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vs横浜FM 試合後 フィンケ監督
フォルカー・フィンケ監督 Jリーグ第11節 横浜F・マリノス戦後のコメント
「今日の試合について、今ここで語るのはそう簡単ではありません。なぜならば、今日の失点は、私たちが自ら犯したミスによって相手にチャンスを与えてしまい、それで失点が生まれたからです。今日の試合に関しては、チームのことを強く批判するのはそう簡単なことではありません。なぜならば多くのことを彼らは優れた形で実践していたからです。そして確か、少なくとも3度、ポストもしくはバーに当てています。しかし私が最も多くの不満を抱えているのは、私たちが押し込んでいて、私たちがゲームをコントロールしていたにも関わらず、自分たちのミスによって2度の失点をしてしまったことです。
そして、私たちは2度、追いつくことができました。そこまで私たちはいい形で、優れた強い姿勢を見せることができていましたが、3度目に彼らがリードした後、私たちはメンタル的にも追いつくことができませんでした」
【質疑応答】
(1点目、追いついた後、非常に攻守ともによかったと思うんですが、前半の35分くらいから急にエネルギー切れみたいな状態になっていたと思います。そこからハーフタイムまでの時間、それから後半に向けてどういうふうなことが必要でしたか?)
「おっしゃる通りだったと思います。確かに、私たちが失点した後から追いつくまで、とても優れた形でサッカーをしていましたし、優れた運動量を見せていました。しかしその分、前半の最後の10分間は私たちの運動量が落ちてしまった。それは事実だと思います。私もベンチから見ていて同じことを思っていました。しかしそれが大きな問題であったというわけではありません。なぜならば、今日の試合は、今週に入ってから3度目の試合だったからです。
時間帯によって、テンポが落ちることはよくあることです。しかし1-2の失点のシーンでは、私たちの運動量とか勢いとかは一切関係ありませんでした。あれはいくつかのミスが重なってしまい、それによって生まれたからです。そしてハーフタイムの後、私たちはとても勢いづいて優れたサッカーをしていたと思います。2-2に追いつきましたし、その後ももう少しで3-2のゴールを決めるところでした。あの勢いがしっかりと続いていれば、逆転することが十分できたと思います。私たちのホームでの試合で、とても質の高いサッカーをしていました。しかしとても無駄な形で、そして信じられないようなミスをしてしまい、それによって私たちは相手に再びリードを許してしまいました。
私たちにはこれから、次の試合までの一週間があります。この時間を使って次の試合に向けて、しっかり精神面でも準備をしていきたいと思います。確かに清水エスパルス戦で93分に失点をしたり、正直なところ、今日の試合でも、私たちが経験したことは非常に残念なものでした。多くの選手たちが大きな悲しみを感じているのもよく分かります。今日は全員で悲しみたいです。
しかし、明日以降、優れた形で仕事をして、そしてまた再び頭を上げて次の試合に向けて準備をしていきたいです。私たちが展開していたサッカーの質は十分に高いものでした。これは忘れてはなりません」
(今日の試合で2回リードされて、3回目、これは逆転するんじゃないかっていう期待もあったんですが、今日の一番の落胆のポイントは、交代して入った選手のパフォーマンスが低くて、チームのエネルギーをアップさせられなかったということについて監督はどういうふうに見ていらっしゃいますか?)
「私は、その件に関しては少し違う考えを持っています。確かに途中出場した選手たちが優れた形でチームにいい影響を与えてほしいという願いはいつもあります。ただし彼らがそれらのポジションでプレーをしているときに、他の味方の選手から優れた形でのボールが配球されなくてはなりません。そして3度目のリードを許した後も、私たちは最後の時間帯で何とかして追いつこうとしていたわけです。しかし、途中出場した選手ではなくて、スタメンから出ていた、最初から出ていた選手が疲れていて運動量が減っていたと、そのような現象を見ることができました」
(田中達也選手が今季初のフル出場になりましたが、今日の彼のプレーについては?)
