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「短期的なチャレンジに挑んでいる」ペア マティアス ヘグモ監督(定例会見 4/26)

26日、ペア マティアス ヘグモ監督の記者会見がオンラインで行われ、28日(日)に埼玉スタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第10節 名古屋グランパス戦に向けて意気込みを語った。

(YBCルヴァンカップではリーグに出場している選手となかなか出場機会がない選手たちをミックスさせて結果を出したが、これからリーグで浮上するためにはどんなことが必要だと考えているか?)
「この前のホームゲームの後にも言いましたが、相手にほぼチャンスをつくらせずに自分たちは3つ、4つ大きな決定機をつくりました。カップ戦で5点取れたことは非常に良かったと思います。特に1点目と5点目の形がとても良かったです。そしてインサイドハーフから2点生まれたことも良かったと思います。(伊藤)敦樹は非常に惜しいシーンが続いていて、今回は決めることができました。名古屋のことはしっかりと分析しています。沖縄で練習試合をした相手です。非常にまとまった、ハードワークをするチームだと思います。そのチームに対してチャンスメークはできると思いますし、ゴールも取れると思います。その分析もしていますし、明日の練習でどのようなダメージを与えるかということに取り組みたいと思います」

(気温も上がってきて連戦になるが、運動量の多いサイドバックについてはどう考えているか?)
「これからどんどん気温が上がることは分かっています。素晴らしい栄養士の石川三知さんが選手たちの水分補給や栄養のところをしっかりと見てくれています。十分に水分を補強し、栄養を取ることによって試合でも体力が落ちないように持っていきたいと思っています。

サイドバックについては、(大畑)歩夢はU-23日本代表で昨日プレーして勝利しましたので、U-23日本代表にはおめでとうございますと言いたいです。(渡邊)凌磨もヒロ(石原広教)もフィジカル的に強い選手だと思っています。1週間で3試合あったとしてもこなせる選手たちだと思います」

(大畑選手は昨日のU-23カタール代表戦で非常に重要な役割を果たしてチームを勝利に導いたと思う。彼を見るのは今年からになるが、彼の成長を感じる部分は?)
「ここ1、2ヵ月で歩夢は大きく成長しています。ボールを持ったときにビルドアップもしっかりできていますし、ラストサードに入ったときもインパクトを残していると思います。能力も非常に伸びていますし、国際レベルのサイドバックになる要素は兼ね備えていると思います。一つ伸ばせるところがあるとすれば、守備でファーサイドにいるときのクロス対応です。このチームの中で最も背の高い選手の一人ではありませんので、スピードを生かしながらジャンプすることが重要だと思います。そこを補うことができる選手だと思います」

(大畑選手はクラシックというよりはモダンなサイドバックで、外だけではなく内側でプレーする技術も高いと思う。マティアス監督はサイドバックにそこまで内側で仕事をさせていないが、発展する要素として大畑選手にそのような仕事を要求するアイデアはあるのか?)
「インサイドハーフにもウイングにも運動量を求めています。ウイングはサイドに出たり中に入ったりすることができます。次の段階として、サイドバックが内側に入るということも考えていますし、片方のサイドバックが後ろに残って3枚回しするというオプションも持っています」

(武田英寿選手は、先ほどマティアス監督が非常に良かったと言った鳥取戦の1点目を奪った。これまでインサイドハーフの選手は一生懸命サイドの崩しに参加してゴール前に入れていなかったが、武田選手は「サイドは2対1だったので自分が関わらなくていいと思って、中に入ろうと思った」という考えでニアサイドに入ってゴールを決めた。彼のそういう得点感覚やゲームメーカーとしての能力で感じることはあるか?)
「我々はインサイドハーフにもペナルティーエリアへの侵入を求めていますが、それをヒデ(武田)がやってくれました。あのゴールは我々が実行しようとしている形が出たものでした。サイドの高いポジションで(前田)直輝が受けて、そこにヒロがオーバーラップして、クロスが上がるタイミングで5人の選手がペナルティーエリア内に入っていくことができていたと思います。

ヒデは練習でも非常にいい左足を見せてくれていました。遠いところからでもゴールを取れる選手です。また、CKやFKでもいいボールを蹴ることができる選手です。その役割での能力や運動量を今後さらに伸ばしていってもらいたいと思っています。日々のトレーニングでも向上心を持って意欲的に取り組む選手です」

(オラ ソルバッケン選手はどれくらいでピッチに戻ってくる可能性があるのか?)
「ワイドのポジションの怪我人が多くなっていますので、そこが我々にとって一つのチャレンジになっています。7人の怪我人がいて、歩夢が代表に行っている状況での対応が短期的なチャレンジになっています。オラに関しては今日かなりポジティブな状況でした。来週中に練習に合流できればと思っています。一度合流すればそこからのプロセスは早いと思います。たとえば2週間後にピッチに立っている姿が見られればと思っています」

(24日には今季初めてカップ戦を戦ったが、カップ戦からの連戦でリーグでの戦いに戻る際に大事だと考えていることはあるか?)
「たくさんのゲームをプレーできるのはいいことです。今は怪我人が多い中での短期的なチャレンジに挑んでいるところです。でもそれは同時に、他の選手にチャンスが訪れ、その選手たちが自らを見せるという状況でもあると思います。連戦のときはしっかりと回復する、リカバリーすることが大事だと思います。レッズは週に3試合くらいのペースの連戦を将来的に戦い続けたいと思っているチームです。そしてサッカー選手としての教育の一環として、選手は自分自身を把握できなければいけないと思います。連戦のときに自らの身体をどうするかということを学ばなければいけません。レッズの選手たちは将来的に1年間で60試合くらいこなせるようにならなければいけないと思います」

(名古屋に対して「チャンスメークはできると思うし、ゴールも取れると思う」と話していたが、そのためにどんなことが大切になるか?)
「名古屋は3連敗スタートでしたが、そこから勢いを取り戻していると思います。非常に戦術的なチームでもあり、試合中にも戦術を変えてきます。戦術的な理由で前半のうちに選手を代えることもあります。そして場合によってはマンツーマンで守ることもあります。サイドからサイドへボールを動かすことと、背後のスペースを使うことについてのタイミングだと思います。たとえばチアゴ(サンタナ)はより多くの背後への抜け出しを狙ってもいいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「短期的なチャレンジに挑んでいる」ペア マティアス ヘグモ監督(定例会見 4/26)

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