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「インサイドハーフとウイングが重要な存在になる」ペア マティアス ヘグモ監督(定例会見 6/13)
13日、ペア マティアス ヘグモ監督の記者会見がオンラインで行われ、6月15日(土)にヨドコウ桜スタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第18節 セレッソ大阪戦に向けて意気込みを語った。
(原口元気選手が自主トレーニングを兼ねてレッズのトレーニングに参加したが、彼が持つスタンダードでトレーニングに溶け込んでいた。選手たちが他者のスタンダードを知ることの意義について監督はどう考えているか?)
「元気と知り合えて、人間としても選手としても彼を知ることができてとてもよかったと思っています。10年間ドイツでプレーしていて、非常に高いレベルのスキルを持っていると思います」
(選手たちに違う刺激が加わることで強度の高いトレーニングが見られたが、そういった刺激があると効果もあるものなのか?)
「まず(ヴィッセル)神戸戦の後に少しブレークがあって、選手たちはいい状態で帰ってきて、神戸戦のいいところを次に持ち込もうと高いクオリティーのトレーニングができています。そして元気のような選手がトレーニングに入ると、2つの側面が見えます。元気の高いクオリティーを見ることができるということと、元気を基準にしてレッズの選手たちも良くなってきていると感じることができます」
(公開トレーニング2日間で気になったのは、練習に参加できない怪我人がとても多いということだった。神戸戦に出場していた中島翔哉選手も外れているなど、連戦のようなチーム状況だった。いなかった選手のどれくらいがC大阪戦や鹿島アントラーズ戦に絡めそうなのか?サミュエル グスタフソン選手はどのような状態なのか?)
「あまり具体的なことは言えませんが、全てが順調に行けば鹿島戦のタイミングで5人くらい選手が戻ってきている可能性があります。より早いタイミングで帰ってきてくれる選手がいればさらにいいですが、鹿島戦では怪我から復帰している選手がいるという可能性があります。C大阪戦に関しては、明日の選手の状態を見てメンバーと先発メンバーを決めたいと思っています」
(中断期間で開幕からの歩みを振り返ることができたと思う。公式戦を20試合ほど戦ったチームの現在地をどう感じているか?)
「パフォーマンスについてはいろいろあったと思いますが、ここ数週間は非常に良くなってきていると感じています。そして直近の2試合では勝ち点6を取っていてもおかしくなかったと思います。怪我人に関しては不運なところもありました。もう少し勝ち点を取っていてもよかったと思います。神戸戦の後半は非常にいいプレーができて、我々がやろうとしていることが見られた時間帯があったと思います。またフィジカル的なデータも非常にいい数値を残すことができました。チームとしてのパフォーマンスもそうですし、選手個人としても、練習の文化の成果が出始めていると思います」
(この後、日本では移籍のウインドーが開く。シーズンの途中にヨーロッパにとっての大きい移籍シーズンが挟まるのは難しいかもしれないが、今のクラブ、チームにとってこの移籍期間でどのようなことが必要だと感じているのか?)
「我々はまず怪我人が復帰してくることを望んでいます。短期で離脱、長期で離脱といろいろな状況がありますが、非常にいい選手たちが離脱してしまっています。そしておっしゃられたとおり、日本にとっては難しいウインドーになります。ヨーロッパや他の国とはタイミングが違うという難しさがあります。堀之内(聖)スポーツダイレクターとは日々いいコミュニケーションを取っています。このウインドーで変化があるという可能性は当然あり得ます」
(中断期間はあらためてチームの完成度を上げるために必要な時間だったと思うが、その手応えはどうか?)
「今朝のミーティングでも選手たちには、非常に質の高い練習ができているという話をしました。スタッフが非常にいい環境をつくっていますし、ディテールまで詰める作業ができていると思います。非常に集中できていますし、今後彼らのさらなる成長が見られればと思っています。さまざまな側面の練習をしていますが、特に今増やしたいと思っているのは、早い時間帯によりダイレクトなプレーで前に向かっていくというところです。試合の展開がオープンになると我々の相手にとって危険なプレーは見られています。攻守にわたって戦術的な発展を続けていかなければいけません。また同時に、90分を通じて高い強度でプレーできる能力もさらに上げていきたいと思っています。そして、そういったところは神戸戦の後半で見られたと思います。そういったクオリティーがあったと思います。さらにそれを安定させていきたいと思っています」
(公開された2日間のトレーニングでは、後方からの攻撃の組み立てでいかに数的優位を前線まで持っていけるかということを見られたのが一つと、2+2は5になるということも見られたと思うが?)
「比喩としてそういう話をしましたが、その日の練習前のミーティングで我々がどのようなところを分析して評価しているのか、個別でどのように見ているのかという話を選手たちにしました。たとえば守備のプラスの部分、攻撃のプラスの部分、どういったことを評価しているのか。パスのミスは戦術的なミスがあったり、技術的なミスがあったりします。それはマイナスになったりします。また、守備でのこういったことはマイナスになりますよという話をしました。選手たちを個別に評価しているが、チームスポーツであるという話もしました。ピッチに立ったときに選手同士の関係性の話をしているなかで、2+2は5になりうるぞという話をしました」
(その成果を見せることができるのが次のC大阪戦だと思うが、C大阪についてどのように感じ、どのようなことに気を付けていきたいと考えているのか?)
