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「勝利への強い意志と姿勢を持って試合に臨む」フィンケ監督
フォルカー・フィンケ監督 Jリーグ第17節 ヴィッセル神戸戦前日のコメント
「今週の不幸なニュースは、山田直輝が練習中にケガをしたことです。確かにここ最近の山田直輝のコンディションは、今から半年前、ケガをする前のものとは違うものでした。それでも彼は私たちにとってとても大切な選手なのです。ですので、今日もう一度行なわれる検査の結果がとてもいい結果になることを私は望んでいます。そこで重いケガだと判断されないように、私は願っています。
それから前回の国際武道大学とのトレーニングマッチでケガをしてしまった梅崎に関してですが、現在はまだ別メニューで練習をしていますが、いつごろチーム練習に合流できるかはまだ分からない状態です。しかしそれ以外の選手たちは全員、ケガもしていませんし、今日の練習で外に出ていた18人の選手が神戸に行くことになります。
私たちの目標はもちろん、勝つことです。だからこそ先取点を奪うことが大切になると思います。私たちは高い集中力をもって試合に臨んで、できる限り、自分たちがリードするようなゲーム展開に持ち込みたいです。そして、私たちはここ最近、あれだけの得点チャンスを外しているということに関して、チームに所属している選手たちと話し合いました。なぜならば、今後も内容を改善していくために、そして今後も成長を続けていくためにも、結果が出ることが大切だからです。ピッチの上で再び優れたパフォーマンスを見せたい、そして必ず得点チャンスをゴールに決めていきたい、そういう強い意志と姿勢を持って、明日の試合に臨みたいです」
【質疑応答】
(梅崎と山田直輝のケガはどこの個所で、どういう状況でしょうか?)
「梅崎に関してはまだはっきりとしたことを言うことはできません。ただし、診断の結果は、あの大学生との試合の一つのプレーによって、彼が膝を伸ばしすぎてしまい、膝の中を損傷してしまったということです。ドクターからの話だと、まずは1週間か、2週間、様子を見ないと今後どのような形で完治していくのかが、まだ見えない状況だということでした。
山田直輝に関しては昨日の練習でちょっとした衝突のシーンがあって、一度、彼が骨のケガをしている同じ個所に強い打撲をしてしまいました。メディカル部門からの報告によると、再び同じ個所を骨折したという状況ではないということです。ただしとても強い打撲ということもあって、今日になっても痛みがとれていない状態です。ですので、今後も検査を続けていきますし、来週に入ってからはさらに多くの情報を得ることができると思います」
(サヌは前線でも活躍できそうなプレーヤーですけど、明日はそういった攻撃的なオプションとして期待している部分もありますか?)
「私はここで嘘をつきたくありません。ですので、唯一、言えるのは、そのような考えもあり得るということです」
(サヌを前目で使うオプションの場合は、彼のいいところというのはどういうところにあるんでしょうか?)
「サヌはもともとFWでした。子供のころからFWとしてプレーしてきました。その後、たしかに彼は右のサイドバックとしても公式戦に出場していました。しかし、子供のころからプレーしていたポジションは前線のポジションの一つでした。ツートップの1人、もしくは3トップの1人。しかも彼の場合は右であろうと左であろうとどちらでもプレーすることができる選手です。ただし必ず彼が先発でいくということは決まっているわけではありません。もしかしたら途中から使うということもあり得るからです。このことに関して私が考えているのはもちろん、宇賀神のここ最近の優れたパフォーマンスが関連しています」
(達也はもう大丈夫そうですか?)
「田中達也に関していえば、基本的に彼が優れた選手であることを再び証明する必要はないと思います。ただし肝心なのは彼の体調がとても優れた状態であること、そしてそのような状態をキープすることです。これが重要です。前回の試合後、田中達也は木曜日まで回復練習とそれから治療にあたっていました。そして昨日初めてチームの練習に合流できたのです。彼を必ず神戸に連れて行きますが、途中から起用するのか、もしくは先発で起用するのかはあちらで最終的に決めたいです」
(3位以内の目標というのをクラブとして確認をしていたと思うんですけど、残り18試合、正直、難しい、厳しい状況だと思っていますが、監督はどのように感じていますか?)
