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小泉「チーム全体として一つになって同じ意思でできるかが大事」

9月2日、明治安田生命J1リーグ 第26節 アルビレックス新潟戦後、小泉佳穂が試合の感想や自身の状況、今後の意気込みを語った。

(試合を振り返ってどう感じているか?)
「率直にチーム全員がそうですし、観ていたファン・サポーターの方々もそうでしょうが、めちゃくちゃ悔しい結果になってしまいました。勝ち点3がすり抜けていったという感覚です。非常に悔しいです」

(小泉選手がプレーしていた時間帯は、相手にボールを持たれながらもコンパクトに守ってショートカウンターを仕掛けるような闘いができていたのではないか?)
「結果論ですが、失点した時間帯は圧力が落ちていたと思いますが、圧力が落ちていてもコンパクトに保って失点をしないということにチーム全体としてシフトしていました。結果論としてはその選択が間違いになってしまいますが、引き込んでしっかりと固めるということは、ディフレクションでアクシデントが起きやすいことは間違いありません。そういう『たら・れば』のような後悔はありますが、今日の状況にもう一度なっても同じ選択になると思いますので、仕方ないと言えば仕方ありません。カウンターで2点目を取れるチャンスもあった中で決めきれなかったこともありますし、僕らが内容で圧倒して攻めきれればああいうことにはなっていませんので、攻撃で時間をつくったり相手に圧力を与え続けたりすることができなかったということは純粋な力不足だと思います。ピッチにいる選手も闘っていたと思いますし、全力は尽くしましたが、勝つ確率を高めるためには、僕は出ていませんでしたが(横浜F・)マリノス戦のような内容にできなければ、アクシデントのような形での失点の確率は上がってしまいます」

(試合の入りはいいプレスができていたと思うし、引いたときもコンパクトにできていて、ここ最近になかったくらいのいい守備ができたのではないか?)
「芝がかなり悪かったこともあり、僕らの狙いにおいては分がいい芝だったと思います。4-4-2のゾーンをしっかりつくって我慢しながら、牽制しながら相手にミスが出たところでしっかりとプレッシングをかけていくということは意図してやっていました。それでうまくボールを奪えたシーンはいくつかありましたし、その狙いはすごくよかったと思います。ただ、僕個人としてもそうですが、ショートカウンターのような展開が多くなり過ぎたこともあり、そこでゴールを取れれば問題ありませんが、もう少しボールを持ってゲームを進めたり、相手を下げさせるようなことができていたりすれば、また違ったのかなと思うところもあります」

(大久保智明選手が負傷退場したり、小泉選手も足をつってしまったり、サイドの選手の負担が大きい形になってしまっているのではないか?)
「大久保選手は長時間の出場を繰り返していましたし、仕方ないものかもしれません。僕自身は今日の展開、今日の相手で元々最後までもたせるつもりはありませんでしたし、できるところまでしっかりと穴を作らないようにプレーしていました。負担は大きいですが、勝つためなので、それはしっかりとやります」

(小泉選手個人はAFCチャンピオンズリーグ2023/24 プレーオフ 理文戦でフル出場したり、今日もJ1リーグでは4月23日の川崎フロンターレ戦以来の前後半にまたがるプレー時間となったりしているが、出場時間が増えてプレーの感覚は良くなっているのか?)
「守備はチーム戦術も個人戦術もできていますし、チームとして浸透しているところもあります。攻撃は個人的にはまだまだです。ショートカウンターからシュートを打ったシーンもありましたし、関根(貴大)選手に横パスを出したシーンもありましたが、もっと決定的な仕事ができて、2点目を取れていたらゲーム運びを楽にできていたと思います」

(ピッチコンディションが悪い中でパスをつないでいくのは難しかったのではないか?)
「つないでいくのは難しかったですが、相手のウイークポイントとこちらのストロングポイントがはっきりしている構図で、酒井(宏樹)選手や明本(考浩)選手のところで競り勝てましたし、伊藤(敦樹)選手の裏へのランニングでかなり優位性をつくれました。ピッチコンディションは悪いですが、そういうプレーではあまり関係ありませんでした。ピッチコンディションが悪いからこそ、相手にもっとプレッシャーをかけなければいけなかったと今は思っています。先ほども言ったように、今は結果論になってしまいますが、相手にプレッシャーをかけ続けられれば、相手は気持ちよくプレーできないような環境でしたし、失点のシーンもそうですが、それが悔やまれます。もう一度同じシチュエーションになったとして、同じ選択も必要ですので、難しいです。チーム全体もそうですが、押し込まれたときにこちらもリスクを負いながら相手に圧力をかける選択をするか、現実的にしっかりと固めるかを選ぶのは、監督の考えもありますし、何よりもチーム全体の意識統一が大事です。次のガンバ(大阪戦)やJ1リーグではチームの中で監督や選手、または選手同士で意思がずれないようにすることが、かなり大事になってくると思います。今日は結果として悪かったですが、同じシチュエーションになったときに、チームとしてどういう選択を取るにしても、チーム全体として一つになって同じ意思でできるかどうかという方が大事だと思います。次どうするかということでこれからブレないようにしていきたいです」

その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
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【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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