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藤原優大 囲み取材コメント
9日、育成型期限付き移籍から復帰した藤原優大の囲み取材が大原サッカー場で行われ、メディアからの質問に答えた。
(久しぶりに浦和に戻ってきて、今の心境は?)
「やっとチャンスが来たので、ものにしたいと思っています。成長した姿をファン・サポーターやスタッフに見せたいという気持ちです」
(復帰の連絡を受けた際の率直な気持ちは?)
「正直、大分(トリニータ)に1年半在籍させてもらったので情もあって、すごく迷いました。ただ、なかなかチャンスがない中で今回チャンスをいただけたので、戻ってくることを決めました」
(戻ってきたからといってすぐにポジションが与えられるわけではない厳しい状況だと思う。どのように自分が成長して、またどの部分を武器にして、ポジション争いをしていきたいと思っているのか?)
「簡単に90分出られるとか、そんな甘くないと思っています。シーズンも残り3ヵ月ない中で、数字や結果ももちろん欲しいですけど、それ以上に自分が与えられた役割とか、今までレンタル先で積んできた経験を出して、欲張らずに自分ができることや与えられた役割を全うしたいです。武器については、1年目はヘディングと言っていました。今でもヘディングは武器ではありますけど、J2のフォワード相手でも180cm、190cmの身長の選手に正面から競り合うだけでは勝てなかったので、駆け引きなどを考えながらプレーしていました。センターバックでも動いて攻撃のプラス1の役割を果たすということは武器としてやっていきたいと思います」
(3つのクラブ(SC相模原/FC町田ゼルビア/大分トリニータ)を渡り歩いた中で、3バック・4バックと経験してきたと思うが、4バックのセンターバックとしてプレーするときに大事にするべきことはどう考えているか?)
「まずはしゃべること、前線の選手を動かして自分が守りやすいように守ることだと思います。ここ2試合を見た印象として、スライドの部分とサイドバックのカバーは大事になるかなと感じています」
(マチェイ スコルジャ監督のチームのセンターバックとして大事になる、アピールするためにはこういうところができると見せなくてはいけないという部分はあるか?)
「攻撃の部分では、常に遠いところを見ること。また守備の部分は、引いて守る時間も多いというのが僕の中での印象なので、そこはペナルティエリアでの体を当てるところや、人に強く行くところを求められていくかと思います」
(昨年の大分トリニータでは、日本代表入りした安藤智哉選手(現アビスパ福岡)の隣に入ることが多かったと思うが、安藤選手から学んだことはあるか?)
「(安藤選手は)サイズもスピードもあって万能で、今まで組んだセンターバックの中では一番やりやすかったですし、すごく尊敬しているセンターバックです。攻撃のところもですが、守備のところで90分体を張るところや、カバーの部分はすごく学ばせてもらいました。昨年一緒にやらせてもらっていたのでとても刺激になっています」
(安藤選手も移籍して、今年の大分ではリーダーの役割も求められたと思うが?)
「そうですね。3枚の真ん中だったので、僕がチーム全員を動かしてというのは求められていましたし、僕もそれは意識してやってきました」
(プレー時間を長く積んだことで、移籍前から伸びたところはどのようなところか?)
「僕のイメージとしては、どこかが突出してすごく成長したというよりは全ての面で少しずつ成長しているという印象です。4年半前に自信を持ってプロに入ったものの、その自信が折られてしまった中で、そこから4年半レンタル先で試合に全く出られないってことはなかったので、そこは全てのチームに感謝しています」
(J1でプレーをすることについて、J2との違いはどのように感じているか?)
「J1のチームとは練習試合ぐらいでしか対戦していないので、どうですかね。ただ、J2のアタッカーにも手を焼いたし、すごかったです。日本人選手もですけど、ファンマ デルガド選手やマテウス ジェズズ選手(共にV・ファーレン長崎)はすごくいやな選手でしたし、やられたこともあったのでそこはすごく勉強になりました」
(日本人アタッカーでいうと、昨年は小森飛絢選手とも対峙したと思うが)
「そうですね。すごくいやなタイプでしたね。外国人選手は、守備はしないけどゴール前で点を取るみたいな感じでしたけど、(小森選手は)ずっと走り回って、常に背後狙って動き出していたので、気が抜けなかったのはすごく覚えています。点も取られたと思います。(これからはチームメートになるが)練習とかでもマッチアップするのはいやですね(笑)。楽しみです」
(移籍期間中、チームはAFCチャンピオンズリーグでの優勝や、FIFAクラブワールドカップへの出場があった。それを外から見ていてどのような印象だったか?)
「天皇杯の優勝とか、そういうのがあるたびに遠い存在というか、そう感じていたのは正直ありました。強い覚悟を持って戻ってというよりは憧れみたいな感情の方が強かったです」
(移籍前とチームが変わっていると思うが)
「違うチームですね。当時いたのは周君(西川周作)、(柴戸)海君、トモ君(大久保智明)、タカ君(関根貴大)の4人ですかね」
(戻ってきたときに、そのメンバーからなんて声をかけられたのか?)
「『おかえり』って言ってもらいましたね。タカ君には『え、誰?初めまして』ってとぼけて言われました(笑)」
(随分大人になったように見える)
「よく言われますけど、さすがに4年半あったら見た目も少しは成長しますよね(笑)。欲張らず頑張ります」
(ファン・サポーターにメッセージを)
「4年半、なかなか帰ってくることができず、期待に応えられずにいたのに、多くの方が『おかえり』と言ってくださいました。そういった人たちのためにも成長した姿を見せられるようにピッチに立ちたいですし、そのためにまず自分ができることをやりたいと思うので、応援よろしくお願いします」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
(久しぶりに浦和に戻ってきて、今の心境は?)