「一つの方向に向かって進んでいくためには、目標が必要です。そして現在の勝利を収めれば勝ち点3を取ることができるというルールは、まるで1つのエレベーターのようでもあります。確かに前回の京都での勝利の後の大宮戦では、私たちの選手が間違った、エレベーターの中のボタンを押してしまい、あれだけ決定的なシーンを作りだしたにもかかわらず得点を決めることができず、エレベーターで上に行くのではなく下に行ってしまいました。これはとても残念なことです。
しかし私たち全員は、連勝することができるための準備をしているわけです。そのために努力をしていますし、多くの選手たちが、とても調子がよく、一度勝利を収めたことによって、自信を取り戻すことができれば、また連勝できるようになります。そういうときのことも考えて、外部に向けて、目標を突然、変えました、というのはよくないことです」
(ただ、連敗はしたくないですよね。下のチームに対しての取りこぼしっていうのはやっぱり避けたいと思うんですが?)
「私は相手の順位のことはあまり気にしていません。それよりは自分たちの仕事に集中することです。そして自分たちがこれだけの得点チャンスを作りだしているわけですから、それをしっかりと結果に結び付けることができるように、どのような方法があるかについて、私たちが全員で考えてそれに取り組んでいるわけです。
そして忘れてはならないのは、同じ対戦チームと昨年対戦したときには、今年のようにたくさんの得点チャンスを作りだすことができていなかったということです。例えば昨年、私たちがホームでサンフレッチェ広島と試合をしたときにも最終的には2-1というスコアで勝利を収めることができましが、あの試合では私たちが最初の60分間で少なくとも2失点していてもおかしくなかったです。それと今年を比較すれば、私たちは今年の試合では相手を圧倒することができていました。同じチームを相手に昨年は今年ほどたくさんの得点チャンスを作りだすことができていませんでした。そして、すべての選手たちは、次のステップを踏む覚悟をしなくてはならないのです。得点チャンスを作りだすことだけがいいというわけではありません。大切なのはこれらをしっかりとした結果に結び付けることです」
(選手とその辺の話をしたっていうのは、個別に勇気を与えるような話をしたんですか。それとも全体的に話をしたのですか?)
「さまざまなケースがあります。何人かの選手は直接、個別に話をするために監督室に呼びますし、いくつかのことに関してはチームの前、全員の前で話をします。しかし、状況によっては個別で話をした方がいいときもあります」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「今週の不幸なニュースは、山田直輝が練習中にケガをしたことです。確かにここ最近の山田直輝のコンディションは、今から半年前、ケガをする前のものとは違うものでした。それでも彼は私たちにとってとても大切な選手なのです。ですので、今日もう一度行なわれる検査の結果がとてもいい結果になることを私は望んでいます。そこで重いケガだと判断されないように、私は願っています。
それから前回の国際武道大学とのトレーニングマッチでケガをしてしまった梅崎に関してですが、現在はまだ別メニューで練習をしていますが、いつごろチーム練習に合流できるかはまだ分からない状態です。しかしそれ以外の選手たちは全員、ケガもしていませんし、今日の練習で外に出ていた18人の選手が神戸に行くことになります。
私たちの目標はもちろん、勝つことです。だからこそ先取点を奪うことが大切になると思います。私たちは高い集中力をもって試合に臨んで、できる限り、自分たちがリードするようなゲーム展開に持ち込みたいです。そして、私たちはここ最近、あれだけの得点チャンスを外しているということに関して、チームに所属している選手たちと話し合いました。なぜならば、今後も内容を改善していくために、そして今後も成長を続けていくためにも、結果が出ることが大切だからです。ピッチの上で再び優れたパフォーマンスを見せたい、そして必ず得点チャンスをゴールに決めていきたい、そういう強い意志と姿勢を持って、明日の試合に臨みたいです」
【質疑応答】
(梅崎と山田直輝のケガはどこの個所で、どういう状況でしょうか?)
「梅崎に関してはまだはっきりとしたことを言うことはできません。ただし、診断の結果は、あの大学生との試合の一つのプレーによって、彼が膝を伸ばしすぎてしまい、膝の中を損傷してしまったということです。ドクターからの話だと、まずは1週間か、2週間、様子を見ないと今後どのような形で完治していくのかが、まだ見えない状況だということでした。
山田直輝に関しては昨日の練習でちょっとした衝突のシーンがあって、一度、彼が骨のケガをしている同じ個所に強い打撲をしてしまいました。メディカル部門からの報告によると、再び同じ個所を骨折したという状況ではないということです。ただしとても強い打撲ということもあって、今日になっても痛みがとれていない状態です。ですので、今後も検査を続けていきますし、来週に入ってからはさらに多くの情報を得ることができると思います」
(サヌは前線でも活躍できそうなプレーヤーですけど、明日はそういった攻撃的なオプションとして期待している部分もありますか?)