「アウェイゲームで彼らのスタジアムでプレーすることになりますが、4人の外国籍選手が前線にいるチームです。中盤にも背後にもスペースは生まれると思いますので、しっかりと観察しながらそこを突くことができればと思います。我々のインサイドハーフとウイングが重要な存在になる試合だと思っています。また、そこにサイドバックが攻撃的に絡むことができればと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
(原口元気選手が自主トレーニングを兼ねてレッズのトレーニングに参加したが、彼が持つスタンダードでトレーニングに溶け込んでいた。選手たちが他者のスタンダードを知ることの意義について監督はどう考えているか?)
「元気と知り合えて、人間としても選手としても彼を知ることができてとてもよかったと思っています。10年間ドイツでプレーしていて、非常に高いレベルのスキルを持っていると思います」
(選手たちに違う刺激が加わることで強度の高いトレーニングが見られたが、そういった刺激があると効果もあるものなのか?)
「まず(ヴィッセル)神戸戦の後に少しブレークがあって、選手たちはいい状態で帰ってきて、神戸戦のいいところを次に持ち込もうと高いクオリティーのトレーニングができています。そして元気のような選手がトレーニングに入ると、2つの側面が見えます。元気の高いクオリティーを見ることができるということと、元気を基準にしてレッズの選手たちも良くなってきていると感じることができます」
(公開トレーニング2日間で気になったのは、練習に参加できない怪我人がとても多いということだった。神戸戦に出場していた中島翔哉選手も外れているなど、連戦のようなチーム状況だった。いなかった選手のどれくらいがC大阪戦や鹿島アントラーズ戦に絡めそうなのか?サミュエル グスタフソン選手はどのような状態なのか?)
「あまり具体的なことは言えませんが、全てが順調に行けば鹿島戦のタイミングで5人くらい選手が戻ってきている可能性があります。より早いタイミングで帰ってきてくれる選手がいればさらにいいですが、鹿島戦では怪我から復帰している選手がいるという可能性があります。C大阪戦に関しては、明日の選手の状態を見てメンバーと先発メンバーを決めたいと思っています」
(中断期間で開幕からの歩みを振り返ることができたと思う。公式戦を20試合ほど戦ったチームの現在地をどう感じているか?)
「パフォーマンスについてはいろいろあったと思いますが、ここ数週間は非常に良くなってきていると感じています。そして直近の2試合では勝ち点6を取っていてもおかしくなかったと思います。怪我人に関しては不運なところもありました。もう少し勝ち点を取っていてもよかったと思います。神戸戦の後半は非常にいいプレーができて、我々がやろうとしていることが見られた時間帯があったと思います。またフィジカル的なデータも非常にいい数値を残すことができました。チームとしてのパフォーマンスもそうですし、選手個人としても、練習の文化の成果が出始めていると思います」
(この後、日本では移籍のウインドーが開く。シーズンの途中にヨーロッパにとっての大きい移籍シーズンが挟まるのは難しいかもしれないが、今のクラブ、チームにとってこの移籍期間でどのようなことが必要だと感じているのか?)
「我々はまず怪我人が復帰してくることを望んでいます。短期で離脱、長期で離脱といろいろな状況がありますが、非常にいい選手たちが離脱してしまっています。そしておっしゃられたとおり、日本にとっては難しいウインドーになります。ヨーロッパや他の国とはタイミングが違うという難しさがあります。堀之内(聖)スポーツダイレクターとは日々いいコミュニケーションを取っています。このウインドーで変化があるという可能性は当然あり得ます」
(中断期間はあらためてチームの完成度を上げるために必要な時間だったと思うが、その手応えはどうか?)
「今朝のミーティングでも選手たちには、非常に質の高い練習ができているという話をしました。スタッフが非常にいい環境をつくっていますし、ディテールまで詰める作業ができていると思います。非常に集中できていますし、今後彼らのさらなる成長が見られればと思っています。さまざまな側面の練習をしていますが、特に今増やしたいと思っているのは、早い時間帯によりダイレクトなプレーで前に向かっていくというところです。試合の展開がオープンになると我々の相手にとって危険なプレーは見られています。攻守にわたって戦術的な発展を続けていかなければいけません。また同時に、90分を通じて高い強度でプレーできる能力もさらに上げていきたいと思っています。そして、そういったところは神戸戦の後半で見られたと思います。そういったクオリティーがあったと思います。さらにそれを安定させていきたいと思っています」
(公開された2日間のトレーニングでは、後方からの攻撃の組み立てでいかに数的優位を前線まで持っていけるかということを見られたのが一つと、2+2は5になるということも見られたと思うが?)
「比喩としてそういう話をしましたが、その日の練習前のミーティングで我々がどのようなところを分析して評価しているのか、個別でどのように見ているのかという話を選手たちにしました。たとえば守備のプラスの部分、攻撃のプラスの部分、どういったことを評価しているのか。パスのミスは戦術的なミスがあったり、技術的なミスがあったりします。それはマイナスになったりします。また、守備でのこういったことはマイナスになりますよという話をしました。選手たちを個別に評価しているが、チームスポーツであるという話もしました。ピッチに立ったときに選手同士の関係性の話をしているなかで、2+2は5になりうるぞという話をしました」
(その成果を見せることができるのが次のC大阪戦だと思うが、C大阪についてどのように感じ、どのようなことに気を付けていきたいと考えているのか?)
「アウェイゲームで彼らのスタジアムでプレーすることになりますが、4人の外国籍選手が前線にいるチームです。中盤にも背後にもスペースは生まれると思いますので、しっかりと観察しながらそこを突くことができればと思います。我々のインサイドハーフとウイングが重要な存在になる試合だと思っています。また、そこにサイドバックが攻撃的に絡むことができればと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】