせて7試合ですし、違いを感じる間もなく日々が過ぎていくので、明確に何が変わったということはありませんが、トレーニングの初日からトレーニングキャンプ、試合に入ってからのトレーニングの温度は、空気感を含め研ぎ澄まされた感は負けている間でも色褪せていなかったと自分で思っています。負けている間に自分たちの課題に向き合いながら、ブレてはいけない部分を選手たちに伝えながら、ミーティングと練習を重ねてきたつもりなので、選手もアジャストする、幅がだんだん広がっていき、いろいろなものが見えるようになってきた印象はあります。勝ってきた試合から温度が変わったというよりは、そういったものを経て今があると思います。
ただ、明確に誰も今の成績や自分たちの立ち位置に満足している人はいないと思うので、先ほども言いましたが、鹿島戦の勝利は忘れて、次の岡山戦に向かってやっていくだけだと思っています」
(開幕から失点が多かった中でも宮本優太選手をセンターバックに起用し続けてきた。失点シーンでクロスに対してヘディングで競りに行けないなど、彼の高さなど身体的なところが出たシーンもあったと思うが、鹿島戦では素晴らしいパフォーマンスも見せた。曺監督は宮本選手のどのような能力が今のチームに必要だと思って中央に使い続け、3連勝の中、どのように発揮されてきていると感じているか?)
「以前も試合後の会見で言ったかもしれませんが、選手がプレーする配置は決めなければいけないものの、今のサッカーではあってないようなところもあります。役割は相手の攻め方や攻撃の仕方で変わってくれば、後ろの選手のポジションがわざと1個前の相手にプレッシャーに行って、残りの2人がカバーリングに入れば中盤の枚数が多いようにも見えます。
ただ、宮本だけではなくて、チーム全体でどういうハーモニーを醸し出すかということで選手を配置しています。その裏付けにはシステムありきではありませんし、どの選手が今フィーリング、調子がいいのかということを外してしまうと絵に描いた餅になってしまうと思っています。いつも言いますが、正直に、まだ明後日のメンバーを誰にするかを決めてないので、明確に誰、何ということを伝えられませんが、自分ではそれくらいギリギリまで悩んで決めているつもりなので、また明後日はみなさんにとっての驚きの起用があるかもしれませんし、ないかもしれません。自分でも分からないですが、宮本個人というよりも、チームの中でどうハーモニーを保てるかということが大事だと思っています」
(鹿島戦のときも「今、調子のいい選手」という言葉が出てきたのは印象的だったが、曺監督がトレーニングやチームと一緒に過ごす中で、なかなか言語化は難しいかもしれないが、調子の良さや「この選手は今、乗っているな」みたいなものはどのように見ているのか?)
「見たままですね。パスのトレーニング、ウォーミングアップ、6対6、クロスからの攻撃・守備、ポゼッション、アジリティワークなど、いろいろありますが、全てにおいてこの選手の今のフィーリングや戦術理解やコンディションがいいと見える選手は当たり前ですが調子がよく見えます。逆もあり、少し疲れている、少し集中力が下がっているというのも、それは悪い意味で言っているわけではなくて、人間のバイオリズムの中でそういったところはあるかもしれませんし、そういったものを自分のフィーリングのふるいにかけながら、どの選手でどうなったらこの試合は先発でプレーできるのか、逆に途中から入れてどうなのかということを全ての面で想像しながらメンバーを選んでいます。
ただ言えるのは、その週で全くフィーリングが悪かった選手は、監督として使いやすいか使いづらいかといえば、なかなか使いづらいところもあります。一概にシュートを10本決めたから使おうという話ではないですが、そういったものを総合的には考えているつもりです」
(戦術的に、またはチーム全体でうまくやっていけるようになるだけではなく、選手個々が良くなっていくこともチームが良くなっていくことにつながると思うが、個々の選手を良くしていく、サッカーがうまくなったり、判断が良くなったり、いろいろな要素があると思うが、そういった点で見たときにこの2ヵ月間での選手たちの成長をどのように感じているか?)
