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チアゴ サンタナ、サミュエル グスタフソン、オラ ソルバッケン 加入会見

15日、チアゴ サンタナ、サミュエル グスタフソン、オラ ソルバッケンの加入会見が行われ、3選手と西野 努テクニカルダイレクター(TD)が出席し、メディアやファン・サポーターからの質問に答えた。



【西野 努TD】
「みなさん、こんにちは。テクニカルダイレクターの西野です。今シーズンの準備をするにあたって、攻撃力の増強はひとつの大きなテーマでありました。また、 (ペア)マティアス(ヘグモ)新監督との日々の会話の中では『浦和スタンダード』という言葉が多く使われます。世界で継続して闘い続けるクラブ、チームであるために『浦和スタンダード』を上げていこう、毎日の練習、一人ひとりのスタッフの仕事の質、そして選手たちの日々の姿勢、そういったところから『浦和スタンダード』をしっかりと引き上げて今シーズンのリーグ優勝、そして来シーズンにある(FIFA)クラブワールドカップを目指していきたいと考えております。今日紹介する3名はそうした攻撃力の増強と『浦和スタンダード』を世界レベルに引き上げるという意味でみなさんにご紹介できる戦力だと認識しております。本日はこの3人からいろいろな言葉を聞いてもらい、また新シーズンに向けての期待を高めていただければと思います」

【チアゴ サンタナ】
「初めまして。清水エスパルスから加入したチアゴ サンタナです。このビッグクラブに来られて非常にうれしく思います。これから活躍をして、みなさんに喜びを与えられるように頑張りたいと思います」



【サミュエル グスタフソン】
「こんにちは。スウェーデンから来ました29歳、サミュエル グスタフソンです。このクラブに来られて非常に幸せに感じます。このレッズでの冒険、自分自身も成長しながらベストを尽くしてチームを助けたいと思います。みなさんで成長をつかみ取りましょう」



【オラ ソルバッケン】
「こんにちは、オラ ソルバッケンです。25歳、ノルウェーから来ました。ウインガーです。このクラブに来られてとても光栄です。リーグが始まるのが非常に楽しみで興奮しています。この素晴らしいチームが私を快く受け入れてくれたので非常に感謝しています」



[メディアとの質疑応答]
(西野TDに質問です。ソルバッケン選手は半年間の期限付き移籍ということで、ヨーロッパとのシーズン制の違いもあると思うが、時間がない話ですので、今後のことについてクラブとしてはどのように考え、どのような予定で動いているのか?)
「今回、半年でも浦和レッズでプレーするために来てもらえたことを僕らはすごくうれしく思っていますし、光栄に思っています。その先のことはまだ決まっていませんので、当然クラブとしても長くレッズでプレーしてもらえるような環境を自分たちのできる範囲内で努力できればと思っています。そして、そのためには応援してくれるファン・サポーターの方々の力も必要になると思いますので、『このチームでもっとプレーしたい』と思ってもらえるようにできたらいいなと思っております」

(ソルバッケン選手に質問です。珍しい形の移籍になったと思うが、自分の力だけで決められない移籍が決まるまでどのように待っていて、どのような気持ちで過ごしていたのか?)
「未来のことは誰にも分かりません。誰にも読めないことです。ですので今、何かを伝えるのは難しい状況です。最も重要なのは、私がベストを尽くしてレッズというクラブに貢献すること、サッカーを楽しむこと、チームを助けること。その先に自ずと結果が見えてくるでしょう」

(3選手それぞれに質問です。合流して間もないが、レッズのストロングポイントだと感じたことは?)
グスタフソン
「まずは素晴らしい選手たちがそろっていること、経験がある選手、スペシャリストもたくさんいると思います。若くてまだまだ飢えている選手もたくさんいて、それがミックスしているという印象です。すごくハイレベルなチームだと思います。常にお互いの成長を促しているようなところもそうです。すでにディフェンスは相手にとって堅く、ハードでコンパクトです。あとは先ほど西野さんもおっしゃったように、オフェンスをしっかりと成長させれば、さらに強いチームになると思います。それが僕の最初の印象です」

ソルバッケン
「自分の印象もだいたいサミュエルが伝えたようなことですが、最も驚いたのは、足元の技術や俊敏性、スピードです。全体的にボールを持ったときの技術が高く、サミュエルが言ったようにハイレベルだと思います。その辺りが最も印象的だったことです」

サンタナ
「サミュエルが言ったことに似ていますが、一人ひとりの質が高く、練習でみんなが強度高くプレーしているので、非常に強いチームになると思っています。そして自分はレッズに来て約3週間経ちますが、みんなが温かく迎えてくれましたし、気持ち的には3週間ではなく1シーズンいるように感じています。レッズは非常に大きなクラブですし、みんなが成功を目指して日々の練習で頑張っていますので、J1リーグ優勝を目指したいですし、選手、スタッフの助けになりたいと思います。特に監督やコーチは海外から来て、おそらくJ1リーグがどんなリーグかまだ分からないと思いますが、僕が助けになれればいいと思っています。必ず浦和がJ1リーグで優勝できるように、毎日の練習で気持ちを見せて成長できるように頑張っていきたいです」

