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2023JリーグYBCルヴァンカップ 決勝 前日公式記者会見

11月3日、国立競技場で2023Jリーグ YBCルヴァンカップ 決勝の前日公式記者会見が行われた。浦和レッズからはマチェイ スコルジャ監督と酒井宏樹、アビスパ福岡からは長谷部茂利監督、奈良竜樹選手が出席し、翌日の決勝戦に向けての意気込みを語った。

(両監督に質問です。明日の決勝に向けて準備してきたこと、調整してきたことはどんなことか?)
長谷部監督
「明日の試合だけではなくて、目の前の試合に自分たちが最大出力で挑めるように、積み上げてきたものを出そうという話とトレーニング、またコンディショニングを経て挑みたいと、そういうふうに調整してきています」

マチェイ監督
「今シーズンはかなり連戦が続いている中で、我々にとって特別な試合に向けて、ようやく1週間の準備期間があったことは幸運でした。もちろん我々はゲームプランを用意していて、立ち上がりからゲームをコントロールしたいと思っていますが、非常まとまった、タフなアビスパとの試合ですので、難しい試合になると思います」

(両監督に質問です。今シーズン、J1リーグでも対戦しているが、お互いの印象はどうか?)
長谷部監督
「対戦した印象は、守備も攻撃も高いレベルで技術を発揮するグループの力、チームの力は高い位置にあるチームだと思います。また、ACL (AFCチャンピオンズリーグ)を闘ってらっしゃる中でもさらにチーム力を上げている印象です」

マチェイ監督
「今シーズンの後半戦のアビスパを見ますと、決勝でこれ以上タフな相手はなかっただろうと思います。シーズンを通じて成長し続けたチームだと思いますし、ウィークポイントを見つけるのが難しいです」

(奈良選手に質問です。福岡にとって初タイトルに向けた戦いになるが、チームの雰囲気はどうか?)
「今日の練習まではみんな明るく、いつも通りの雰囲気でトレーニングできました。それぞれの特別な一戦に向けての胸の高まりは、あと1日かけて高まっていくんだろうと思います。僕自身も初めての決勝の舞台なので、いい準備をして、いい心の状態で臨みたいと思います」

(奈良選手に質問です。明日の決勝は試合の入りから大事になると思うが、どんなところに気を付けて戦いたいか?)
「本当に特別な一戦、決勝ということで、素晴らしい雰囲気であると同時に、ほとんどの選手が経験したことがないような雰囲気になると思います。その雰囲気の中で自分たちらしさをしっかり発揮できるかというところ、その雰囲気にのまれないことが大事だと思います」

(酒井選手に質問です。レッズにとっては7年ぶりとなるYBCルヴァンカップ制覇に向け、チームの雰囲気はどうか?)
「雰囲気はいいと思いますし、決勝という舞台、サッカー選手としてこれ以上ない舞台だと思いますので、明日は自分たちのベストを尽くしたいです。そして多くのファン・サポーターの方々が来てくれると信じていますので、浦和レッズのファン・サポーターの方々に笑顔で帰ってもらえるように、責任あるプレーをみんなでしていきたいと思います」

(酒井選手に質問です。AFCチャンピオンズリーグに続いて今季2つ目のタイトルが懸かった決勝になるが、どんなおもいで臨むのか?)
「大会は違うので、そこは切り離していきたいと思います。対戦相手も違います。先ほどマチェイ監督も言っていたように、弱点を見つけるのが難しいチームですので、打ち合いのような試合にはならないと思いますし、しっかりとした準備をしたいです。僕自身、アビスパ福岡と対戦するのは初めてなので、そういうことも含めて楽しみです」

(長谷部監督と奈良選手に質問です。決勝を経験した選手が少ない中、浦和のサポーターの方が多いことが予想されるが、その中で平常心を保つためにはどんなことが重要になると思うか?)
長谷川監督
「私の感覚だと気にしないことです。楽しむこと。赤の応援が青の応援だと思うこと。それくらい気にしなくていいと思います。私はあまり気にしていません。アビスパの応援団も来ますし、それが10倍に見えるように勝手に感じます。気にしないでいくことです」

