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vs草津『局面で常に先手を許す苦しい展開、1-3で敗戦』
5日、レッズは正田醤油スタジアム群馬でのザスパ草津とのプレシーズンマッチに臨んだ。会場は試合開始2時間前から断続的に激しい雨が降りだしたが、キックオフ直前にはほぼ止んだ。
19時4分、レッズボールでキックオフされた試合は、開始早々レッズが細かいパスワークで相手ペナルティーエリア内までボールを運んだ。後方からの縦パスを、国内では今シーズン初先発となった山田直がスルー、ポンテ、サヌ、山田直とワンタッチでつなぎ、スタジアムをうならせた。
レッズのシステムはゲームキャプテンの細貝をアンカーに据えた4-1-2-3とも見える形。レッズはボールを支配してゲームを進めたものの、中盤両サイドにできたスペースをうまく埋められず、カウンターから危険な場面を作られることも。16分には自陣右からのCKを与え、そこからニアサイドでのヘディングシュートを許して失点を許した。
22分にもカウンターからサイドのスペースを使われて2点目を許したが、24分、エリア左で得たFKを、ポンテがゴールに向かって右足でスピードのある巻いたボールを蹴ると、フリーで走り込んだ山田暢がコースに走りこんで結果的におとりとなり、ボールはそのままサイドネットを揺すった。
試合は11分頃から再び大粒の雨が落ちはじめ、スリッピーなピッチにパス回しに苦労する場面も。32分以降に雨は止んだものの、その後は、両チームとも決定的なチャンスを作れず。ショートCKから原口が頭で叩きつけた場面があったが、ボールはGK正面へ。結局、1-2のまま前半を折り返した。
メンバー交代なく始まった後半、ピッチは非常に水はけがよく、雨が降ったことを感じさせない状態で、レッズは細かくつないで相手ゴールへと迫る。一方のザスパは遠い位置から思い切ってシュートを放つが、これは山岸がしっかりとキャッチする。
試合が動いたのは53分。エリア内へのスルーパスに坪井と相手選手が競ったがPKの判定に。坪井は抗議したものの認められず、これを決められて1-3と突き放される。直後に坪井と堀之内、原口とセルヒオがそれぞれ交代したレッズは、意地をかけて圧倒的攻勢に出る。68分には柏木がエリア左深くへと走って宇賀神のスルーパスを呼び出してチャンスメイク。折り返しがエリア外へと弾き出されたところを、山田直と交代で入っていた啓太が右足でジャストミート。ゴール左下に飛んだが、相手GKのファインセーブに阻まれる。
その後も、ザスパのカウンターを凌ぎながらレッズは押し込んだが、相手の守備ブロックを崩せないまま。ロスタイムにセルヒオと高橋で右サイドを崩し、クロスをエジミウソンが頭で合わせたが枠の外へ。2部練習が続いたハードなトレーニングキャンプの疲れが残り、さらに時差の調整にも苦しんでいるのか、試合を通じて、相手より常に後手をふむ状況の中、1-3で敗れた。
レッズは、11日(日)19時、韓国・水原にて、Kリーグの強豪クラブ、水原三星ブルーウィングスと親善試合を行なう。そして、Jリーグ再開初戦となる、18日(日)18時、万博記念競技場での第13節ガンバ大阪戦に臨む。
【試合後コメント】
山岸範宏
「負けは負けとして認めなければいけないと思います。もちろん、ものすごく悔しいです。ただ、プレシーズンマッチだったというのが不幸中の幸いです。
(トレーニングキャンプの疲れもたまっているのでは?)コンディションが厳しいとか、いろいろな要素があったとは思いますが、公式戦に向けてさまざまなことを上げていかないといけないです。
(ワンボランチを試したゲームでもあったが?)新しいことにチャレンジしたらすぐにはハマらないのがサッカーですから、これから1日1日を大切にしてレベルアップしていきたいです」
柏木陽介
「みんなで話し合って、チームとして戦っていけるようにしたいです。中盤の3人の関係は、ハジ(細貝)がバランスを取ってくれるので、直輝と俺で前でボールを受けようとしていましたが、なかなか前で受けられず、いいところでボールを受けても前を向けませんでした。悔しいし、もどかしい結果です。トレーニングキャンプでは一人一人の距離がいい距離でできていましたが、今日は遠かったし、反省するだけです。
(再開までまだ時間があるが?)チームとして戦っていけるようにやっていきたいです。
(中に行き過ぎてる感じがしたが?)それを意識しているということはないですが、相手がプレッシャーを掛けて来た中で、今日は行き詰まってしまいました。チームとしてボールを奪われない戦いをしたいです。