(レッズが優勝するために非常に大きな役割を担う3人になると思うが、具体的にどういったプレーで貢献していきたいと想像しているか?)
サンタナ
「まずは日々の練習で成長していきたいと思っています。守備に関しても攻撃に関しても一日一日大切にして成長したいと思っています。日々の練習で頑張れば、必ずいい結果が出せると思っています。J1リーグは非常にレベルが高いリーグだと思っていますので、一試合一試合、決勝のように闘いたいと思っています」

グスタフソン
「まず一つは、一日一日、一つひとつしっかりと練習すること、そしてみんなでお互いを助け合いながら成長していくことが重要だと思います。そうすれば自ずとチームが強くなっていくと思います。戦術的な部分では、僕は(マティアス)監督のもとでプレーした経験がありますので、選手たちに植え付けるプロセスを早めるために僕がいいツールになればいいと思っています。1年目なので慎重に行っていくことも多々あると思います」

ソルバッケン
「まずはタイトルを獲るために全員で闘っていきたいです。一日でも早くチームに順応したいですし、個人的にはゴールをたくさん生み、チームとして失点をなるべく少なくしたいです。毎日みんなで努力すれば結果もついてくるでしょう」

(それぞれの背番号を選んだ理由とその番号にどんなおもいがあるのかを教えてください)
サンタナ
「背番号に関しては、自分にとって非常に大切な番号です。なぜかというと12日は妻と付き合い始めた日にちだからです。その理由で12番を選びました。この12番で活躍し、たくさんゴールを取ってチームの優勝のために頑張っていきたいです」

グスタフソン
「BKヘッケン時代に弟がつけていた番号が11番でした。そして自分が付け始めてから、リーグ優勝やカップ戦の優勝など、かなり良い成績を残しました。そのような流れをキープしたいと思い、11番を選びました。同じようにレッズで成功を収めたいです」

ソルバッケン
「そこまで個人的には背番号を気にせずに今までプレーしてきました。小さいころに初めてユニフォームをもらったのが9番でした。ですので、9番は大好きですが、9番でなければ特にそこまで気にしていません」

(グスタフソン選手とソルバッケン選手に質問です。これまで日本でプレーしていた選手でつながりのある選手はいるのか?)
グスタフソン
「以前、(ダヴィド)モーベルグ選手と接点がありました。そして僕がレッズに来る際、かなりポジティブな話を聞きました。それはクラブや国の話です。ですので、Jリーグをよく知っている仲間は誰かと聞かれると、モーベルグです」

ソルバッケン
「キャスパー(ユンカー)がFKボデ/グリムトにいたときのチームメートでしたので、彼がレッズに移籍する前から話をしていました。マリウス(ホイブラーテン)ともチームメートでしたので、2人から日本の話をかなり聞いています。2人とも近い存在なので、前もって情報を伝えてもらうことができました。特にキャスパーは日本の良いところをいろいろ教えてくれました」

(西野TDに質問です。ソルバッケン選手やグスタフソン選手を獲得する上で、AFCチャンピオンズリーグで優勝したことやFIFAクラブワールドカップに出場したことがかなり大きかったと思う。世界で闘ったレッズという名詞にもなるし、世界と本気で闘うという説得力も出せたと思う。実際に交渉する上でどのくらい影響したと感じているのか?)
「どの程度影響したかは本人たちに聞いてもらうのが一番いいと思っています。獲得のときにプレゼンテーションしたり説明したりするときには、高校生の選手でも大学生の選手でも外国籍選手でも、『中期的にチームがこういうふうに成長していきたいんだ』という話をして、それに対して選手に来てもらったら『チームと一緒にこうやって成長してもらえるだろう』というおもいの中で、クラブワールドカップはすごく大きな大会なので、『来年にはそういう大会が控えているよ、そこに一緒にチャレンジしよう』みたいなことは共通してみんなに訴えているところですし、そこは刺さっているんじゃないかと僕は思っていますが、その感想は後で聞いてください」

[ファン・サポーターとの質疑応答]
(選手全員に質問です。ファン・サポーターから何と呼んでほしいですか?)
サンタナ
「チアゴ サンタナ、サンタナ、好きなように呼んでいただけたらうれしいです。自分が加入したときからみんなが温かく迎え入れてくれたので、好きなように呼んでください。そして自分がみんなに喜びを与えるように必ず結果を出したいと思いますので、よろしくお願いします」

グスタフソン
「名前で呼んでもらおうと苗字で呼んでもらおうと、みなさんの好きな形で呼んでもらえたらと思います。(通訳の松下)イゴールが『グスタ』と呼んでいて、かなり短めで呼びやすいと思います。あとはみんなの前で活躍できるように頑張りたいです」

