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vs京都『4-0の快勝で次戦の大宮戦へ』
サヌの来日初ゴールで先制!ポンテ、エジミウソンが続き、とどめは宇賀神友弥のプロ初ゴール!浦和レッズが今シーズン最多の4得点で京都サンガF.C.を下し、連敗を2でストップ、5試合ぶりの勝利を収めた。
28日、アウェイの西京極総合運動公園陸上競技場で行なわれた第15節サンガ対レッズ、19時4分にキックオフ。レッズは鈴木啓太が5月1日の第9節清水エスパルス戦以来6試合ぶりとなる先発出場を果たし、阿部勇樹とコンビを組んで中盤の底に入った。サンガは加藤 久前監督に替わり、秋田 豊コーチがこの試合から指揮を執った。
立ち上がりから主導権を握ったレッズは、平川忠亮とポンテのコンビがさえ、全体的にほぼボールを支配しながら右サイドを起点にチャンスを作った。
8分、平川のクロスから逆サイドのサヌがシュート。17分には田中達也と平川のコンビネーションから達也が右クロスを上げるチャンス。23分には中盤のミスからピンチを招いたが、山岸範宏がパンチで弾き出すと一気にカウンター攻撃に転じ、最後はサヌがシュートを放った。
その後は両チームともこう着した時間帯が続いたものの、レッズが優勢に試合を進めながら0-0で前半を折り返した。
ハーフタイム、フィンケ監督は、全員攻撃・全員守備で積極的に点を取りに行くように指示。これに応えたイレブンがチャンスを量産する。
待望の歓喜に沸いたのは53分。中盤でのパス回しから阿部が落としたところに、サヌが左サイドから中央へと躍り出て、右足シュートを放った。約25メートルの位置からの強烈なミドルシュートは、リーグ戦出場9試合目にして初めてのゴール。貴重な先制点が決まったのを見届けるや、背番号5はバック転からバック宙という“連続技”を披露し、喜びを爆発させた。
その後は、先制点を奪われて前がかりになったサンガ陣内にスペースが目立つようになった。64分、エジミウソンのパスをゴール前に詰めたポンテが右足で流し込み、貴重な追加点で2-0に。75分にはゴール前での相手のミスから最後はエジミウソンが難なく流し込み、3点目を決め、試合をほぼ決定づけた。
さらに88分。苦しみ抜いた2ヵ月半のうっ憤を晴らすかのように、左サイドのスペースに走り込んでボールを受けた宇賀神が左足で駄目押しの4点目を決めた。守っては最終ラインが常に安定した対応を見せ、4月18日の第7節川崎フロンターレ戦(3-0)以来8試合ぶりの無失点勝利を収めた。
レッズは通算成績を7勝2分6敗とし、勝ち点23、得失点差6で6位に浮上。
次戦は31日(土)18時よりホーム埼玉スタジアムにて大宮アルディージャとの『さいたまダービー』に臨む。今日のこの勝利をさらに価値のあるものにするために、次節、ホーム埼スタで勝ち点3を取ろう!
