19日、『2024 Jリーグ開幕PRイベント』が都内で開催された。J1リーグ全20クラブの代表選手が顔をそろえ、浦和レッズからは西川周作が出席し、4日後に迫ったJ1リーグ開幕に向けて、会場に集ったメディアやJリーグパートナーの前で意気込み語った。



第一部のステージイベントでは、各クラブの選手たちが登壇し、開幕戦の対戦カードごとに、トークセッションが繰り広げられた。
西川にとって古巣であるサンフレッチェ広島との開幕戦に向けて、「僕は2010年から約４年間、広島に在籍していましたが、そのときから広島市内にスタジアムができないかなというように思っていたので、今回すばらしいスタジアムができたと聞いていますし、またそこで強い広島と開幕戦を闘えるということは、僕たちにとっても非常にうれしいことです」と昂る気持ちを言葉に、今シーズンの注目ポイントを紹介するフリップには力強く『GK』とおもいを込めて書いた。
MCからその意図を聞かれると「ゴールキーパーはピッチに1人しか立てませんし、やはり点を決める選手にスポットライトがあたりがちですけど、90分間通して試合を見たときに、『あのGKのセーブがあったから』というように、そのワンプレー、ワンプレーをファン・サポーターのみなさんには見てもらいたいなと。GKの価値を自分たちが高めたいなと思います」とそのおもいを語った。





その後、第二部として、別会場に移動した選手たちは各対戦カードごとのブースに分かれてメディア対応(囲み取材)を実施。
記者から開幕戦を前に今の心境を質問された西川は「ここまでいい準備ができているんじゃないかなと思います。一番感じているのは周りからの期待で、選手みんなにその声は届いていますし、その期待通り、自分たちは高い意識でシーズンに入っていきたいです。いいスタートを切れるようにまずは1戦目から勝利を目指して頑張りたいと思っています」と力強く答えた。
西川にとってもクラブにとっても、そしてファン・サポーターにとっても、今シーズン是が非でも掴みたいJ1リーグのタイトル。
「ファン・サポーターのみなさんが、2006年以来のリーグ優勝というのを心待ちにしてくれていますし、昨年はACL(AFCチャンピオンズリーグ)を獲って、今年はリーグ制覇という期待に僕たちも責任を持って示さなければいけませんし、強い浦和レッズを見せ続けていきたいです」と記者たちを前に覚悟を示した。

J1リーグ優勝という目標に向けて浦和レッズ一丸となって臨む今シーズン。そこに向けて西川自身もファン・サポーターの存在の重要性を強く感じている。
「ファン・サポーターのみなさんがいるからこそ頑張れるというのは強く思っていますし、ホーム・アウェイ関係なく、力強く後押ししてくれることに本当に感謝しています。開幕戦も一緒に闘ってくれることを楽しみにしていますし、勝利を届けたいです」

約50分のメディア対応を終え、今回のプログラムはすべて終了した。



いよいよ開幕するJ1リーグに向け、チームの準備も大詰めを迎えている。
2月23日(金・祝)、エディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1リーグ 第1節 サンフレッチェ広島戦は14時キックオフ。
J1リーグでいいスタートを切れるように、残り4日、チームは開幕戦に向けていい準備を進めていく。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】