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「5万人以上のファン・サポーターの後押しが、限界を突破して闘える」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 11/10)

10日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、12日(日)に埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第32節 ヴィッセル神戸戦【MATCH PARTNER DHL】に向けて意気込みを語った。

(浦項では大変なおもいをしたと思うが、8日の浦項スティーラーズ戦を振り返ってどうだったか?)
「特に前半はいいスタイル、いい闘い方を見せることができたと思います。(YBCルヴァンカップ)決勝での敗戦の後でしたが、選手たちはチームスピリットを見せることができましたし、高いモチベーションで挑んだと思います。非常にタフな試合でしたが、その中で自分たちのスタイルはしっかりと出すことができたと思いますし、カウンターから(ホセ)カンテのいいゴールが生まれました。ただ、それを最後までキープすることができませんでした。明本(考浩)のレッドカードもありましたが、あの試合の流れを変えたのは相手の後半の交代だったと思います。後半に入って少し我々の体力が落ちてきたところで難しい流れになりましたが、10人になったことによりそれがさらに難しかったと思います。90+4分に失点するというシナリオは我々にとってあまりにも残酷でした。勝ち点を取りこぼし、選手を失い、選手たちの体力のゲージも試合後はゼロになっていたと思います。あのようなフィジカルが強いチームに対して、自分たちのスタイルを出すことができましたし、チームスピリットも見せることができたと思います。そこは私にとっては大きなことでした。決勝の敗戦の後、選手たちはしっかりと立ち上がり、次の試合の準備ができていたということです」

(マチェイ監督が退席処分になった理由が分からなかったが、監督自身は真摯に受け止めて切り替えることができているのか?)
「私には同じような状況の記憶がありません。もう10年や11年前だったと思います。ただ、実際に何が起こったかは別として、このようなことが起これば、常にレフェリーが正しいという状況になります。ですので、この件については多くのコメントをしたくはありません。ただ、何が理由だったのかということは私自身も知りたいところです」

(浦項戦の敗戦から切り替えて大一番のヴィッセル神戸戦に臨む心境は?)
「浦項戦は過去のことであり、すでに歴史になっていることですから、時間を戻すことはできませんので、我々もそうしたいと思っています。神戸戦というエキサイティングなチャレンジが待っていますので、そこに集中しなければいけないと思います。J1リーグも残り3試合ですが、我々がここでしっかりと闘う姿を見せて、このチームはタイトル争いができるんだというところをお見せしなければいけないと思います」

(マチェイ監督がおっしゃるように浦項戦の前半はいいプレーをしていたと思うが、どういった点がよかったと感じているのか?)
「以前、前半と後半の違いについて記者会見で質問されていたと思いますが、いい質問でした。今回も似たようなことが言えると思います。浦項との1戦目は、私にとって初めての韓国とのチームの対戦でした。1戦目の経験の後、どういうビルドアップをした方がいいのか、どういう戦略を使った方がいいのかという準備はしやすかったと思います。(YBC)ルヴァンカップでもガンバ大阪戦との2戦目、横浜F・マリノスとの2戦目はいずれも1戦目より良かったと思います。このような形式で闘うときは、1戦目の経験が2戦目に生きます。また、フィジカル面、コンタクトプレーも我々は重要視していました。1戦目ではそういったところで我々は十分ではなかったと思いますが、2戦目では改善できていたと思います」

(明本選手が退場してからの約20分は判断が難しかったと思うが、アウェイで強い相手との1-1の状態で少なくとも勝ち点1を持って帰りたいと思ったのか?失うリスクがあっても勝ち点3を取りたいと思っていたのか?)
「勝ち点1で十分なのかどうかが分からない状況でしたので、我々は勝ち点3を狙って闘いました。だから興梠慎三を投入したりしました。現行のACL(AFCチャンピオンズリーグ)ではこの試合が勝ち点1だった場合、十分ではないと判断しました。今回、勝ち点を取ることができませんでしたので、最大でも勝ち点10にしかなりませんので、もしかしたらそれではグループステージを突破するのには十分ではないかもしれません」

(厳しい日程になるが、神戸戦では浦項戦に出場しなかった選手たちがどれくらい戻ってこられそうか?)
「正直、まだ分からないというのが答えです。メディカルスタッフがベストを尽くして回復させようとしています。明日の練習が終わったところで実際に誰がプレーできるのかということがはっきりします」

(マチェイ監督自身、神戸戦をどういう位置付けの試合だと考えているのか?)
「非常に重要な試合だと思っています。首位の神戸と対戦です。そして、わずかかもしれませんが、我々にはまだタイトルの可能性も残っています。可能性が残っている限り、そこに向かっていきたいと思います」

(重要な一戦に向けて、どのような言葉を掛けて選手たちのモチベーションを上げようと考えているのか?)
「今は言えません(笑)。選手たちはしっかりと準備してくれると思いますし、5万人以上この試合に駆け付けてくれるとも聞いています。素晴らしいファン・サポーターの方々が本当に素晴らしい雰囲気をつくってくれると信じています。非常にタフでタイトなスケジュールの中で闘っていますが、ファン・サポーターの方々がつくってくれる雰囲気がチームを後押ししてくれると思います。その後押しがあってこそ、我々は限界を突破して闘えると思います。ファン・サポーターの方々に言いたいことは、一緒に闘いましょう、そして一緒に勝利を収めましょう、ということです」

(神戸の強みや対策をどのように考えているか?)
「神戸とのアウェイでの1戦目に似たような展開になると予想しています。大迫(勇也)選手と武藤(嘉紀)選手を抑えることが非常に大事になってくると思います。彼らを中心に佐々木(大樹)や酒井(高徳)選手などが攻撃に参加して強力ですが、彼らは個人としても能力が高いと思います。1対1のチャレンジも我々はしっかりと厳しくいきたいと思います。繰り返しになりますが、大迫選手と武藤選手を抑えることが重要になってくると思います」

(興梠選手はYBCルヴァンカップでメンバー外、浦項戦はベンチスタートだったが、コンディションの問題だったのか?それとも戦略的なことがあったのか?)
「話し過ぎると対戦相手がやりやすくなると思いますので、多くは語りたくありません。連戦が続き、試合数が多い中で、選手たちの反応はそれぞれ違ってきます。多くの試合の中でどのようにマネジメントするかということだと思います」

(浦項戦ではエカニット パンヤ選手が印象的な活躍を見せたが、彼の評価は?エカニット選手はハノイFC戦でもゴールを決めていたが、この1ヵ月でもさらに成長しているのか?)
「浦項戦でのポジティブなところの一つはブック(エカニット)のパフォーマンスでした。ブックが試合に出られるように夏から準備を進めてきた中で、かなり早いタイミングで順応してくれていると思います。ブックはさまざまな能力を持っていると思います。スキルもありますし、ゲームの読みも良いですし、フィジカル的にも強さがあると思います。カウンターからのゴールの場面では、ブックのスピードとゲームの読みと良いパスがありました。浦項戦での良い面の一つでした」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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