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第29節 vs 横浜FC「最後まで闘ったものの勝利は得られず」

29日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第29節 横浜FC戦【MATCH PARTNER 三菱重工】に臨んだ。

レッズは、前半に先制を許したものの、後半に興梠慎三が倒されて得たPKをアレクサンダー ショルツが決めて同点に追いつく。その後も最後まで勝利を目指して闘ったが逆転には至らず、1-1で引き分けた。

何としても勝利したいレッズ。8分には右サイド外側の安居海渡とのパス交換で内側を突破した酒井宏樹が速いクロスを送ると、ファーサイドの小泉佳穂がヘディングシュート。ボールは枠から外れたが、試合序盤からアグレッシブにゴールを狙っていった。

15分にビハインドを背負う展開になってしまい、ブライアン リンセンが負傷交代してしまうアクシデントもあったが、興梠がピッチに入り、まずは同点を目指して攻撃を仕掛けていった。

39分には後方からパスをつなぎ、マリウス ホイブラーテンの縦パスから早川隼平、興梠、小泉がワンタッチでパスをつなぎ、ファウルを受けて敵陣ペナルティーエリアの手前でFKを得る。そのFKはゴールにつながらなかったが、相手守備陣を翻弄する攻撃を見せた。

前半アディショナルタイムには安居が敵陣ペナルティーエリア内に走り込みながら岩尾 憲の浮き球のパスを受けると、興梠、荻原拓也を経由して岩尾のパスを受けたショルツがミドルシュート。しかし枠を捉えることはできなかった。

何としても逆転したい後半、マチェイ スコルジャ監督は小泉、荻原、早川に代えて関根貴大、髙橋利樹、大畑歩夢を送り込んだ。

ピッチに出る前から歌われていたファン・サポーターのチャントを受けながら、レッズの選手たちは、ボールを持てばすぐにフィールドプレーヤー全員が敵陣に入る形で横浜FCを押し込み、ゴールを狙っていく。ボールを動かし、時折ロングパスやサイドチェンジも入れながら守備を固める横浜FCをこじ開けようとした。

そして72分、マリウスの縦パスを髙橋がワンタッチではたき、左サイドでボールを受けた関根がスルーパスを送る。これを受けた興梠が敵陣ペナルティーエリア内で相手に倒されてPKを獲得。キッカーのショルツは冷静にゴール左上に決め、74分に同点に追いついた。

スコアが動いた直後は横浜FCも前に出てくることがあったが、レッズが攻める時間が長いことは変わらない。攻撃を仕掛け、ボールを失っても素早い切り替えから強度の高いプレスでボールを奪い返し、再び攻撃を仕掛ける。

6分が提示されていた後半アディショナルタイムの90+6分、ゴールキックを蹴る西川周作がチームメートに前に出るように指示しながら大きくボールを蹴ると、相手が跳ね返したこぼれ球を伊藤敦樹が拾い、岩尾が前線に送ったボールを興梠が止め、DFともつれながらこぼれたボールを髙橋がスライディングでつなぎ、最後は安居がワントラップしてシュート。しかしボールは無情にもわずかに枠の右に外れ、逆転はかなわず。1-1で試合は終了した。

次戦は、10月4日(水)19時から埼玉スタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ2023/24 グループステージ MD2 ハノイFC戦となる。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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