ソルバッケン
「オラ、もしくはソルバッケン、苗字なのか名前なのか、みなさんの好きな形で呼んでもらえたらと思います。特にノルウェーだと『ソル』と呼ばれることがありましたので、その3つから選んでいただけたらと思います」

(選手全員に質問です。日本食は食べましたか?お気に入りはありますか?)
サンタナ
「自分も家族も焼肉が大好きです」

グスタフソン
「まだ来日して短いですが、いろいろ食べさせてもらっています。全て質が高く、日本食はファンタスティックだと思います。新鮮でおいしいと思います。これからも楽しんでいきたいです」

ソルバッケン
「同じく今まで食べたもの全てがおいしかったです。特にこの前、焼き鳥屋に行きましたが、焼き鳥が非常においしかったです」

(サンタナ選手へ質問です。最初のゴールのパフォーマンスは決めていますか?)
「まだ決めていません。ただ言えることは、レッズというクラブでずっとプレーしたかったですし、初めてゴールを決めたらどうすればいいか分からないくらいに喜ぶと思います。どうなるかまだ分かりません」

(グスタフソン選手に質問です。マティアス監督の知られざる一面があれば教えてください)
「表面的には冷静なイメージがあります。スカンジナビア人の多くが持っている側面だと思いますが、内側は非常に情熱があり、エモーショナルな方だと思いますので、みなさん騙されないでください」

(ソルバッケン選手に質問です。ソルバッケン選手のことはレッズに加入する前からずっと応援しています。そんな選手がレッズに加入してくれてうれしい気持ちでいっぱいです。ソルバッケン選手が浦和で成し遂げたいことがあれば教えてください。これからもずっと応援し続けます)
「ありがとうございます。先ほども言ったように、まずは自分のフィットネスの状態を整えてプレーすること、そしてタイトルを獲りたいという気持ちが強いです。まだ相手の情報は少ないですが、我々は強いチームだと思っています。タイトルをつかみに行きたいと思っています」

(選手全員に質問です。浦和レッズに加入して仲良くなった日本人選手はいますか?特に話す選手がいれば教えてください)
サンタナ
「加入する前からほとんどの選手と対戦していますし、西川(周作)選手と酒井宏樹選手とは話したことがありました。自分が加入したときにその2人がすごく喜んでくれました。その2人とはよく話しますが、選手全員と話しています。みんなと仲良くできていますし、チームの雰囲気は非常に明るいですし、みんなとコミュニケーションが取りやすいです。この雰囲気でずっとやっていければ目標を達成できると思っています。全員と仲が良いですね」

グスタフソン
「まずは僕を温かく受け入れてくれたチーム、オラが言ったように本当に入り込みやすいチームだと思いました。安心感もあります。チアゴも言っていましたが、経験のある選手たちが自分たちを両翼に乗せてくれて『問題ないよ』という雰囲気を醸し出してくれるチームだと思います。スペシャリストも多く、その全員がリードを取ってくれます。特に岩尾(憲)選手が「お疲れさま」など日本の言葉を日々教えてくれています。彼が僕のガイドになってくれています」

ソルバッケン
「何度もお伝えしているように、本当に入りやすいチームだと思います。グループがひとつになっていて、温かいグループだと思います。特に日本の文化もあると思いますが、自分らしくいることに何も抵抗がないような感覚があります。経験がある選手が話し掛けてくれますし、1人だけでなく全員が良いコミュニケーションを取っているような環境だと思います。ですので、誰とでも気軽に話せる印象があります。誰か1人を選ぶとしたら宇賀神(友弥)だと思います」

(選手全員へ質問です。シーズン開幕に向けて我々ファン・サポーターも熱量が高まっています。そんな浦和レッズのファン・サポーターに向けて熱いメッセージをお願いします)
ファン・サポーターに向けて熱いメッセージをお願いします」
サンタナ
「引き続き後押しをよろしくお願いします。レッズのサポーターは非常に熱いですし、本当に12人目の選手になっていると思います。今年に関しては本当に大きな目標があり、J1リーグのチャンピオンになることが最大の目標です。リーグは長いのでいいときもあれば悪いときもあります。悪いときもサポーターのみなさんが一緒に闘ってくれれば、チームとしてもっと強くなりますし、目標に近づくと思っています。全員一丸となってJ1リーグのタイトルのために頑張っていきましょう。応援よろしくお願いします」

グスタフソン
「まずはみなさんにスタジアムで会えることを楽しみにしています。もちろん練習場でも待っています。このような興味深いチームに入ることができてうれしく思っています。ファン・サポーターのみなさんと一体となって、良い成功をつかみに行きたいと思います。よろしくお願いします」

ソルバッケン
「みなさんのサポートが必要です。レッズがベストなチームだと聞いています。今まで沖縄に来てくれたみなさん、大原に来てくれたみなさん、本当に素晴らしいサポートをありがとうございます。今後はスタジアムで会いましょう。ホーム、アウェイを問わず、みんなで一緒に闘って優勝を目指しましょう」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

会見の様子はこちらから


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