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「ハイプレスをいかに解決するかが大きなチャレンジ」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 9/13)

13日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、15日に埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第27節 京都サンガF.C.戦【MATCH PARTNER アールディーシー】に向けて意気込みを語った。

(昨日の日本代表の試合は見たか?)
「もちろん見ました。(伊藤)敦樹の素晴らしいゴールがありましたね」

(現場に行った記者から聞くと「あのゴールはレッズでの攻撃のプレーが役に立った」と話していたようだが、彼のプレーぶりや成長をどう感じているか?)
「ここ数ヵ月、敦樹の攻撃のパフォーマンスは大きく進化していると思います。そしてその素晴らしいポテンシャルを代表チームというレベルで見せることができたのはうれしいです。将来的に代表に入るレッズの選手は増えていくと思います」

(マチェイ監督はポーランドで長く仕事をされてきたが、Jリーグは彼のように日本代表で活躍するレベルになるとヨーロッパに移籍することが多い。ポーランドもそうだと思うが、選手が他国に引き抜かれる状況をどう考えているか?)
「ポーランドも日本と似たような状況です。今回の合宿でもJリーグから招集された選手はそこまで多くありません。そして敦樹が今後も代表で活躍し続ければ、国外に行く確率は高まっていくと思います。それは一つの恐れていることです。しかし選手の成長のことを考えればそれが通常のプロセスですので、そうなれば受け入れていくしかありません。

そして、森保(一)監督は素晴らしい仕事をしていると思います。日本代表をずっと見ているが、結果を残している選手とチームのスタイルを構築していますし、ゲームコントロールもできていて、その中で選手のポテンシャルをうまく発揮させていると思います」

(10日のガンバ大阪戦で西川周作選手を起用したが、牲川歩見選手にチャンスを与えるという考えもあったと思う。GKの起用についてどう考えているか?)
「私にとっても簡単な判断ではありませんでした。ニエ(牲川)も素晴らしいGKであり、第1戦で非常に良かったと思います。ただ、現在ファーストGKである西川選手のゲーム勘を維持することも狙いとして第2戦で西川を起用しました。次の京都戦のことを考えると、試合に出ておく方がいいだろうという判断でした。特にGKにとっては試合がない期間が2週間空くことは長過ぎると判断しました。しかしニエも非常にいいGKであることを証明しましたし、何かがあれば迷いなく彼を起用できることが分かりました」

(YBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝の第2戦は第1戦の問題点を修正して突破を決めることができたと思うが、その手応えはどうだったか?)
「戦術をしっかりと実行してくれましたし、規律を守りましたので、戦術的なところで今季のベストゲームの一つだと思いますし、その姿を見ることができてうれしかったです」

(なかなか出場機会がなかった選手の活躍ということでも、今後のJ1リーグに向けてもチームの総合力が上がったと感じたのではないか?)
「通常ベンチに座っている選手たちもピッチに立てばチームに貢献できるというところを見ることができました。例えば誰をセンターFWとして起用するかという頭痛の種があります。ただ、今後はACLもありますし、(FIFA)クラブワールドカップもありますので、たくさんの試合を戦わなければいけないという中でこれが見られたのはよかったです」

(次節の京都サンガF.C.戦はどういうところに気を付けて試合に入っていきたいか?またここが勝敗を分けると思うポイントは?)
「京都との1戦目を思い出しても、かなり苦しい試合だったと思います。Jリーグの中でも最もアグレッシブにハイプレスをかけるチームの一つです。そのハイプレスに対していかにプレーするか、いかにそれを解決するかということが一つの大きなチャレンジになります。また、新加入の原(大智)選手もいいパフォーマンスや決定力をここ数試合で見せていますし、彼と豊川(雄太)選手の連係をどのように止めるかがもう一つのチャレンジになると思います」

(10日のG大阪戦ではセットプレーで先制点を挙げたが、前迫雅人コーチのセットプレーの組み立て方、彼のいいところをどう感じているか?)
「前迫コーチ、サコがチームにいることは我々にとって非常に幸運なことです。常に私はセットプレー担当のコーチと仕事をしてきましたが、サコほど細かいところまで一生懸命準備する人はいませんでした。今回はゴールを取れましたが、ゴールを取れなかったからセットプレー担当コーチが悪かったとは思いません。どの試合でも、点を取っていてもいなくても、セットプレーからシュートに持っていく場面が非常に多いと思います。それはサコの準備のおかげだと思っています。守備のセットプレーでもしっかりと守れていますが、それは塩田仁史コーチ、シオさんがしっかりと準備してくれています」

(前迫コーチはどのように細かいところまで詰めるタイプなのか?)
「まず相手の守備を細かく分析します。そしてセットプレーのあらゆる状況の中で相手がどういう反応をするのかを予測して準備しています。だから彼はできるだけ早く先発メンバーが知りたいと言っています(笑)。このメンバーでこういう形ということをできるだけ早く準備したいということですね。ただ、試合前日の練習が終わってから最終的にメンバーは確定しますので、場合によっては少し待ってもらうこともあります」

(10日のG大阪戦では途中からショルツ選手を右サイドバックで起用したが、以前から考えとしてあったことなのか?実際にプレーを見てどうだったか?)
「ショルツは非常にいい選手であり、私はディフェンスラインだけでなく中盤でもプレーできると思っています。この前の試合では右サイドバックで長めの時間プレーしましたが、非常によかったと思います。アシストもしました。相手のライン間への賢いパスを通しましたし、右サイドバックとしても通用する選手だと思います」

(今後もショルツ選手を右サイドバックで起用することはありそうか?)
「ノーとは言えません」

(京都戦は15日金曜日に行われるが、今季の金曜日はここまで3戦3勝となっている。金曜日に強い要因はあるのか?)
「そのデータは持っていませんでした。情報をありがとうございます(笑)。曜日はたまたまだと思います。金曜日が我々にとってマジックデーというわけではないと思います」

(金曜日の試合だと、例えば準備の面で利点があったりするのか?)
「ここ日本では何曜日であったとしても選手たちは練習を含めて一生懸命取り組んでいますので、むしろ曜日を忘れるくらいです。次の試合まで何日という考え方で準備して実行していますが、それが何曜日なのかということは特に意識しません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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