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5万人の声と手拍子で

スタジアムにこだまする『PRIDE OF URAWA』。名古屋グランパス戦、ベガルタ仙台戦、湘南ベルマーレ戦…、スタンドからピッチへと降り注いだあの声は今も選手の耳に焼き付き、選手を勇気づけている。
28日(土)18時にキックオフされるJリーグ第21節・鹿島アントラーズ戦。浦和レッズは、我らがホーム埼玉スタジアムで行なわれるこの試合に、文字通り必勝を期して臨む。
数々のドラマを生み出してきた因縁の相手と一戦。そして、リーグ後半戦を占う意味でも非常に重要なゲームとあって、チケットはほぼ完売間近。燃えているのは選手だけではなく、ファン・サポーターの思いもひとしおなのだ。
4連覇を狙うアントラーズは、レッズと戦った開幕第1節から試合巧者ぶりを発揮し、首位に立つ時間が長かった。が、第17節で清水エスパルスに敗れると、18、19節はいずれも1-1のドローに終わり、そして前節はセレッソ大阪に完封負けを喫しているなど、失速している。
しかし、レッズ戦となればしっかり調整し、間違いなくいつもの力を発揮してくるに違いない。ならば昨年の覇者を迎え撃ち、力と力のぶつかり合いで勝利を手にするのみ。レッズ戦士の胸中は、その思いでピタリ一致している。
前節の湘南ベルマーレ戦で2ゴールを挙げ、史上7人目の通算100ゴールを記録したエジミウソンは「ホームでやるのだし、鹿島戦には必ず勝つ。僕らには勝利が少ない」と口調を強めた。
エジミウソンが言うように、レッズは5月5日の第10節グランパス戦を最後にホームでの勝利がない。大勢のファン・サポーターの目の前で勝利を手にできない悔しさ、申し訳なさは誰もが抱えてきたこと。この苦境を脱するゴールを決めるのは誰か。今シーズンのチーム目標であるAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得のためには3位以内に入ることが必要とあって、白星は絶対に手に入れたいものなのだ。
現在、レッズの勝ち点は27で、2~4位の3チームの勝ち点は36。柱谷幸一GMは「勝ち点9の差は可能性がないわけではない。十分に逆転は可能」と話している。ベルマーレ戦で今シーズン初ゴールを決めたセルヒオが警告累積で出られないのは痛い、達也、啓太、直輝などケガ人も多いが、チームは総力を上げ一丸となり全力で闘うだろう。
26日(木)には埼玉スタジアムで非公開練習を行なう。試合と同じ芝を体感しておくことは必ずプラスになるはずだ。
ピッチとスタンドが一体になり、勝利を勝ち取ろう。そして『PRIDE OF URAWA』の歌声に、皆で包まれようではないか。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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