「例えば、みなさんの目に映らないというか、試合に出てない選手たちがどんなプレーをしているのか、伸びているのか伸びていないのか分からないことがみなさんの印象の中でもあると思います。そのことを僕が今、この選手は伸びています、この選手は停滞していますと話しても、あまり意味のないことだと思います。ただ、この2ヵ月と少しの間で新しいものに触れた選手もいて、それを乗り越えようとした中で生まれてきたものがあったのは事実です。逆に、全ての選手にとって全てがうまく行っているかというと、そんなことはあり得ないのかもしれませんが、基本的には、登録されている人数がそこまで多いチームでないですが、その分、それぞれの選手との関係性などを含めた細かい部分を見られると思っています。これからさらにその伸びを期待したいと思っています」
(弊社の集計が間違っていなければ、曺監督はあと1勝でJ1リーグ通算100勝になると思う)
「知りませんでした」
(100勝まで長かったのか?それとも短かったのか?)
「この前、林幸多郎が(8月29日の横浜F・)マリノス戦でJ1リーグ通算100試合出場を達成したということでクラブからきれいな花束をもらっていました。僕は100勝してからでないともらえないと思いますが、監督を務めて何年か経ち、J1であろうがJ2であろうが、J3では指揮を執ったことはないですが、1つ勝つということは非常に難しいです。ここに来ても感じていますし、これは監督だけの力じゃなくてスタッフ、選手、その他、クラブを取り巻くすべての人の協力がなければ、そういうものに至らない。みんながワンチームとして動いていかないと達成できないものなので、それが100も行ったのかとも100しか行ってないとも感じませんが、日々積み重ねる中でそういう数字になったのかなと。でも、あんまり言われたことがなかったので、そうだったんだと今思いました」
(100勝を目前に控えるまでに、ここは変わらなかった、ここは変わったと感じることはあるのか?)
「その年度ごと、その時期ごとにチームのバイオリズムがある中で、いろいろなものにトライしてきたというのは事実ですし、前節勝ったから今週はそのままのメンバーで行けばいいだろうと思って試合に臨んだことはおそらく1つもありませんでした。その中でいろいろなエラーやミステイクもたくさんしてきました。ただ、こうして監督として、Jリーグのピッチに立てるというのも、変えていった方が良かったもの、でも変えてはいけないものというのがそれぞれある中での仕事だと思っているので、その精度や見方を今後も続けていかなければいけないと思っています。
ただ、やはり相手コートでボールを奪いに行く、相手コートに進入していくという前提が自分は一番大事にしてきた部分だったので、そのバージョンアップを常にしなければいけないと思っています」
(データが出ているものでお聞きしたい。クロスボールに関して、Jリーグ公式のスタッツによると岡山は122本ということで、広島の136本に次いでリーグ2位となっている。これまでの課題改善という点では、前節の鹿島戦でも跳ね返す場面が何度も見られたので進んでいると意識することができたが、岡山戦はクロスが嫌でも入ってくると想像できる。それについてどう考えているか?)
「彼らのストロングポイントというか、配置も含めたそういったものは映像を見て理解もできます。木山(隆之)監督も長く岡山を率いられていますし、そういった自分たちのストロングを繰り返すことによって、安易にカウンターを食らわないチームだとも思います。ただ、クロスボールを跳ね返すことだけに意識を向けすぎず、そういう展開が頻繁に起きないようなゲームにしていかなければいけないとも思っています。クロスに関して一日の長がある彼らの攻撃をペナルティーエリア内で防ぐだけだと、逆に彼らの良さみたいなものを引き出してしまうところもあります。そういったものを彼らが何となくうまくいっていないと認識するようにゲームを運んでいかなければいけません。J1リーグで2番目のクロス数というのは分かっていたことですが、明日も練習があるので、その部分を伝えながら臨んでいきたいと思っています」
(アウェイでの鹿島戦は選手としても、浦和レッズの監督としても勝利を経験したが、それぞれ感覚は違ったのか?)