【試合後コメント】
坪井慶介
「とにかく全員が攻撃も守備も一緒にという意識が非常に強かったので、そこはいい方向に向いたかな、と思います。前半、点が取れませんでしたが、特に問題はないと思っていましたし、相手もしっかり引いていましたから、後ろから焦って縦パスをいれないように、じれないで、しっかりボールを動かせればいいと思っていました。
相手の攻撃に対してもマークははっきりしていたので、長いボールを入れられても問題はなかったです。相手は中2日の試合なので、後半多少落ちるだろうな、ということも思っていました。だから焦らないでいこうというのがありました。
今日4点取ったからといって次も4点取れる保証はどこにもないので、そこを勘違いしないようにして、今日みたいに全員で守って全員が攻めるという姿勢を忘れないようにしたいです」
柏木陽介
「個人的なことよりもチームとして戦って勝つことを重要視していたので、それができてよかったです。
このところ、何のためにスパイクに『let it be』と入れているのかも考えました。
最近、自由にもできていないし、考えすぎてプレーしていました。シュートは意識していましたし、本当はシュートを打つと見せかけてパスを出したりもしたかったですが、なかなかできなかったのでそれは残念です。でも3連戦、3連敗は避けましたし、これからは負けない戦いもしていかないといけないです。
気持ちの入ったいいゲームができたら、サポーターももっと応援に来てくれると思います。京都までたくさんサポーターも来てくれて、平日なのに、そういうのもすごい力になりました。恩返しというのではないですが、自分たちのプレーと勝利というもので返していきたいです。レッズの一員としてしっかり戦っていきたいです」
サヌ
「とてもいいシュートでした。打った瞬間に入ると感じましたし、とてもいい形でミートできました。今日は何としてでもシュートを決めたいと思っていました。
(シュート場面は)GKの動きは見えていましたが、その前に3人いたので、相手の穴を狙おうというよりは、しっかりミートしようと心掛けました。ボールは阿部からのものです。パスかどうかは、半分半分です。半分ボールを失っているのと半分パスなのと。でも結果はよかったです。
でも今日、勝利を収めることができたのは自分のシュートだけが理由ではありません。みんながしっかりとプレーをして、しっかりとゲームをコントロールしていました。全員でしっかりと攻撃と守備ができました。
(このところ、チャンスがゴールに結び付かないことが多かったが?)それがサッカーです。攻撃を続けていながらも、なかなかゴールができない試合もあります。
今日も前半に関して言えば、あれだけのチャンスを作りだしているのにもかかわらず、ゴールは生まれませんでした。でも、後半に関してはチャンスを得点に結び付けることができましたし、4点入れましたから、後半は合格点が与えられると思います。
(勝てない時期、何を考えていたのか?)確かに、全員であれだけのプレーを見せていたのに勝てなくて、悔しい思いをしていました。だから何としてでも勝って結果を出したいと思っていましたので、本当にうれしいです。
(ゴールパフォーマンスについては?)いつも何らかのものは見せます。また次回にはもっといろいろな種類があります。監督も昔から自分のことを知っているので、やるのは分かっていたはずですよ。喜びを表すためです。ゴールを決めることができたのはよかったです。でも自分にとっては勝ち点3の方が重要でした。
(次はさいたまダービーだが?)世界中を見渡しても、ダービーというものはいつも難しいです。それに、ダービーでは本命というものがありません。何があっても勝ち点3を取りたいところですし、自分もチームも燃えています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
28日、アウェイの西京極総合運動公園陸上競技場で行なわれた第15節サンガ対レッズ、19時4分にキックオフ。レッズは鈴木啓太が5月1日の第9節清水エスパルス戦以来6試合ぶりとなる先発出場を果たし、阿部勇樹とコンビを組んで中盤の底に入った。サンガは加藤 久前監督に替わり、秋田 豊コーチがこの試合から指揮を執った。
立ち上がりから主導権を握ったレッズは、平川忠亮とポンテのコンビがさえ、全体的にほぼボールを支配しながら右サイドを起点にチャンスを作った。
8分、平川のクロスから逆サイドのサヌがシュート。17分には田中達也と平川のコンビネーションから達也が右クロスを上げるチャンス。23分には中盤のミスからピンチを招いたが、山岸範宏がパンチで弾き出すと一気にカウンター攻撃に転じ、最後はサヌがシュートを放った。
その後は両チームともこう着した時間帯が続いたものの、レッズが優勢に試合を進めながら0-0で前半を折り返した。
ハーフタイム、フィンケ監督は、全員攻撃・全員守備で積極的に点を取りに行くように指示。これに応えたイレブンがチャンスを量産する。
待望の歓喜に沸いたのは53分。中盤でのパス回しから阿部が落としたところに、サヌが左サイドから中央へと躍り出て、右足シュートを放った。約25メートルの位置からの強烈なミドルシュートは、リーグ戦出場9試合目にして初めてのゴール。貴重な先制点が決まったのを見届けるや、背番号5はバック転からバック宙という“連続技”を披露し、喜びを爆発させた。
その後は、先制点を奪われて前がかりになったサンガ陣内にスペースが目立つようになった。64分、エジミウソンのパスをゴール前に詰めたポンテが右足で流し込み、貴重な追加点で2-0に。75分にはゴール前での相手のミスから最後はエジミウソンが難なく流し込み、3点目を決め、試合をほぼ決定づけた。
さらに88分。苦しみ抜いた2ヵ月半のうっ憤を晴らすかのように、左サイドのスペースに走り込んでボールを受けた宇賀神が左足で駄目押しの4点目を決めた。守っては最終ラインが常に安定した対応を見せ、4月18日の第7節川崎フロンターレ戦(3-0)以来8試合ぶりの無失点勝利を収めた。
レッズは通算成績を7勝2分6敗とし、勝ち点23、得失点差6で6位に浮上。
次戦は31日(土)18時よりホーム埼玉スタジアムにて大宮アルディージャとの『さいたまダービー』に臨む。今日のこの勝利をさらに価値のあるものにするために、次節、ホーム埼スタで勝ち点3を取ろう!
