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ホームで全力を尽くし勝ち点3を
アウェイのベガルタ仙台戦から中3日で迎えるゴールデンウィーク連戦。ホーム埼玉スタジアムに帰ってきた浦和レッズは、5月3日(火・祝)14時からJリーグ第9節横浜F・マリノス戦に臨む。
レッズは4月24日のホーム開幕戦で、昨シーズンのJ王者・名古屋グランパスを3-0で下し、これ以上ない“リスタート”を切った。ところが続くベガルタ戦では、自陣に引いて守備ブロックを作る相手を最後まで崩すことができず、0-1の悔しい敗戦。攻撃面の課題が見つかったのはもちろん、球際やセカンドボールでも優位に立てず、ペトロヴィッチ監督は「何人かがしっかりとしたパフォーマンスを出さなかった。戦術以前の問題で負けにつながった」と敗因の一端を口にした。
横浜F・マリノス戦まではわずか3日。コンディション調整の面からも十分とはいえない日数だが、相手も条件は同じ。とにかく指揮官は、就任当初から強調してきた「常に100パーセントで闘う」というスタイルをあらためてチームに植え付けたはずだ。
横浜F・マリノスは、OBの木村和司監督が昨シーズンから指揮を執っている。昨オフには山瀬功治、河合竜二、松田直樹ら主力を放出し、川崎フロンターレからボランチの谷口博之、柏レイソルから右サイドバックの小林祐三を獲得した。今シーズンはセンターバックの中澤佑二と栗原勇蔵を中心に、両サイドバックとダブルボランチを合わせた6人で守備ブロックを作り、ここまでの3試合で1勝2分。失点はわずか2だ。
攻撃陣に目を移すと、4-4-2の2トップは昨シーズンのレッズ戦で2ゴールを決めた渡邊千真と18歳の小野裕二が入ることになるだろう。スピードと鋭い切れを持つコンビに容易にパスを出させないことが重要になる。
つまり、攻撃のカギを握るのは中盤だ。とりわけ今なおトップレベルを誇る中村俊輔のキックには要注意。前節の清水エスパルス戦で蹴った30メートルの直接FKはポストを叩いたが、弾道には目を見張るものがあった。
レッズとしてはとにかく連敗だけは避けなければならない。前線からしっかりとプレスをかけて奪いどころの意思統一を図り、そして、守備ブロックを崩すための工夫をしっかり見せてほしい。
昨シーズンのホームでの対戦では、相手より多くのチャンスを作りながらも2-3で悔しい敗戦を喫した。チャンスで確実に点を決め、先制したら落ち着いて試合を進めたい。90分のプレータイムで全力を尽くすることがホームでファン・サポーターと勝利の喜びを分かち合うためのポイントになる。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズは4月24日のホーム開幕戦で、昨シーズンのJ王者・名古屋グランパスを3-0で下し、これ以上ない“リスタート”を切った。ところが続くベガルタ戦では、自陣に引いて守備ブロックを作る相手を最後まで崩すことができず、0-1の悔しい敗戦。攻撃面の課題が見つかったのはもちろん、球際やセカンドボールでも優位に立てず、ペトロヴィッチ監督は「何人かがしっかりとしたパフォーマンスを出さなかった。戦術以前の問題で負けにつながった」と敗因の一端を口にした。
横浜F・マリノス戦まではわずか3日。コンディション調整の面からも十分とはいえない日数だが、相手も条件は同じ。とにかく指揮官は、就任当初から強調してきた「常に100パーセントで闘う」というスタイルをあらためてチームに植え付けたはずだ。
横浜F・マリノスは、OBの木村和司監督が昨シーズンから指揮を執っている。昨オフには山瀬功治、河合竜二、松田直樹ら主力を放出し、川崎フロンターレからボランチの谷口博之、柏レイソルから右サイドバックの小林祐三を獲得した。今シーズンはセンターバックの中澤佑二と栗原勇蔵を中心に、両サイドバックとダブルボランチを合わせた6人で守備ブロックを作り、ここまでの3試合で1勝2分。失点はわずか2だ。
攻撃陣に目を移すと、4-4-2の2トップは昨シーズンのレッズ戦で2ゴールを決めた渡邊千真と18歳の小野裕二が入ることになるだろう。スピードと鋭い切れを持つコンビに容易にパスを出させないことが重要になる。
つまり、攻撃のカギを握るのは中盤だ。とりわけ今なおトップレベルを誇る中村俊輔のキックには要注意。前節の清水エスパルス戦で蹴った30メートルの直接FKはポストを叩いたが、弾道には目を見張るものがあった。
レッズとしてはとにかく連敗だけは避けなければならない。前線からしっかりとプレスをかけて奪いどころの意思統一を図り、そして、守備ブロックを崩すための工夫をしっかり見せてほしい。
昨シーズンのホームでの対戦では、相手より多くのチャンスを作りながらも2-3で悔しい敗戦を喫した。チャンスで確実に点を決め、先制したら落ち着いて試合を進めたい。90分のプレータイムで全力を尽くすることがホームでファン・サポーターと勝利の喜びを分かち合うためのポイントになる。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】