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「すべての選手が戦力」柱谷幸一GM

指宿キャンプが15日で終了した。一次、二次キャンプの全日程を終え、柱谷GMがチーム状況、開幕までの準備について次のようにコメントした。また、今後のトレーニッグマッチの公開の予定についてもコメントした。

(指宿キャンプを振り返っていかがですか?)
「まず、指宿でお世話になった、鹿児島県や指宿市の方々、ホテルの方々には、大変、心のこもった受け入れをして頂き大変感謝しています。お陰様でいいキャンプができました。一次、二次キャンプを通していえば、新燃岳の噴火の影響で、場所を移動したり日程を変更したり、中止を余儀なくされるチームもある中で、キャンプを予定通りできたことはとてもよかったと思っています。ペトロヴィッチ監督がとてもオープンなキャラクターを持っているということもあり、チームの雰囲気はすごく明るいです。これから開幕に向けて、監督から選手達に対する要求が、より厳しさを増していくと思いますが、チームは良い方向に向かっていると思います。プレシーズンマッチのサガン鳥栖戦と次の日の京都戦の2試合で、選手たちが、90分間プレーするという目的も達成できました。大きなケガ人を出すこともなく、チームとしてのコンセプトをしっかり伝えることのできたキャンプだったと思います。」

(監督の求めているサッカーの浸透度合いは?)
「攻撃に関しては、ピッチを広く使ってサイドチェンジをしながら、サイドでの1対1を仕掛けていく。守備に関しては、前からプレッシャーをかけて、前で奪って早い攻撃を仕掛ける、という攻撃と守備のコンセプトは十分、選手たちに伝わったと思います。ただ、2試合を終えて、監督が選手たちに強く要求したのは、勝負どころで注意力に欠けたプレーで失点し、ゲームを難しくしてしまった部分があって、その勝負の厳しさということをかなり追求しています。勝利という結果を残すためには、しっかりと集中して戦い続けなければいけません。京都戦は、前半から、かなり激しいプレッシャーをかけられました。ハーフタイムに監督から、つないでいくところと、裏に入れてセカンドボールを拾って相手のラインを下げさせるという使い分けを、自分たちの判断でやって欲しいという指示がありました。そして、後半はすごくいいゲームができました。ゲームの流れのなかで、選手達が自分たちで戦術を変化させることは、勝ち点を奪うために非常に重要なことだと思っています」

(開幕に向けて、ここからのチーム作りで大切なことは?)
「当然、すべての選手が戦力だと私自身も思っていますし、監督もそう思っているでしょう。全員がいいコンディションでリーグの開幕戦を迎えてほしいです。その中でペトロヴィッチ監督が、相手チームの分析も含めた上で、調子のいい選手であったり、戦術にあった選手というのをうまく使ってほしいと思います。90分の中ではいろいろな流れがあるので、選手交代も含めて、勝ちゲームにすることも必要だと思います。そのあたりは私も監督としっかり話をしていきたいと思っています。浦和に戻って、大宮とのプレシーズンマッチ、そして開幕1週間前には栃木SCとのプレシーズンマッチがあります。大宮の試合はホームゲームを想定したタイムスケジュールでチームが動いてゲームに臨みます。栃木との試合はアウェイでのゲーム、開幕の神戸戦を想定したタイムスケジュールで前日に移動して次の日に試合をやります。2試合で、ホームとアウェイのシミュレーションをしっかりやっていい準備をしていきたいです」

(今後の大原でのトレーニングマッチの公開について?)
「次の月曜日にも大宮とのトレーニングマッチを計画しています。その試合を公開にするか、非公開にするか、まだ決めていません。これまで2回、大学生とのトレーニングマッチを公開しましたが、2試合目の時に、「レッズのサポーターが車を置いている」という通報がありました。我々とすれば、できるだけ皆さんに見てもらいたいと思っています。ただ、そういうことがあるともう、公開できなくなります。オフィシャルサイトでも、駐車場がないので車では来ないでください。公共交通機関を利用してください。とお知らせしているにもかかわらず、少数でもそういう人がいることで、ルールを守っている人が試合を見られなくなるという、非常に残念な流れになってしまいます。クラブで周辺にたくさんの警備を置くことも対策として考えられますが、それもどうかと思います。皆さんと一緒に、この問題を解決していければと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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