「全体的に見て、優れた試合をしていたと思います。1人のFWというのはゴールを決めないと優れた試合をしていないと、そういう考えを持つ方もいるかもしれませんが、ピッチ上での事実というのはまったく違うものです。彼はとても献身的な動きを見せていましたし、優れた形でチームに貢献していました。そして今日の試合で、一昔前まで、数ヵ月間にわたってケガで苦しめられていた個所が実際に完治しているということが、確認することができました。また、前回の試合で強く頭を打ったわけですが、それに関しましても何も問題なく最後の最後まで優れたプレーを見せることができていました。ですので、試合を通して、彼は優れたプレーを見せていたと思います」
(失点の場面は非常につまらないミスからでしたが、個人的なものか、それともチームとしての問題ですか?)
「私は日本に来てあることを経験しました。それは私がなかなか一人の選手について批判的なことを言うことができない環境があるということです。選手のことについて、少しでも建設的な意味の批判をすると、すぐ、一部ではそれを、私が選手に対して責任転嫁をしているという形になってしまいます。
しかし確かに今日、絶対に起きてはいけないようなミス、練習でも起きてはならないようなミスから失点が生まれてしまいました。これが通常の練習ならば私は、とても大きな声で選手たちに対して指示を出していたでしょう。しかし私は、この公の場でそのようなことについて語ることに関しては気を付けたいと思います。なぜなら、私が日本に来て気付いたのは、この国には違うメンタリティが存在しているということです」
(あと1試合で中断に入りますが、これはプラスに働くのかどうか?)
「私たちのチームにしてみれば、中断期間があるということはとても大きなプラスです。なぜならば、梅崎、山田直輝、そして今日途中出場したセルヒオなど、ケガ上がりの選手たちが優れた形で準備をすることができるようになるでしょうし、彼らはこのシーズンの中でまだまだ貴重な戦力になると思っています。
ですので、これから中断期間があるということは私たちにとって非常にいいことではないでしょうか。ぜひ建設的に使いたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「今日の試合について、今ここで語るのはそう簡単ではありません。なぜならば、今日の失点は、私たちが自ら犯したミスによって相手にチャンスを与えてしまい、それで失点が生まれたからです。今日の試合に関しては、チームのことを強く批判するのはそう簡単なことではありません。なぜならば多くのことを彼らは優れた形で実践していたからです。そして確か、少なくとも3度、ポストもしくはバーに当てています。しかし私が最も多くの不満を抱えているのは、私たちが押し込んでいて、私たちがゲームをコントロールしていたにも関わらず、自分たちのミスによって2度の失点をしてしまったことです。
そして、私たちは2度、追いつくことができました。そこまで私たちはいい形で、優れた強い姿勢を見せることができていましたが、3度目に彼らがリードした後、私たちはメンタル的にも追いつくことができませんでした」
【質疑応答】
(1点目、追いついた後、非常に攻守ともによかったと思うんですが、前半の35分くらいから急にエネルギー切れみたいな状態になっていたと思います。そこからハーフタイムまでの時間、それから後半に向けてどういうふうなことが必要でしたか?)
