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聖地・駒場で勝利し、予選突破に弾みを

『ヤマザキナビスコカップ2010』予選リーグBグループ第4節モンテディオ山形戦は、26日(水)19時より、駒場スタジアムで行なわれる。
チームは22日の第3節湘南ベルマーレ戦に2-1で勝利し、アウェイで貴重な勝ち点3を手にして浦和に戻ってきた。現在2勝1分、勝ち点7。Bグループ首位を守っており、第4節で勝利すれば、決勝トーナメント進出の条件である2位以内に大きく近づく。
モンテディオとは3月21日のリーグ第3節で既に一度対戦している。30分にエジミウソンのヘディングで先制したが、58分に同点ゴールを許し、結果1-1のドロー。今回の対戦では、悔しい引き分けに終わった3月21日リーグ第3節の反省を生かした試合運びをしたい。
モンテディオの攻撃は、その多くが左サイドバックの石川竜也を起点としている。左足から繰り出されるキックの精度は高く、簡単にクロスを上げさせることのないよう、そこにしっかりプレッシャーをかけたい。あるいは、こちらの右サイドが高い位置を取ることで石川を守備に回らせるようなゲーム運びを意識していきたい。
さらに、リーグで4得点を決めている田代有三の高さには要注意。3月の対戦で同点ゴールを挙げた元レッズの宮沢克行の左足も警戒しなければいけないだろう。
レッズは戦力的にはこのところ大きな問題がない状態が続いている。加えて、『2010FIFAワールドカップ南アフリカ』の日本代表メンバー予備登録選手に関わる規則により、ベルマーレ戦に出られなかった田中達也が戻ってくる。攻撃陣はさらに充実し、フィンケ監督が選手起用に頭を悩ませることも予想されるほどだ。
ただ、やるべきことは誰が出ても変わらない。連戦の中でも90分間しっかり集中し、全体の陣形をコンパクトに保つこと。落ち着いてボールを回し、機を見てスピードアップを図り、相手陣内を切り崩していきたい。
その中で、攻撃のアクセントとなりつつあるのがスピラノビッチだ。ベガルタ仙台戦、ベルマーレ戦と、そつのない守備を見せたセンターバックは、意外にもこの2試合で“連続アシスト”を記録している。
とりわけベルマーレ戦はエジミウソンの決勝ゴールをアシストしただけではなく、先制の場面でもエジミウソンへ的確なクサビのパスを入れ、ゴールの起点になっている。センターバックからのクサビのパスは、今や世界トップレベルでは欠かせないもの。また、サイドバックの選手へ、一発でフィードできるキック力もあり、攻撃のバリエーションを増やすという期待を持たせてくれる。
そして大事なことが一つ。駒場スタジアムでの今シーズンのレッズ戦は、モンテディオ戦が最初で最後。秋以降にスタジアムの改修工事が行なわれるため、その後はしばしのお別れとなる。
なお、5月21日(金)から30日(日)まで、浦和の街の商店街でお得なサービスが受けられるキャンペーンやイベントなどが実施される『駒場ウィーク』も開催。26日の試合前後はぜひ、仲間や家族連れで浦和の街に繰り出し、レッズを語り合ってほしい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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