「やっとチャンスが来たので、ものにしたいと思っています。成長した姿をファン・サポーターやスタッフに見せたいという気持ちです」
(復帰の連絡を受けた際の率直な気持ちは?)
「正直、大分(トリニータ)に1年半在籍させてもらったので情もあって、すごく迷いました。ただ、なかなかチャンスがない中で今回チャンスをいただけたので、戻ってくることを決めました」
(戻ってきたからといってすぐにポジションが与えられるわけではない厳しい状況だと思う。どのように自分が成長して、またどの部分を武器にして、ポジション争いをしていきたいと思っているのか?)
「簡単に90分出られるとか、そんな甘くないと思っています。シーズンも残り3ヵ月ない中で、数字や結果ももちろん欲しいですけど、それ以上に自分が与えられた役割とか、今までレンタル先で積んできた経験を出して、欲張らずに自分ができることや与えられた役割を全うしたいです。武器については、1年目はヘディングと言っていました。今でもヘディングは武器ではありますけど、J2のフォワード相手でも180cm、190cmの身長の選手に正面から競り合うだけでは勝てなかったので、駆け引きなどを考えながらプレーしていました。センターバックでも動いて攻撃のプラス1の役割を果たすということは武器としてやっていきたいと思います」
(3つのクラブ(SC相模原/FC町田ゼルビア/大分トリニータ)を渡り歩いた中で、3バック・4バックと経験してきたと思うが、4バックのセンターバックとしてプレーするときに大事にするべきことはどう考えているか?)
「まずはしゃべること、前線の選手を動かして自分が守りやすいように守ることだと思います。ここ2試合を見た印象として、スライドの部分とサイドバックのカバーは大事になるかなと感じています」
(マチェイ スコルジャ監督のチームのセンターバックとして大事になる、アピールするためにはこういうところができると見せなくてはいけないという部分はあるか?)
「攻撃の部分では、常に遠いところを見ること。また守備の部分は、引いて守る時間も多いというのが僕の中での印象なので、そこはペナルティエリアでの体を当てるところや、人に強く行くところを求められていくかと思います」
(昨年の大分トリニータでは、日本代表入りした安藤智哉選手(現アビスパ福岡)の隣に入ることが多かったと思うが、安藤選手から学んだことはあるか?)
「(安藤選手は)サイズもスピードもあって万能で、今まで組んだセンターバックの中では一番やりやすかったですし、すごく尊敬しているセンターバックです。攻撃のところもですが、守備のところで90分体を張るところや、カバーの部分はすごく学ばせてもらいました。昨年一緒にやらせてもらっていたのでとても刺激になっています」
(安藤選手も移籍して、今年の大分ではリーダーの役割も求められたと思うが?)
「そうですね。3枚の真ん中だったので、僕がチーム全員を動かしてというのは求められていましたし、僕もそれは意識してやってきました」
(プレー時間を長く積んだことで、移籍前から伸びたところはどのようなところか?)
「僕のイメージとしては、どこかが突出してすごく成長したというよりは全ての面で少しずつ成長しているという印象です。4年半前に自信を持ってプロに入ったものの、その自信が折られてしまった中で、そこから4年半レンタル先で試合に全く出られないってことはなかったので、そこは全てのチームに感謝しています」
(J1でプレーをすることについて、J2との違いはどのように感じているか?)
「J1のチームとは練習試合ぐらいでしか対戦していないので、どうですかね。ただ、J2のアタッカーにも手を焼いたし、すごかったです。日本人選手もですけど、ファンマ デルガド選手やマテウス ジェズズ選手(共にV・ファーレン長崎)はすごくいやな選手でしたし、やられたこともあったのでそこはすごく勉強になりました」
(日本人アタッカーでいうと、昨年は小森飛絢選手とも対峙したと思うが)
「そうですね。すごくいやなタイプでしたね。外国人選手は、守備はしないけどゴール前で点を取るみたいな感じでしたけど、(小森選手は)ずっと走り回って、常に背後狙って動き出していたので、気が抜けなかったのはすごく覚えています。点も取られたと思います。(これからはチームメートになるが)練習とかでもマッチアップするのはいやですね(笑)。楽しみです」
(移籍期間中、チームはAFCチャンピオンズリーグでの優勝や、FIFAクラブワールドカップへの出場があった。それを外から見ていてどのような印象だったか?)
「天皇杯の優勝とか、そういうのがあるたびに遠い存在というか、そう感じていたのは正直ありました。強い覚悟を持って戻ってというよりは憧れみたいな感情の方が強かったです」
(移籍前とチームが変わっていると思うが)
「違うチームですね。当時いたのは周君(西川周作)、(柴戸)海君、トモ君(大久保智明)、タカ君(関根貴大)の4人ですかね」
(戻ってきたときに、そのメンバーからなんて声をかけられたのか?)
「『おかえり』って言ってもらいましたね。タカ君には『え、誰?初めまして』ってとぼけて言われました(笑)」
(随分大人になったように見える)
「よく言われますけど、さすがに4年半あったら見た目も少しは成長しますよね(笑)。欲張らず頑張ります」
(ファン・サポーターにメッセージを)
「4年半、なかなか帰ってくることができず、期待に応えられずにいたのに、多くの方が『おかえり』と言ってくださいました。そういった人たちのためにも成長した姿を見せられるようにピッチに立ちたいですし、そのためにまず自分ができることをやりたいと思うので、応援よろしくお願いします」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
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