「選手時代のことは本当に忘れました。監督としては京都(サンガF.C.)のときもリーグでは一度も勝っていないと直前に言われましたし、浦和レッズがしばらく勝っていないことも恥ずかしながらこの会見で知りました。ただ、それくらいのスタジアムだと思っていますし、鹿島アントラーズのホームでは、相手が25年に優勝したチームだということ、伝統の力というのも感じながら闘っていましたが、アントラーズさんの大声援を背に守っている(西川)周作や後ろの選手たちが逆にすごく頼もしく見えたところもありました。そういうものも含めて、正々堂々と彼らに向かっていった結果、選手たちが勝ち取ってくれた試合になったという印象はあります」
【浦和レッズオフィシャルメディア】
(前節の鹿島アントラーズ戦は突然フォーメーションを変え、スタメンを入れ替えたのには、いろいろな悩みや葛藤があったと思うが、狙いや気持ちはどうだったのか?)
「突然ということはありませんでした。プレシーズンでもJリーグが始まってからでも、相手の対策や布陣によってはボールを持ったとき、持っていないときの形をいろいろ変化させてはいました。大枠のコンセプトは何も変えずに戦いましたが、あの日は鹿島さんが相手で、連戦の最後ということ、鹿島さんの特徴みたいなところを合わせたときに、そういうものがいいと判断しました。準備の時間がそんなにありませんでしたので、突然のように見受けられたかもしれませんが、僕の中で突然思いついてそうしたわけではありませんでした。
選手もしっかりそこにやりがいや、自分たちがどうしなければいけないのかということを覚悟して闘ったゲームになったと思います。いい意味で鹿島の勝利を忘れて次に向かわなければいけないという意識になりましたし、そういう意味ではあの日のことをビビッドにあまり思い出せない感覚があります」
(岡山戦はどのようなところがキーになると感じているか?)
「岡山さんがリーグの中でも失点の少ないチーム、シュートを打たれた数の少ないチームというのはデータ上、明らかです。百年構想リーグでも浦和は最後の2試合で対戦したと思いますが、その中でもタイトで厳しい試合になっている印象は今年になってさらに深まっています。彼らにも出場停止の選手や怪我をしている選手などがいるので、どういうメンバーが出るか分からないですが、また埼スタに帰って、彼らの浦和を倒そうというモチベーションが上がってくる中で、我々が受けて立つようでは勝利を手に入れられないと思いますし、新しい気持ちで今週取り組んできたこと、確認してきたことを上積みしながら臨まなければいけないと思っています」
(3連敗から3連勝となったが、連敗していたときと連勝している今のチームの変化をどのように感じているか?)
「浦和レッズの監督になってまだ天皇杯合わせて7試合ですし、違いを感じる間もなく日々が過ぎていくので、明確に何が変わったということはありませんが、トレーニングの初日からトレーニングキャンプ、試合に入ってからのトレーニングの温度は、空気感を含め研ぎ澄まされた感は負けている間でも色褪せていなかったと自分で思っています。負けている間に自分たちの課題に向き合いながら、ブレてはいけない部分を選手たちに伝えながら、ミーティングと練習を重ねてきたつもりなので、選手もアジャストする、幅がだんだん広がっていき、いろいろなものが見えるようになってきた印象はあります。勝ってきた試合から温度が変わったというよりは、そういったものを経て今があると思います。
ただ、明確に誰も今の成績や自分たちの立ち位置に満足している人はいないと思うので、先ほども言いましたが、鹿島戦の勝利は忘れて、次の岡山戦に向かってやっていくだけだと思っています」
(開幕から失点が多かった中でも宮本優太選手をセンターバックに起用し続けてきた。失点シーンでクロスに対してヘディングで競りに行けないなど、彼の高さなど身体的なところが出たシーンもあったと思うが、鹿島戦では素晴らしいパフォーマンスも見せた。曺監督は宮本選手のどのような能力が今のチームに必要だと思って中央に使い続け、3連勝の中、どのように発揮されてきていると感じているか?)