「おっしゃる通りだったと思います。確かに、私たちが失点した後から追いつくまで、とても優れた形でサッカーをしていましたし、優れた運動量を見せていました。しかしその分、前半の最後の10分間は私たちの運動量が落ちてしまった。それは事実だと思います。私もベンチから見ていて同じことを思っていました。しかしそれが大きな問題であったというわけではありません。なぜならば、今日の試合は、今週に入ってから3度目の試合だったからです。
時間帯によって、テンポが落ちることはよくあることです。しかし1-2の失点のシーンでは、私たちの運動量とか勢いとかは一切関係ありませんでした。あれはいくつかのミスが重なってしまい、それによって生まれたからです。そしてハーフタイムの後、私たちはとても勢いづいて優れたサッカーをしていたと思います。2-2に追いつきましたし、その後ももう少しで3-2のゴールを決めるところでした。あの勢いがしっかりと続いていれば、逆転することが十分できたと思います。私たちのホームでの試合で、とても質の高いサッカーをしていました。しかしとても無駄な形で、そして信じられないようなミスをしてしまい、それによって私たちは相手に再びリードを許してしまいました。
私たちにはこれから、次の試合までの一週間があります。この時間を使って次の試合に向けて、しっかり精神面でも準備をしていきたいと思います。確かに清水エスパルス戦で93分に失点をしたり、正直なところ、今日の試合でも、私たちが経験したことは非常に残念なものでした。多くの選手たちが大きな悲しみを感じているのもよく分かります。今日は全員で悲しみたいです。
しかし、明日以降、優れた形で仕事をして、そしてまた再び頭を上げて次の試合に向けて準備をしていきたいです。私たちが展開していたサッカーの質は十分に高いものでした。これは忘れてはなりません」
(今日の試合で2回リードされて、3回目、これは逆転するんじゃないかっていう期待もあったんですが、今日の一番の落胆のポイントは、交代して入った選手のパフォーマンスが低くて、チームのエネルギーをアップさせられなかったということについて監督はどういうふうに見ていらっしゃいますか?)
「私は、その件に関しては少し違う考えを持っています。確かに途中出場した選手たちが優れた形でチームにいい影響を与えてほしいという願いはいつもあります。ただし彼らがそれらのポジションでプレーをしているときに、他の味方の選手から優れた形でのボールが配球されなくてはなりません。そして3度目のリードを許した後も、私たちは最後の時間帯で何とかして追いつこうとしていたわけです。しかし、途中出場した選手ではなくて、スタメンから出ていた、最初から出ていた選手が疲れていて運動量が減っていたと、そのような現象を見ることができました」
(田中達也選手が今季初のフル出場になりましたが、今日の彼のプレーについては?)
「全体的に見て、優れた試合をしていたと思います。1人のFWというのはゴールを決めないと優れた試合をしていないと、そういう考えを持つ方もいるかもしれませんが、ピッチ上での事実というのはまったく違うものです。彼はとても献身的な動きを見せていましたし、優れた形でチームに貢献していました。そして今日の試合で、一昔前まで、数ヵ月間にわたってケガで苦しめられていた個所が実際に完治しているということが、確認することができました。また、前回の試合で強く頭を打ったわけですが、それに関しましても何も問題なく最後の最後まで優れたプレーを見せることができていました。ですので、試合を通して、彼は優れたプレーを見せていたと思います」
(失点の場面は非常につまらないミスからでしたが、個人的なものか、それともチームとしての問題ですか?)
「私は日本に来てあることを経験しました。それは私がなかなか一人の選手について批判的なことを言うことができない環境があるということです。選手のことについて、少しでも建設的な意味の批判をすると、すぐ、一部ではそれを、私が選手に対して責任転嫁をしているという形になってしまいます。
しかし確かに今日、絶対に起きてはいけないようなミス、練習でも起きてはならないようなミスから失点が生まれてしまいました。これが通常の練習ならば私は、とても大きな声で選手たちに対して指示を出していたでしょう。しかし私は、この公の場でそのようなことについて語ることに関しては気を付けたいと思います。なぜなら、私が日本に来て気付いたのは、この国には違うメンタリティが存在しているということです」
(あと1試合で中断に入りますが、これはプラスに働くのかどうか?)
「私たちのチームにしてみれば、中断期間があるということはとても大きなプラスです。なぜならば、梅崎、山田直輝、そして今日途中出場したセルヒオなど、ケガ上がりの選手たちが優れた形で準備をすることができるようになるでしょうし、彼らはこのシーズンの中でまだまだ貴重な戦力になると思っています。
ですので、これから中断期間があるということは私たちにとって非常にいいことではないでしょうか。ぜひ建設的に使いたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】