【試合後コメント】
坪井慶介
「とにかく全員が攻撃も守備も一緒にという意識が非常に強かったので、そこはいい方向に向いたかな、と思います。前半、点が取れませんでしたが、特に問題はないと思っていましたし、相手もしっかり引いていましたから、後ろから焦って縦パスをいれないように、じれないで、しっかりボールを動かせればいいと思っていました。
相手の攻撃に対してもマークははっきりしていたので、長いボールを入れられても問題はなかったです。相手は中2日の試合なので、後半多少落ちるだろうな、ということも思っていました。だから焦らないでいこうというのがありました。
今日4点取ったからといって次も4点取れる保証はどこにもないので、そこを勘違いしないようにして、今日みたいに全員で守って全員が攻めるという姿勢を忘れないようにしたいです」
柏木陽介
「個人的なことよりもチームとして戦って勝つことを重要視していたので、それができてよかったです。
このところ、何のためにスパイクに『let it be』と入れているのかも考えました。
最近、自由にもできていないし、考えすぎてプレーしていました。シュートは意識していましたし、本当はシュートを打つと見せかけてパスを出したりもしたかったですが、なかなかできなかったのでそれは残念です。でも3連戦、3連敗は避けましたし、これからは負けない戦いもしていかないといけないです。
気持ちの入ったいいゲームができたら、サポーターももっと応援に来てくれると思います。京都までたくさんサポーターも来てくれて、平日なのに、そういうのもすごい力になりました。恩返しというのではないですが、自分たちのプレーと勝利というもので返していきたいです。レッズの一員としてしっかり戦っていきたいです」
サヌ
「とてもいいシュートでした。打った瞬間に入ると感じましたし、とてもいい形でミートできました。今日は何としてでもシュートを決めたいと思っていました。
(シュート場面は)GKの動きは見えていましたが、その前に3人いたので、相手の穴を狙おうというよりは、しっかりミートしようと心掛けました。ボールは阿部からのものです。パスかどうかは、半分半分です。半分ボールを失っているのと半分パスなのと。でも結果はよかったです。
でも今日、勝利を収めることができたのは自分のシュートだけが理由ではありません。みんながしっかりとプレーをして、しっかりとゲームをコントロールしていました。全員でしっかりと攻撃と守備ができました。
(このところ、チャンスがゴールに結び付かないことが多かったが?)それがサッカーです。攻撃を続けていながらも、なかなかゴールができない試合もあります。
今日も前半に関して言えば、あれだけのチャンスを作りだしているのにもかかわらず、ゴールは生まれませんでした。でも、後半に関してはチャンスを得点に結び付けることができましたし、4点入れましたから、後半は合格点が与えられると思います。
(勝てない時期、何を考えていたのか?)確かに、全員であれだけのプレーを見せていたのに勝てなくて、悔しい思いをしていました。だから何としてでも勝って結果を出したいと思っていましたので、本当にうれしいです。
(ゴールパフォーマンスについては?)いつも何らかのものは見せます。また次回にはもっといろいろな種類があります。監督も昔から自分のことを知っているので、やるのは分かっていたはずですよ。喜びを表すためです。ゴールを決めることができたのはよかったです。でも自分にとっては勝ち点3の方が重要でした。
(次はさいたまダービーだが?)世界中を見渡しても、ダービーというものはいつも難しいです。それに、ダービーでは本命というものがありません。何があっても勝ち点3を取りたいところですし、自分もチームも燃えています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】