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マチェイ スコルジャ監督 福岡戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第33節 アビスパ福岡戦【MATCH PARTNER 三菱自動車】 試合後のコメント

「5分を過ぎた頃から、試合をコントロールできるようになっていたと思います。PKにつながった場面を含め、30分頃までは比較的いい流れだったと思います。そのいい時間帯の後に、(YBCルヴァンカップ)決勝と同じような形での失点がありました。我々にとってはあまりいい失点ではなかったと思います。練習もして、それを繰り返さないように準備してきましたが、また本日も起こってしまいました。この失点の後は、立ち上がりから30分間見せていたパフォーマンスを再度見せることがありませんでした。後半に入ってからは、左サイドからもより相手の背後に抜け出す動きを増やそうと思い、(小泉)佳穂を交代して明本(考浩)を前に置きました。

2失点目もシンプルなミスからでした。今シーズンはしっかりとペナルティーエリア内をコントロールしながらそのようなミスをずっと避けてきたのですが、この終盤で出てくるようになってしまいました。もちろん、アビスパ福岡も非常にまとまった、フィジカル的にも強い相手です。そして苦しんでいる中で3失点目をしてしまい、我々にとってはかなり悲惨な状況になってしまいました。その後は2トップにして、できる限り攻撃的な形にしました。でも、それで生まれた得点は1点のみでした。

我々のリーグでのホーム最終節でこのような結果になってしまったのは、非常に残念です。今シーズン、ここまでハードワークしてきましたが、ホーム最終節で取りこぼすということがありましたので、悲しい気持ちになります。怪我から戻ってきた選手のコンディションはこれからさらに上がっていくと思われますので、次の武漢三鎮戦ではより良い状態になっていると思います。そして武漢戦が終わったら、リーグで3位を目指して闘いたいと思います。今日のこのような結果の後で、自力でつかむことはできませんが、しっかりと闘っていきたいと思います」

[質疑応答]
(前半30分までの戦いぶりが失点をきっかけに急にできなくなったが、それを再現できなかった理由は?)
「立ち上がりのパフォーマンスを、失点の後は戻すことができませんでした。それがなぜだったのかは、非常に答えにくい質問だと思います。時間が経過するにつれて、両チームのフィジカルの差が開いていったように感じていますので、そのような要素もあったかもしれません」

(少し攻撃に意外性が少なく、そこを相手に狙われたように感じたが、そこはトレーニングで対応したのか、リスクを考えてのことだったのか?)
「リスクを冒さないプレーのみだと、予想外のプレーはできません。また、ピッチ上のリスクは定義がかなり広いものだと思いますが、本日の我々のプレーが相手にとって予測しやすいものだったというのは認めざるを得ません。失点の後、我々のアイデアや信念の部分を失ってしまってはいけないと思いますが、本日はそこの低下があったと思います。

他にも、たくさんの要因があると思います。たとえば怪我明けの選手の人数がかなり多いことも一つだと思います。怪我の前の状態まで戻すことができていない選手も中にはいます。もしかしたら、まだ自信を取り戻していないのかもしれません。そして伊藤敦樹、岩尾 憲という、チームの心臓となる重要な選手が本日は不在だったこともあります。でも、それでも今日よりいい戦いは見せられたはずですから、私も言い訳を探したくはありません。シーズンの終盤になって、ある程度スタメンを固定して戦うことができていない状況もあります」

(前半は小泉佳穂選手の相手を引きつけて逆を取るようなプレーがあり、危険なミスもあったが効果を発揮していたように見えた。小泉選手を早めに代えた理由については?)
「佳穂は良かったと思います。ただ、途中経過が1-1だったこともあり、よりオープンな展開に持っていこうとしました。佳穂はビルドアップで相手を引きつけながら、ミドルゾーンでプレーすることが得意な選手です。

後半はアタッキングサードに入ってからより攻撃的な選手として、明本にその役割を任せました。ルヴァンカップ決勝でもそのようなプレーをしました。しかし、結果を見ればその交代がよくなかったといえるかもしれません。明本が悪い、佳穂が悪い、という話ではありません。2人ともいい仕事をしてくれたと思います。ゲームの流れやチームの機能のところで、私の読みのミスだったと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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