「以前も試合後の会見で言ったかもしれませんが、選手がプレーする配置は決めなければいけないものの、今のサッカーではあってないようなところもあります。役割は相手の攻め方や攻撃の仕方で変わってくれば、後ろの選手のポジションがわざと1個前の相手にプレッシャーに行って、残りの2人がカバーリングに入れば中盤の枚数が多いようにも見えます。
ただ、宮本だけではなくて、チーム全体でどういうハーモニーを醸し出すかということで選手を配置しています。その裏付けにはシステムありきではありませんし、どの選手が今フィーリング、調子がいいのかということを外してしまうと絵に描いた餅になってしまうと思っています。いつも言いますが、正直に、まだ明後日のメンバーを誰にするかを決めてないので、明確に誰、何ということを伝えられませんが、自分ではそれくらいギリギリまで悩んで決めているつもりなので、また明後日はみなさんにとっての驚きの起用があるかもしれませんし、ないかもしれません。自分でも分からないですが、宮本個人というよりも、チームの中でどうハーモニーを保てるかということが大事だと思っています」
(鹿島戦のときも「今、調子のいい選手」という言葉が出てきたのは印象的だったが、曺監督がトレーニングやチームと一緒に過ごす中で、なかなか言語化は難しいかもしれないが、調子の良さや「この選手は今、乗っているな」みたいなものはどのように見ているのか?)
「見たままですね。パスのトレーニング、ウォーミングアップ、6対6、クロスからの攻撃・守備、ポゼッション、アジリティワークなど、いろいろありますが、全てにおいてこの選手の今のフィーリングや戦術理解やコンディションがいいと見える選手は当たり前ですが調子がよく見えます。逆もあり、少し疲れている、少し集中力が下がっているというのも、それは悪い意味で言っているわけではなくて、人間のバイオリズムの中でそういったところはあるかもしれませんし、そういったものを自分のフィーリングのふるいにかけながら、どの選手でどうなったらこの試合は先発でプレーできるのか、逆に途中から入れてどうなのかということを全ての面で想像しながらメンバーを選んでいます。
ただ言えるのは、その週で全くフィーリングが悪かった選手は、監督として使いやすいか使いづらいかといえば、なかなか使いづらいところもあります。一概にシュートを10本決めたから使おうという話ではないですが、そういったものを総合的には考えているつもりです」
(戦術的に、またはチーム全体でうまくやっていけるようになるだけではなく、選手個々が良くなっていくこともチームが良くなっていくことにつながると思うが、個々の選手を良くしていく、サッカーがうまくなったり、判断が良くなったり、いろいろな要素があると思うが、そういった点で見たときにこの2ヵ月間での選手たちの成長をどのように感じているか?)
「例えば、みなさんの目に映らないというか、試合に出てない選手たちがどんなプレーをしているのか、伸びているのか伸びていないのか分からないことがみなさんの印象の中でもあると思います。そのことを僕が今、この選手は伸びています、この選手は停滞していますと話しても、あまり意味のないことだと思います。ただ、この2ヵ月と少しの間で新しいものに触れた選手もいて、それを乗り越えようとした中で生まれてきたものがあったのは事実です。逆に、全ての選手にとって全てがうまく行っているかというと、そんなことはあり得ないのかもしれませんが、基本的には、登録されている人数がそこまで多いチームでないですが、その分、それぞれの選手との関係性などを含めた細かい部分を見られると思っています。これからさらにその伸びを期待したいと思っています」
(弊社の集計が間違っていなければ、曺監督はあと1勝でJ1リーグ通算100勝になると思う)
「知りませんでした」
(100勝まで長かったのか?それとも短かったのか?)
