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西川「絶対勝つという、闘う姿勢を見せなくてはならない」

28日、明治安田J1リーグ第22節 セレッソ大阪戦【MATCH PARTNER 明治安田】を終えて、西川周作が試合の振り返りと横浜FC戦への意気込みを語った。

「思った以上に攻め込まれる場面が多かった中で、後半は耐える時間が長かったですけど、しっかりと自分の仕事に集中してやれたかなと思います。前半からボールは握れていた部分があって、後半も入りは良かったのですが、後半20分を過ぎたくらいから相手にボールを持たれるようになってしまったので、そこは改善していかなければいけないと思います」

(2週間で5連戦という厳しいスケジュールの中、メンバーが変わりながらも今日は最低限の勝ち点を拾った感じになったが?)
「『勝ち点2を失った』という考え方と『勝ち点1を取れた』という考え方、選手によっていろいろあると思います。僕たちはホームで勝ちたかったですし、上に行くためには勝利が必要だったので、何としても勝って終わりたかった、というのが本音ですけど、相手もあっての戦いなので、この勝ち点1はポジティブに捉えながら、日曜日の試合で絶対勝つという、相手どうこうというよりも自分たちが戦う姿勢を見せなければいけないと思っています」

(監督は、後半の途中から少しパワーダウンしたと言っていたが、前線についてはどのように見ているか?)
「フィールドの選手は非常にキツいのではないか、というところは感じています。その中でも出た選手がハードワークして、今の自分のベストを尽くしてやろうとしてくれているので、そこは後ろから見ていても素晴らしいと思っています。ただ、普段組まない選手と組むこともあって、そこは試合でしか合わせる時間がないので、その難しさはありますけど、いろいろな選手にチャンスがあることはチームとしてポジティブだと思います。長いシーズン、これから怪我人が出たりするかもしれないですし、一緒のメンバーでずっと戦うことはまず無理だと思いますので、総力戦という意味でも、今シーズンはやっていかないといけないと思っています」

(厳しい試合を無失点で抑えたことについては?)
「味方の頑張りがあってのゼロだったと思いますし、負けないことはやっぱり大事です。やっているときは、ポストに当たったり自分が止めたりと、ピンチがありながら、『逆にこれは1点取れるパターンだな』というポジティブな考えではいました。大久保(智明)選手のチャンスもありましたし、後半20分を過ぎてからの戦いは、やっていて楽しかったです」

(他チームを見ると同年代のキーパーが代わってきているが、西川選手はまだまだピッチ内で見せていきたい思いはあるか?)
「自分は試合に出ているGKの中では年齢が一番上だと思いますし、いろいろな若手の選手が見てくれていると思うので、常に出続けていいパフォーマンスで結果を残し続ける、チームに勝ち点をもたらすGKを常に目指してやっています。怪我をしたとしても怪我にしないことを自分の中で大事にしていますし、休むことが無理だったので、常に身体も気持ちも『プレーしたい』と思っていたことで治せた部分もあります。そこは自分自身に向き合いながらやれていた部分と、逆に1試合外れて、身体の状態は本当に良くなったと思いますので、そこはいい休みと思って、頭を切り替えました」

(欠場時に外からチームを見ていたが、復帰して視点が変わったところはあるか?)
「ガンバ大阪戦とアルビレックス新潟戦で、勝ち点を1しか取れなかったというところでは、チームに勝ち点3をもたらすという意味でもFC東京戦は非常に大事だと思っていました。僕が出ても出なくても、チームとして勝ち点3を取り続けることが大事だと思いますし、自分はピッチに立っていたい思いと助けになりたい思いがすごくあったので、早く戻ってこられて本当に良かったです」

(西川選手は失点に絡んだ選手を非難したりしないが、どういう精神状態で試合に臨んでいるか?)
「試合はまだまだ続きますし、経験した人にしか分からない悔しさや、次に生かす糧になるところがあると思います。ミスをして、それを次に生かせれば、そのミスが良かったと思えると思います。そこで非難するよりはポジティブな方向に持っていく声掛けをしていきたいと思っていますし、自分もそうして成長できた部分があります。今も、ミスした後も『何でミスしたのかな』『こうすれば良かったのか』という分析を常にやっているので、ミスをミスで終わらせないことが大事だと思っています」

(鈴木彩艶選手が来ていたが?)
「会いましたよ。インテル・ミラノのことを少し聞きました。『イタリアで試合をした中でどこが一番強かった?』という話をしたら、『ナポリが優勝したけど、インテルが強かった』と言っていました。彼が言っていたサイドの左利きの選手の、クロスの質の話とかも聞きました。キーパーが出る、出ないというよりも本当に速い、日本で言うとレッズにいた、今は名古屋グランパスにいる山中亮輔選手のような左足を持っている、という話でした。

あとは、100kgになったと聞きましたけど、また身体がゴツくなっていましたね。元気そうにしていて良かったです」

(鈴木彩艶選手が見に来ていると、刺激になることはあるか?)
「そうですね、(鈴木)彩艶も見てくれていましたし、明本(考浩)も(大畑)歩夢もきてくれて、海外で違う空気を吸って頑張ってくれている選手がレッズのことを気に懸けてくれているのはうれしいです。僕も彩艶に会ってパワーをもらったので、また頑張りたいと思っています」

その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

西川「絶対勝つという、闘う姿勢を見せなくてはならない」

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