「私はここで嘘をつきたくありません。ですので、唯一、言えるのは、そのような考えもあり得るということです」
(サヌを前目で使うオプションの場合は、彼のいいところというのはどういうところにあるんでしょうか?)
「サヌはもともとFWでした。子供のころからFWとしてプレーしてきました。その後、たしかに彼は右のサイドバックとしても公式戦に出場していました。しかし、子供のころからプレーしていたポジションは前線のポジションの一つでした。ツートップの1人、もしくは3トップの1人。しかも彼の場合は右であろうと左であろうとどちらでもプレーすることができる選手です。ただし必ず彼が先発でいくということは決まっているわけではありません。もしかしたら途中から使うということもあり得るからです。このことに関して私が考えているのはもちろん、宇賀神のここ最近の優れたパフォーマンスが関連しています」
(達也はもう大丈夫そうですか?)
「田中達也に関していえば、基本的に彼が優れた選手であることを再び証明する必要はないと思います。ただし肝心なのは彼の体調がとても優れた状態であること、そしてそのような状態をキープすることです。これが重要です。前回の試合後、田中達也は木曜日まで回復練習とそれから治療にあたっていました。そして昨日初めてチームの練習に合流できたのです。彼を必ず神戸に連れて行きますが、途中から起用するのか、もしくは先発で起用するのかはあちらで最終的に決めたいです」
(3位以内の目標というのをクラブとして確認をしていたと思うんですけど、残り18試合、正直、難しい、厳しい状況だと思っていますが、監督はどのように感じていますか?)
「一つの方向に向かって進んでいくためには、目標が必要です。そして現在の勝利を収めれば勝ち点3を取ることができるというルールは、まるで1つのエレベーターのようでもあります。確かに前回の京都での勝利の後の大宮戦では、私たちの選手が間違った、エレベーターの中のボタンを押してしまい、あれだけ決定的なシーンを作りだしたにもかかわらず得点を決めることができず、エレベーターで上に行くのではなく下に行ってしまいました。これはとても残念なことです。
しかし私たち全員は、連勝することができるための準備をしているわけです。そのために努力をしていますし、多くの選手たちが、とても調子がよく、一度勝利を収めたことによって、自信を取り戻すことができれば、また連勝できるようになります。そういうときのことも考えて、外部に向けて、目標を突然、変えました、というのはよくないことです」
(ただ、連敗はしたくないですよね。下のチームに対しての取りこぼしっていうのはやっぱり避けたいと思うんですが?)
「私は相手の順位のことはあまり気にしていません。それよりは自分たちの仕事に集中することです。そして自分たちがこれだけの得点チャンスを作りだしているわけですから、それをしっかりと結果に結び付けることができるように、どのような方法があるかについて、私たちが全員で考えてそれに取り組んでいるわけです。
そして忘れてはならないのは、同じ対戦チームと昨年対戦したときには、今年のようにたくさんの得点チャンスを作りだすことができていなかったということです。例えば昨年、私たちがホームでサンフレッチェ広島と試合をしたときにも最終的には2-1というスコアで勝利を収めることができましが、あの試合では私たちが最初の60分間で少なくとも2失点していてもおかしくなかったです。それと今年を比較すれば、私たちは今年の試合では相手を圧倒することができていました。同じチームを相手に昨年は今年ほどたくさんの得点チャンスを作りだすことができていませんでした。そして、すべての選手たちは、次のステップを踏む覚悟をしなくてはならないのです。得点チャンスを作りだすことだけがいいというわけではありません。大切なのはこれらをしっかりとした結果に結び付けることです」
(選手とその辺の話をしたっていうのは、個別に勇気を与えるような話をしたんですか。それとも全体的に話をしたのですか?)
「さまざまなケースがあります。何人かの選手は直接、個別に話をするために監督室に呼びますし、いくつかのことに関してはチームの前、全員の前で話をします。しかし、状況によっては個別で話をした方がいいときもあります」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】