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阿部勇樹、イングランドへ

この度、阿部勇樹がレスター シティFC(イングランド・リーグチャンピオンシップ)に完全移籍することになりましたのでお知らせいたします。

阿部 勇樹 Yuki ABE                      
1981年9月6日生まれ(28歳)千葉県市川市出身
MF 177cm/77kg
富美浜FC-市川FC-ジェフユナイテッド市原Jrユース-ジェフユナイテッド市原ユース-ジェフユナイテッド市原・千葉-浦和レッズ


阿部勇樹が「小さい頃からの夢」と語る、海外でのプレーを叶えるため、イングランドの地へ旅立つことになった。
2006年にリーグ優勝&天皇杯の二冠を達成したレッズは、2007年、オジェック新監督のもと、リーグ連覇、アジア制覇を目標に掲げ、そのための最も大きな戦力補強として、阿部勇樹がジェフからレッズにやってきた。守備のユーティリティプレーヤーとして、ボランチ、サイドバック、ストッパー、リベロなどのあらゆるポジションを、献身的に、しかもハイレベルでこなし、歓喜のACL優勝、夢舞台だったクラブワールドカップ3位を掴んだ。チームの中で大きな役割を果たした阿部は、世界に「URAWA」の名を知らしめる立役者となった。しかし、国内リーグでは、終盤にまさかの失速を喫し自身も渇望していたリーグ優勝を逃してしまった。
2008年以降、チームでは、本来のボランチの位置で出場。従来の守備力に加え、タイミングのいい攻め上がりと、正確なフィニッシュで多くの得点チャンスに絡んだ。また、レッズでは影を潜めていた直接FKのキッカーを務める機会も増え、2009年の埼スタでは、古巣のジェフを相手に右足で直接FKを決めた。
激しい闘争心をむき出しにしたピッチでのプレーとは裏腹に、普段はシャイでいたずら好き。中でも、坪井とのコンビは秀逸で、2人はいつも一緒に行動していた。チームは、このコンビの明るさに盛り上げられ、助けられていた。

日本代表では、「恩師」イビチャ・オシム監督下ではもちろんのこと、その後の岡田武史監督下でもコンスタントに選出されていたが、代表で与えられる出場時間は、決して長い時間ではなかった。ところが、ワールドカップ南アフリカ大会開幕を目前に、阿部に大きなチャンスが訪れる。大会直前のテストマッチ、対戦国に並み居るワールドクラスのアタッカーを中盤で抑え込むアンカー役に指名され、本来の持ち味を一番発揮できるポジションで起用された阿部は、チームに欠かせない存在であることを示し、「目標としていた」ワールドカップ初戦のカメルーン戦で、スターティングメンバーの一員としてピッチに立った。そこで素晴らしいパフォーマンスを見せ、1-0の完封勝利に貢献。この勝利で自信を得た日本代表は2勝1敗でグループリーグ突破を決め、阿部は3試合全てに先発フル出場した。決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦でもスタメン出場を果たし、後半81分に、交代でピッチを退くまで、阿部らしい懸命なプレーを見せ、「SAMURAIブルー」を文字通りピッチで表現し続けた。

Jリーグもこれから終盤に向かっていく中、チームの柱の一人がクラブを離れるが、この4年間、赤いユニフォームを身にまとい、全身全霊で戦ってくれた阿部の「夢」を応援すべく、イングランドでの活躍を期待したい。
そして、残されたレッズの選手たちは、阿部のプロフェッショナルな姿勢と強い闘争心をしっかりと受け継ぎ、レッズを支え続けてくれるだろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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