奈良選手
「監督が気にしないとおっしゃっているので、気にしないように。誰もが立てる舞台ではないので、栄誉ある舞台で雰囲気を楽しみながら、うまく雰囲気に自分を乗せていくように、臨んでいきたいと思います」

(奈良選手に質問です。川崎フロンターレ時代にYBCルヴァンカップで優勝したが、決勝には出場しなかった。そのときを振り返ってどんな気持ちだったか?)
「ピッチには立てませんでしたが、チームとして闘っている中で優勝できたことはうれしいが8割、2割は悔しいという気持ちでした。でも、そこまでに全員で闘ってきたということがありますし、それは今の福岡も同じです。決勝までたくさんの選手がピッチに立って戦ってきたので、試合に出ている、出ていないことはあまり関係ないというか、一体感を持って臨みたいと思います」

(全員に質問です。福岡の選手からは「アビスパらしさ」という話を聞き、レッズの選手たちからは「レッズらしい闘いを」という話を聞く。それぞれが思うレッズらしさ、アビスパらしさとは何か?)
マチェイ監督
「我々はこの試合に向けて何か特別なことを用意するというより、今シーズン何ヵ月もかけてここまで作り上げてきた最も良いものをこの試合でも見せたいと思っています。もちろん毎試合、相手を分析してゲームプランを立てていますし、この前の試合からは変える部分があります。明日は非常に興味深いチャレンジが待っていると思います」

酒井
「外から見てくれるみなさんが判断することが一番だと思いますが、僕らは全てにおいてアップデートしようと思っていますし、浦和レッズらしさというよりは、浦和レッズとして目の前の試合全てに勝って、多くのタイトルを獲るという責任感で選手たちは闘っていると思います。今シーズンは思うようなプレーができなくても勝ち点を落とさずにここまでやり遂げられていると思います。それが僕ららしさだと思っています」

長谷部監督
「アビスパらしさということで言うと、プレーの面ではアグレッシブという単語を使っていますが、ここ数年、自分たちの結果、記録を更新し続けています。今回まさに決勝に上がったということも含めて、それが自分たちらしさだと思っています。それを実行、結果につなげるために、常に選手たちとスタッフとクラブが一体となって、難しいゲーム、難しい相手、強いチーム、強いクラブ、大きなクラブと対戦することがほとんどです。多くの試合がそういう状態ですが、そういうチーム、クラブに向かって果敢にチャレンジしていく。それがアビスパらしさだと思います」

奈良選手
「僕たちは傑出した個というよりも、チーム全員でハードワークして、全員で攻撃して、全員で守備をして、一体感があるところがアビスパらしさだと思います。それは選手だけではなくて、スタッフ、サポーターのみなさんを含めて、全員の一体感が今年のアビスパらしさであり、これまでもそうですが、今年も継続してここまでやってきていると思います」

(奈良選手に質問です。明日勝てば福岡のクラブ史上初めてのタイトル獲得となる。優勝カップを掲げるイメージはできているか?)
「僕たちがここまでやってきたスタンスは、目の前の試合に全員が100パーセントで挑む、全員が勝つためにできることを100パーセントでやるということで臨んできました。その考えで言うと、明日の試合が目の前の試合で、その試合に勝つために全員がまとまって戦いたいですし、その先にそういうものがありますが、まずはしっかりと目の前の相手、強くて大きな相手ですが、そこに向かって全員でぶつかっていきたいです。トロフィーとかはその先のご褒美のようなものだと思っていますので、まずはサッカーの試合でしっかりと勝つことにフォーカスしていきたいと思います」










また、公式記者会見の後には、2023JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞表彰式が行われ、受賞選手である早川隼平が出席した。

早川は大会タイトルパートナーであるヤマザキビスケット株式会社 飯島 宏一郎 取締役マーケティング部長からニューヒーロー賞の賞金50万円、クリスタルオーナメントを授与され、改めて受賞の喜びを語った。

【早川隼平】
「栄誉あるニューヒーロー賞を受賞することができて、とても光栄に思っています。自分の力だけでは獲ることができませんでしたし、選手も含め、コーチングスタッフ、ファン・サポーターのみなさま全員のおかげだと思っています。この賞に恥じないよう、明日のファイナルもそうですし、今後もプロでのキャリアで責任を持ってプレーしていきたいと思っています」



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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