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「両方のペナルティーエリア内が重要」ペア マティアス ヘグモ監督(定例会見 5/24)

24日、ペア マティアス ヘグモ監督の記者会見がオンラインで行われ、26日(日)に埼玉スタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第16節 FC町田ゼルビア戦【MATCH PARTNER 国大セミナー】に向けて意気込みを語った。

(22日のV・ファーレン長崎戦はボールポゼッション率が高かったと思うが、シュートまで行くことが少なかったと思う。前半の途中から攻撃時にアンカーの安居海渡選手が最終ラインに下がって3枚になる回数が多かったと思うが、ベンチからのオーダーだったのか?それとも選手たちがピッチの中で判断したのか?)
「ポゼッション率はおっしゃるとおり、70パーセント対30パーセントくらいの割合でした。ゴールチャンスも6対2だったと思います。アンカーというのは、状況を読みながらプレーします。サミュエル(グスタフソン)がプレーしているときも、必要なときはセンターバックの間や脇に下りたりしていましたが、そうでないときはできるだけ高いポジションでプレーしてもらいたいと思っています。低い位置で組み立てるときもそうですが、ミドルブロックくらいのところでも中盤のローテーションを望んでいます。あとは選手それぞれの特長によるところもあります。たとえばトモ(大久保智明)がインサイドハーフでプレーするときは彼なりのやり方がありますし、(中島)翔哉がウイングでプレーするときは翔哉なりのウイングをやりますので、あとは周りとの関係性のところだと思います」

(長崎戦でもできれば下がってほしくなかったということか?)
「下がる必要がなければできるだけ高いポジションでプレーしてもらいたいと思っています。アンカーだけでなく他の選手もそうですが、状況を見て必要だと感じた場合は、下りることも行って構わない行動です。また、低い位置でのビルドアップでしたら、アンカーが下りるのではなくGKが関わるというやり方の3枚回しもできます」

(おそらく次の相手である町田もいいブロックを作ることをベースにしてくると思う。ジュビロ磐田戦、長崎戦と続いて出た課題がそのまま町田戦の対策につながるのではないか?)
「日曜日に向けては町田対策としてそういったことも準備しています」

(現代のサッカー界にはデータがたくさんあるが、データの項目がありすぎて何を見ればいいかということも難しいと思う。マティアス監督がデータを見るときに大事にしているものや、有名だがあまり当てにしていないものはあるか?)
「スタッツを見ていると、ペナルティーエリア内へ進入が多いチームが勝つ確率が高くなると思います。ペナルティーエリア内への進入といってもいろいろな形があると思います。たとえば町田でしたら、かなりダイレクトな形でセットプレー、スローイン、あるいはロングパスなどで進入してきます。攻撃のスタッツデータを見るときも、たとえば攻撃の1対1で何度相手を抜くことができたのかというデータは私にとって興味深いデータです。ブロックを敷く相手に対して1対1で抜くことができれば、相手のバランスを崩すことができます。それができるのはサイドバックであったり、インサイドハーフであったり、ウイングであったりします。また、多くのゴールがペナルティーエリア内のシュートから生まれていますので、そこまで行く状況をできるだけ多く作ることが大事だと思います。そして、チャンスメークの数が相手を上回れば、勝利する確率も高くなります。あとはストライカーを含めた点取り屋たちのチャンスでの決定率です。何回のチャンスにつきゴールが生まれているのかということも重要だと思います」

(町田は前線に当ててセカンドボールを拾ってくるチームだと思うが、セカンドボールの回収で勝つことが試合のポイントになるのではないか?)
「五分五分の状況が多くなる試合だと思います。ただ、そこで自分たちが回収することができればカウンターのチャンスになりますので、そこは可能性だと思って見ています」

(ペナルティーエリア内への進入という話も出たが、町田に勝つために選手たちに最も求めたいことは?)
「両方のペナルティーエリア内での仕事が重要になってくると思います。そして、五分五分の状況、また、ボールを持ったときにいかに相手のバランスを崩せるかというところだと思います。背後のスペースを狙うことがキーポイントになると思います。ピッチで数的優位を作れるか。そして、そこから裏に抜けるランニングを出せるか。また、サイドチェンジも重要になってくると思います」

(長崎戦に出場した岩尾 憲選手、酒井宏樹選手、オラ ソルバッケン選手のオフ明けのコンディションや今日の練習の様子はどうだったか?)
「今日の練習ではオラも憲も好調でした。試合に向けた準備はできています。宏樹は久しぶりのフル出場でしたが、先発出場組は今日はリカバリーでした。サミュエルも本日はフルで練習に参加しました」

(まだシーズン前半も終わっていない状況とはいえ、次は首位との対戦になるが、マティアス監督は首位との対戦で普段とは違う気持ちになったりするのか?)
「違いはありません。同じアプローチで臨みます。選手たちはどの試合でもいいパフォーマンスを見せようと高いモチベーションで挑んでいます。日曜日の試合を楽しみにしています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「両方のペナルティーエリア内が重要」ペア マティアス ヘグモ監督(定例会見 5/24)

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