(疲労などコンディションの影響は?)それは言い訳にはならないので。納得いかないどころの内容ではないですし、このままでサポーターの皆さんが不安を持った状況になってしまうと思うので、そうならないようにしたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
19時4分、レッズボールでキックオフされた試合は、開始早々レッズが細かいパスワークで相手ペナルティーエリア内までボールを運んだ。後方からの縦パスを、国内では今シーズン初先発となった山田直がスルー、ポンテ、サヌ、山田直とワンタッチでつなぎ、スタジアムをうならせた。
レッズのシステムはゲームキャプテンの細貝をアンカーに据えた4-1-2-3とも見える形。レッズはボールを支配してゲームを進めたものの、中盤両サイドにできたスペースをうまく埋められず、カウンターから危険な場面を作られることも。16分には自陣右からのCKを与え、そこからニアサイドでのヘディングシュートを許して失点を許した。
22分にもカウンターからサイドのスペースを使われて2点目を許したが、24分、エリア左で得たFKを、ポンテがゴールに向かって右足でスピードのある巻いたボールを蹴ると、フリーで走り込んだ山田暢がコースに走りこんで結果的におとりとなり、ボールはそのままサイドネットを揺すった。
試合は11分頃から再び大粒の雨が落ちはじめ、スリッピーなピッチにパス回しに苦労する場面も。32分以降に雨は止んだものの、その後は、両チームとも決定的なチャンスを作れず。ショートCKから原口が頭で叩きつけた場面があったが、ボールはGK正面へ。結局、1-2のまま前半を折り返した。
メンバー交代なく始まった後半、ピッチは非常に水はけがよく、雨が降ったことを感じさせない状態で、レッズは細かくつないで相手ゴールへと迫る。一方のザスパは遠い位置から思い切ってシュートを放つが、これは山岸がしっかりとキャッチする。
試合が動いたのは53分。エリア内へのスルーパスに坪井と相手選手が競ったがPKの判定に。坪井は抗議したものの認められず、これを決められて1-3と突き放される。直後に坪井と堀之内、原口とセルヒオがそれぞれ交代したレッズは、意地をかけて圧倒的攻勢に出る。68分には柏木がエリア左深くへと走って宇賀神のスルーパスを呼び出してチャンスメイク。折り返しがエリア外へと弾き出されたところを、山田直と交代で入っていた啓太が右足でジャストミート。ゴール左下に飛んだが、相手GKのファインセーブに阻まれる。
その後も、ザスパのカウンターを凌ぎながらレッズは押し込んだが、相手の守備ブロックを崩せないまま。ロスタイムにセルヒオと高橋で右サイドを崩し、クロスをエジミウソンが頭で合わせたが枠の外へ。2部練習が続いたハードなトレーニングキャンプの疲れが残り、さらに時差の調整にも苦しんでいるのか、試合を通じて、相手より常に後手をふむ状況の中、1-3で敗れた。
レッズは、11日(日)19時、韓国・水原にて、Kリーグの強豪クラブ、水原三星ブルーウィングスと親善試合を行なう。そして、Jリーグ再開初戦となる、18日(日)18時、万博記念競技場での第13節ガンバ大阪戦に臨む。
【試合後コメント】
山岸範宏
「負けは負けとして認めなければいけないと思います。もちろん、ものすごく悔しいです。ただ、プレシーズンマッチだったというのが不幸中の幸いです。
(トレーニングキャンプの疲れもたまっているのでは?)コンディションが厳しいとか、いろいろな要素があったとは思いますが、公式戦に向けてさまざまなことを上げていかないといけないです。
(ワンボランチを試したゲームでもあったが?)新しいことにチャレンジしたらすぐにはハマらないのがサッカーですから、これから1日1日を大切にしてレベルアップしていきたいです」
柏木陽介
「みんなで話し合って、チームとして戦っていけるようにしたいです。中盤の3人の関係は、ハジ(細貝)がバランスを取ってくれるので、直輝と俺で前でボールを受けようとしていましたが、なかなか前で受けられず、いいところでボールを受けても前を向けませんでした。悔しいし、もどかしい結果です。トレーニングキャンプでは一人一人の距離がいい距離でできていましたが、今日は遠かったし、反省するだけです。
(再開までまだ時間があるが?)チームとして戦っていけるようにやっていきたいです。
(中に行き過ぎてる感じがしたが?)それを意識しているということはないですが、相手がプレッシャーを掛けて来た中で、今日は行き詰まってしまいました。チームとしてボールを奪われない戦いをしたいです。
(疲労などコンディションの影響は?)それは言い訳にはならないので。納得いかないどころの内容ではないですし、このままでサポーターの皆さんが不安を持った状況になってしまうと思うので、そうならないようにしたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】