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西川「いろんな人のおもいを背負い自分たちでつかみ取った大事な切符」

現地時間19日(火)23時に、キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアム行われる「FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア2023 準決勝 マンチェスター・シティFC戦」に向けた西川周作のコメント。

【西川周作】
(FIFAクラブワールドカップを闘うにあたり、個人としてどんなおもいがあるか?)
「2017年のクラブワールドカップを経験している身としては、当時もアジア王者になり出場権を獲得しましたが、初戦で負けてしまい、まさかの5位・6位決定戦を戦うことになりました。ヨーロッパチャンピオンのレアル・マドリードと対戦するチャンスを逃すことになり悔しいおもいをしましたが、今回はクラブ・レオンに勝利し、ヨーロッパ王者のマンチェスター・シティFCと対戦する権利を得たということで、2017年のリベンジをすることができたと言えます。

ただ、クラブワールドカップはここからが勝負だと思います。マンチェスター・シティと対戦できることはうれしく思いますが、ただ闘うだけじゃなく、より結果にこだわって、そしてとにかく勝ちたいですね。僕たちが勝つことを誰もが予想をしていないかもしれませんが、浦和レッズの名を世界に広めるチャンスですし、クラブにとっても大きく歴史に刻まれることになると思います。そういった意味でもこの試合は非常に重要だと思います」

(大原サッカー場での出発時や、今大会初戦のクラブ・レオン戦での雰囲気を含めて、ファン・サポーターのクラブワールドカップにかけるおもいが選手たちの心を強く動かしたのでは?)
「何度経験しても彼らのすごさには驚かされますし、ファン・サポーターの方々の姿勢というのは、自分たちにアジア王者としての責任感を与えてくれています。

クラブ・レオン戦でも現地の人数でいうといつものアウェイよりも多くなかったかもしれませんが、声の力というのは計り知れず、僕らの背中を強く後押ししてくれました。あの一体感は浦和レッズのファン・サポーターにしかできないことだと思うので、よりみんなで一緒に闘っていることを感じられました。彼らの望みも世界制覇だと思いますし、そのメッセージはしっかり一人ひとりが受け取ったので胸を張って闘いたいと思います」

(マンチェスター・シティに勝ちに行くにあたって、レッズとしては何がポイントになってくるのか?)
「ある程度ボールを持たれてしまうことは想定内ですし、コンパクトな陣形を保つ中でしっかり守れるかという部分と、やはり入りのところで相手のことをリスペクトしすぎないということが大事になってくると思います。ハードワークをしないと絶対に勝つことはできないので、技術うんぬんではなく、球際をしっかり闘うことや、攻守の切り替え、まずはそういったところにみんなでこだわってやっていきたいと思います」

(スタジアムの雰囲気もマンチェスター・シティを観にくる観客であふれることが予想されるが、そういう中でのプレーについてはどうか?)
「そういう雰囲気では、試合前は誰しも不安や緊張を抱えてしまうことは自然なことだと思いますが、ピッチに立ってしまえばみんな吹っ切れてそういった雰囲気も楽しめるようになってくると思います。完全アウェイな雰囲気の中で声は通りにくい状況になると思いますが、一人ひとりが自分のやるべきことに集中してブレずに落ち着いて闘うことが大事になると思います」

(最後に明日の試合に向けて改めて意気込みを)
「この大会に出ている意味はみんなが分かっていると思いますが、振り返れば天皇杯の優勝から始まっているので…それからACL(AFCチャンピオンズリーグ)に出場し、みんなで勝ち上がって優勝したことで今があり、いろんな人のおもいを背負い自分たちでつかみ取った大事な切符です。やはり後悔がないように思いっきり勝ちに行く姿勢を見せていきたいです。試合が終わった後に結果はどうなっているか分かりませんが、全員が胸張って試合終了のホイッスルを聞けるように、とにかく全力でぶつかって勝ちに行きたいと思います。

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【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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