「この前、林幸多郎が(8月29日の横浜F・)マリノス戦でJ1リーグ通算100試合出場を達成したということでクラブからきれいな花束をもらっていました。僕は100勝してからでないともらえないと思いますが、監督を務めて何年か経ち、J1であろうがJ2であろうが、J3では指揮を執ったことはないですが、1つ勝つということは非常に難しいです。ここに来ても感じていますし、これは監督だけの力じゃなくてスタッフ、選手、その他、クラブを取り巻くすべての人の協力がなければ、そういうものに至らない。みんながワンチームとして動いていかないと達成できないものなので、それが100も行ったのかとも100しか行ってないとも感じませんが、日々積み重ねる中でそういう数字になったのかなと。でも、あんまり言われたことがなかったので、そうだったんだと今思いました」
(100勝を目前に控えるまでに、ここは変わらなかった、ここは変わったと感じることはあるのか?)
「その年度ごと、その時期ごとにチームのバイオリズムがある中で、いろいろなものにトライしてきたというのは事実ですし、前節勝ったから今週はそのままのメンバーで行けばいいだろうと思って試合に臨んだことはおそらく1つもありませんでした。その中でいろいろなエラーやミステイクもたくさんしてきました。ただ、こうして監督として、Jリーグのピッチに立てるというのも、変えていった方が良かったもの、でも変えてはいけないものというのがそれぞれある中での仕事だと思っているので、その精度や見方を今後も続けていかなければいけないと思っています。
ただ、やはり相手コートでボールを奪いに行く、相手コートに進入していくという前提が自分は一番大事にしてきた部分だったので、そのバージョンアップを常にしなければいけないと思っています」
(データが出ているものでお聞きしたい。クロスボールに関して、Jリーグ公式のスタッツによると岡山は122本ということで、広島の136本に次いでリーグ2位となっている。これまでの課題改善という点では、前節の鹿島戦でも跳ね返す場面が何度も見られたので進んでいると意識することができたが、岡山戦はクロスが嫌でも入ってくると想像できる。それについてどう考えているか?)
「彼らのストロングポイントというか、配置も含めたそういったものは映像を見て理解もできます。木山(隆之)監督も長く岡山を率いられていますし、そういった自分たちのストロングを繰り返すことによって、安易にカウンターを食らわないチームだとも思います。ただ、クロスボールを跳ね返すことだけに意識を向けすぎず、そういう展開が頻繁に起きないようなゲームにしていかなければいけないとも思っています。クロスに関して一日の長がある彼らの攻撃をペナルティーエリア内で防ぐだけだと、逆に彼らの良さみたいなものを引き出してしまうところもあります。そういったものを彼らが何となくうまくいっていないと認識するようにゲームを運んでいかなければいけません。J1リーグで2番目のクロス数というのは分かっていたことですが、明日も練習があるので、その部分を伝えながら臨んでいきたいと思っています」
(アウェイでの鹿島戦は選手としても、浦和レッズの監督としても勝利を経験したが、それぞれ感覚は違ったのか?)
「選手時代のことは本当に忘れました。監督としては京都(サンガF.C.)のときもリーグでは一度も勝っていないと直前に言われましたし、浦和レッズがしばらく勝っていないことも恥ずかしながらこの会見で知りました。ただ、それくらいのスタジアムだと思っていますし、鹿島アントラーズのホームでは、相手が25年に優勝したチームだということ、伝統の力というのも感じながら闘っていましたが、アントラーズさんの大声援を背に守っている(西川)周作や後ろの選手たちが逆にすごく頼もしく見えたところもありました。そういうものも含めて、正々堂々と彼らに向かっていった結果、選手たちが勝ち取ってくれた試合になったという印象はあります」
【浦和レッズオフィシャルメディア】
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